美術館にアートを贈る会

アートが大好きな私たちは、
市民と美術館の新しい関係の構築をめざしています。

2022 総会・講演会・懇親会のご案内(11/22)

2022-11-10 13:42:10 | Weblog

コロナ禍によって2年間オンライン総会を続けて来ましたが、ようやく久しぶりのリアル総会を下記の通り開催いたします。
(一部講演会のみオンライン視聴も可能にしています。)
ゲストはいま寄贈プロジェクトを絶賛推進中の美術家・山村幸則さんをお迎えし、最近の作品を中心に、地域との関わりのなかで生まれた作品の数々をユニークな創作プロセスとともにお話いただきます。
ナビゲーターは、当会理事で、宝塚市立文化芸術センター館長の加藤義夫さんです。

心温まる秋の夜をご一緒しましょう。
ご参加のお申し込みを心よりお待ちしております。

■2022 総会・講演会・懇親会

◯日時:2022年11月22日(火)18:30開場

19:00-19:15 総会(活動報告。どなたでも参加可能)

19:15-20:00 講演会「山村幸則さんの表現世界いろいろ」
        2005年から2019年の山村さんの創作活動をまとめた映像や
        最近の作品「無限の弧・高砂生活・星屑男・時のかけらー彼方の情景」など
    
       ゲスト・山村幸則さん(美術家)
       ナビゲーター・加藤義夫さん(宝塚市立文化芸術センター館長) 
(講演会のみオンライン視聴も可能。ただしwifi接続の状況によって不具合が生じることもあることをご了承ください。
 オンラインのみ参加の方は、お申し込みの際にお知らせください。)
    
20:00-21:00 懇親会
       *ささやかですが秋を感じるお食事をご用意しています。歓談をお楽しみください。

◯会場:アートコートギャラリー
    大阪市北区天満橋1-8-5 アーコート1F
    Tel: 06-6354-5444
    http://www.artcourtgallery.com/access.html

◯参加費:3,000円(オンラインのみ参加の方は無料)
     サポート会員は無料。
     サポート会員への申込は当日も受け付けますので受付でお申し出ください。

◯参加申込:準備の関係で、11月17日までにご参加者名と人数、リアルかオンラインかをご記入の上、メールでお申し込みください。
 オンライン申し込みの方には、前日までにアクセス用zoomアドレスお送りいたします。
 事務局メールアドレス:info@art-okuru.org

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★山村幸則作品寄贈プロジェクトへご協力をお待ちしております。

第6弾寄贈プロジェクトHP 
http://www.art-okuru.org/project/index.html

★クラウドファンディング近日スタート予定!


11/6 第6弾寄贈プロジェクト 山村幸則さんと巡るハイキングツアーのご案内

2022-10-30 11:18:38 | Weblog
「芦屋体操第一・第二」山村幸則さんと撮影ポイントを巡るハイキングツアー(芦屋川北側 編)
第6弾寄贈プロジェクト【山村幸則さんの作品「芦屋体操第一・第二」を美術館に贈ろう】の第3回イベントをご案内します。 
今回は秋の遠足です。秋の深まりとともに、作品に親しみ、楽しく豊かな時間をご一緒しましょう。 

作家の山村さんと一緒に、芦屋川上流の「芦屋体操第一・第二」の撮影ポイントを巡ります。 
山村さんの視点、制作逸話を聞きながら、森林浴をいたしましょう。 
撮影ポイントではみんなで松の木になって撮影しましょう! 

参加していただくことで作品のおもしろさは倍増します。 
ぜひ皆さまお声かけの上、お気軽にご参加ください。 

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「芦屋体操第一・第二」山村幸則さんと撮影ポイントを巡るハイキングツアー(芦屋川北側 編)

日時:11月6日(日)午前10時 〜 午後3時予定 (雨天決行) 
   昼食、水分補給のための飲み物は各自持参ください。 

場所:阪急芦屋川駅 北側広場  午前10時 集合 

参加費:保険料として500円(サポート会員、お子様は無料)+ 各自 ヨドコウ迎賓館 入館料500円 

内容:山村さんと一緒に芦屋川上流周辺の撮影ポイントを巡ります。 

参加:大人も子供も大歓迎。どなたでもご参加いただけます。 
   11月4日(金)16時までにメールでお申込みください。 
   info@art-okuru.org <mailto:info@art-okuru.org> 
  (動きやすい服装でお越しください。) 

ルート: 
阪急芦屋川駅出発 → 高座の滝 → 会下山遺跡(当日参加者様と相談) → 山芦屋公園にて昼食 → ヨドコウ迎賓館(内部見学) → 解散 

※雨天の場合はルートが変更になる場合がございます。 

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★山村幸則作品寄贈プロジェクトへご協力をお待ちしております。 

第6弾寄贈プロジェクトHP  
http://www.art-okuru.org/project/index.html <http://www.art-okuru.org/project/index.html> 

★クラウドファンディング近日スタート予定! 

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和歌山県立近代美術館で田中恒子さんのコレクション展が開催中

2022-10-29 10:56:39 | Weblog

和歌山県立近代美術館で田中恒子さんのコレクション展が開催中
  
美術館にアートを贈る会の発起人の一人であり、元副理事長として当会の活動をパワフルに前進させてこられた田中恒子さんのコレクション展が和歌山県立近代美術館で開催されています。
田中恒子さんは著名な現代美術作品のコレクターであり、また住居学•家政学の研究者として大学教育に長年携わってこられました。
2009年に20年間にわたって蒐集されてきた作品を一括で和歌山県立近代美術館に寄贈されました。
当時は819点だったものが、現在では1399点の寄贈になっています。
今回はそのうちの約150点を紹介するものです(美術館のHPより)。
まだ評価の定まっていなかった作品や作家をいちはやく田中恒子さんの感性で収集した作品群によって時代の移り変わりを俯瞰することができます。

ぜひみなさま、この機会に足をお運びいただき、作品をご覧ください。

<コレクション展2022-秋冬>
特集:田中恒子コレクション
会期:2022年10月08日(土)~2022年12月25日(日)
会場:和歌山県立近代美術館
   〒640-8137 和歌山市吹上1-4-14
   TEL. 073-436-8690
   https://www.momaw.jp/exhibit/2022col_autmn-winter/

フロアレクチャー(学芸員による展示解説)
10月8日(土)、11月3日(木・祝)、11月12日(土)、11月26日(土)、12月25日(日) 
*各日14時から1時間程度、1階展示室Aにて。観覧券が必要です。

11月3日(木・祝)午後2時からの学芸員トークに美術館にアートを贈る会事務局スタッフも参加します。
ご都合がよろしい方はご一緒にいかがでしょうか。


11月の活動のご案内

2022-10-20 21:00:40 | Weblog

一気に気温が下がり、秋本番を迎えております。
日頃より当会の活動にご理解とご協力を賜り、ありがとうございます。
2022年度後半に向けて、当会も始動してまいります。

11月の予定

1)和歌山県立近代美術館で田中恒子さんのコレクション展が開催中
  
美術館にアートを贈る会の発起人の一人であり、元副理事長として当会の活動をパワフルに前進させてこられた田中恒子さんのコレクション展が和歌山県立近代美術館で開催されています。
田中恒子さんは著名な現代美術作品のコレクターであり、また住居学・家政学の研究者として大学教育に長年携わってこられました。
2009年に20年間にわたって蒐集されてきた作品を一括で和歌山県立近代美術館に寄贈されました。
当時は819点だったものが、現在では1399点の寄贈になっています。
今回はそのうちの約150点を紹介するものです(美術館のHPより)。
まだ評価の定まっていなかった作品や作家をいちはやく田中恒子さんの感性で収集した作品群によって時代の移り変わりを俯瞰することができます。

ぜひみなさま、この機会に足をお運びいただき、作品をご覧ください。

<コレクション展2022-秋冬>
特集:田中恒子コレクション
会期:2022年10月08日(土)~2022年12月25日(日)
会場:和歌山県立近代美術館
   〒640-8137 和歌山市吹上1-4-14
   TEL. 073-436-8690
   https://www.momaw.jp/exhibit/2022col_autmn-winter/

フロアレクチャー(学芸員による展示解説)
10月8日(土)、11月3日(木・祝)、11月12日(土)、11月26日(土)、12月25日(日) 
*各日14時から1時間程度、1階展示室Aにて。観覧券が必要です。

11月3日(木・祝)午後2時からの学芸員トークに美術館にアートを贈る会事務局スタッフも参加します。
ご都合がよろしい方はご一緒にいかがでしょうか。


2)第6弾寄贈プロジェクト「山村幸則さんの芦屋体操第一・第二を美術館に贈ろう」関連情報

2-1      山村幸則さんと芦屋の撮影ポイントを巡るツアー第二弾
  
11月6日(日)に芦屋の北側をハイキングする予定です。
詳しい案内は改めてお送りいたしますのでお楽しみに。
ぜひご予定ください。

2-2      第6弾寄贈プロジェクトのクラウドファンディングを準備中です。
11月からスタート予定です。

2-3      山村幸則さんの個展が開催中です

『時のかけら-彼方の情景』 山村幸則 展  
会期:10月10日(月・祝)-10月25日(火) 水曜定休日
   12:00~18:00(最終日17:00まで)
会場:自在空間ArtStep
   神戸市中央区中山手通1丁目5-10 SHIBA BLDG.3F
   TEL/FAX 078-331-3134
   https://artstepikuta.stars.ne.jp


3)2022年 総会+トーク

日時:11月22日(火)午後7時〜
場所:アートコートギャラリー   を予定しています。
愉しい秋の集いを準備しています。
  


後半もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 


栗田宏一さん展覧会訪問ツアー(7/18)要旨

2022-08-27 18:53:22 | Weblog

美術館にアートを贈る会
栗田宏一さん展覧会訪問ツアー(要旨)


 日 時:2022年7月18日(月・祝日)
     15:00〜16:00

 場 所:京都 法然院
     栗田宏一展「土の散華」会場
     (現地集合・現地解散)

 参加者:8名

 

 

 


夏の暑さが厳しい京都ですが、中心部から少し外れた法然院は、東山の木々に囲まれ、茅葺の山門をくぐると緑の清々しい非日常の世界が広がりました。


案内看板に従って、庫裏として使われていた建物へ。
作品を鑑賞しながら、栗田さんにお話をうかがいました。

 

栗田さん:
「昨年2021年に、住職からもうすぐ前回の展覧会より25年だとお声かけをいただいたのが、今回の展覧会のきっかけ。
久しぶりに法然院を再び訪問した際、この部屋に入った時、25年もの間に世の中では様々な出来事があり色々変わっているが、25年前と「変わらない寺・変わらない作品」をあえてしようと決めました。
チラシのデザインも25年前のままで、今回は開催日を変更したのみで全く変えていません。」

 

 

参加者からの質問に答えていただきました。(Q:参加者、A:栗田さん)

Q:土の種類は25年前と同じですか?
A:違います。というのも、毎回、最終日に掃き集めて大地に返していますから。

Q:縦27列×横27列の意味は?
A:3×3の数字は、曼荼羅やピラミッドにもあり、仏教、ジャイナ教、キリスト教にもある数字。
これを掛けた9×9=81を1つのグリットとして考えて、3列の27×27とすると、3×3がどこでも作れる。
これは、人間関係と同じで、どこを中心にしても作れるということはコンセプトの1つです。

Q:729種類全て違う土ですか?
A:全て違います。
真ん中が法然院の土です。北海道から沖縄まで、729市町村の土です。
置く順番は、袋に小分けした土をポケットに持ち、ランダムに取り出し、偶然性を大事にしています。土の色合わせはしていません。どんな色の土が隣り合っても似合います。

Q:どんなことを考えながらされていますか?
A:この作品は3日半ほど、20時間はかかります。
始めは淡々と、徐々に極まってくる感じです。自分の腕が土の通路になっている感覚があります。

Q:土はどのようなところで採取するのですか?山や川ですか?
A:田んぼや畑でとる土です。掘らずに、表面に見えている土を集めます。
拾ってきて、乾燥させ、少し砕いたり、篩にかけたりします。
土について自分たちが普段いかに見えていないか。逆に思っている茶色い土はなかなかないのです。
和歌山県立近代美術館の展示作品は色合い、グラデーションで並べてありましたが、自然光と部屋の中の電気の光では見え方が異なり、現場で並び替えたりしました。
自然光の中では、土の色のピンク、緑が見えてきます。
今回の作品は、立って作品を鑑賞いただくより、視点を下げて、正面からよりも斜めから見てもらうのがきれいです。

Q:土に興味を持ったのはなぜですか?
A:元々バックパッカーで海外などを回り、帰ってきて日本のことを知らないと、土の美しさから、足元のことを知らないと思いました。
アートをしている意識はなく、言葉は必要ではない、アートを利用して言いたいことを言っています。

Q:今回の作品は2003年の東京都現代美術館以来となるのですか?
A:空調や期間の問題で美術館ではあまりできません。フランスでは何回か制作しました。

Q:土以外の作品は?
A:小石を使った作品があります。1991年〜今で30年。満月の夜に小石を一つ拾っています。

Q:砂の作品は?
A:砂は無機物なので使いません。
土は有機物で、生きとし生きるものが含まれているので、有機物であることもコンセプトの1つです。

Q:ご自身は仏教にルーツがあるのですか?
A:日本で育つと仏教、神道、アニミズムの3つが自然と結びついています。

Q:7月16日の「散華」公開制作について教えてください。
A:ラストのL字を1時間くらい掛けて制作しました。
最終日24日「放生」では、729種類の土を掃き集めて、法然院の庭に、自然に返します。

Q:次回展覧会のご予定は?
A:
東京都庭園美術館 「旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる」
会期:2022年9月23日(金・祝)-11月27日(日)
参加予定作家:さわひらき、福田尚代、宮永愛子、相川勝、栗田宏一、evala ほか


感想
土がこんなにも美しいことに驚き、感動しました。
静かで繊細で神秘的な作品に思いを巡らす時間となりました。
大変貴重なお話をしてくださった栗田さん、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

作品を鑑賞後には、さらに「土の散華」展チラシにある言葉が響きました。

「まず、足元の自然を見直すことによって、人間が本来持っている何気ない小石や草花など身近な自然と感応し合う心の復活を促すきっかけになればと思います」

 

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【栗田宏一さんプロフィール】
1962年山梨県生まれ。1993年より土の持つ色合いの多様性に着目し、日本各地で 土を採集。それらの土によるインスタレーションを発表している。各地で採集された土は一万点にもおよび、それぞれが乾かされ、ふるいにかけられると、様々な色彩を表す。土が持つその無限の色合いから、過去の生命の痕跡や自然、世界をとらえる試みを続けている。著書に、「土のコレクション(ふしぎコレクショ ン)」(フレーベル館)。

栗田宏一さんの第2弾寄贈プロジェクト(2010年)
http://www.art-okuru.org/project/index02.html

栗田さんのブログ:SOIL LIBRARY
http://soillog3.exblog.jp/