有田芳生の『酔醒漫録』

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

「大丈夫、とスピノザは言う」

2009-08-14 06:06:47 | 東京・板橋

 8月13日(木)早朝から夜までの行動を書いてももはや個人的には意味を感じず。それでも記録すべき感想は多い。ちあきなおみの「黄昏のビギン」などを聴きながらの備忘録。事務所はもはや立錐の余地もないほどボランティアの方々でいっぱい。もっとも狭い空間ゆえの困難。「昨日の世界」で行動を共にした「同志」たち。民団青年会のエネルギッシュな若者たち。こちらまで励まされる爽やかさ。都はるみさん関係の支援者たち。こうした感激の日々はパフォーマンスの「寄らば大樹」への強い違和感を吹き飛ばしてくれるからうれしい。「王様は裸だ」と言い続ける田中康夫と新党日本にしかできないことがある。長田弘さんの詩を読む。「大丈夫、とスピノザは言う。/失うものは何もない。/守るものなどはじめから何もない」(『世界はうつくしいと』、みすず書房)。マスコミで働く知人たち6人が激励に来てくれた。事務所の近くの「鏑屋」で盛り上がる。


政見放送のプロ集団

2009-08-13 06:20:28 | 東京・板橋

8月12日(水)ときわ台駅北口で2時間マイクを持つ。いつもながら熊木美奈子都議の秘書Hさんが参加、ありがたい。大山の事務所に戻りいささかの実務。18日の公示日には午前11時から「第一声」の予定。あっと驚く(かもしれない)意外な応援がある。「出陣式」は午後7時から。詳細はいずれお知らせする。成増で「専務」に告示日の行動をお伝えする。渋谷で政見放送のスタジオ撮影。プロ集団にすべてお任せ。「いいものになりますよ」という言葉に期待あり。帰宅すれば山川暁夫さんの奥様・聡子さんから激励の手紙が届いていた。


「どう生きようと、このように生きた」

2009-08-12 06:08:21 | 東京・板橋

 8月11日(火)朝は小雨の上板橋駅前。大山の事務所に戻り、高島平団地で政見放送の現場ロケ。再び事務所へ。マンションのKさん、ネット告知を見て来た下さったTさん、いつものNさん、名物コラムニストHさん、千代田区議の小枝すみ子さんなどがボランティアで協力してくださる。ありがたい。中野サンプラザで民主党都連と連合東京の総決起集会。長妻昭さんと「ザ・ワイド」での取材以来出会う。「あの店にはまだ有田さんの色紙がありますよ」というのは、まだ長妻さんが当選前に池袋で飲んだ居酒屋のこと。もっともいまは想い出話などを書いているときではない。久しぶりに都心に向う電車に乗ったけれど、鞄のなかの経済書を読む気になれない。長田弘さんの詩集『世界はうつくしいこと』(みすず書房)をむさぼり読む。「人は、誰も生きない、/このように生きたかったというふうには。/どう生きようと、このように生きた。/誰だろうと、そうとしか言えないのだ」(「机のまえの時間」)。そうだなと思う。


一瞬の一日

2009-08-11 05:28:04 | 東京・板橋

 8月10日(月)板橋区内を街宣。夕刻から中台のマンション群に宣伝物を全戸配布。暑い。この1年間、区内をくまなく歩き続けてきたつもりでも出会いにはむらがある。その集大成まであと少し。夜は大山の事務所で民主党、社民党との合同選対。麦茶で乾杯。


自民党支持だった人たちのボヤキ

2009-08-10 09:26:05 | 東京・板橋

8月9日(日)090809_140700021 小選挙区で配布する宣伝物および広報に掲載される文章を大幅に補正。大山の事務所へ。神保町の名物ラーメン店「伊峡」のご夫妻が激励に。成増で「会長」と打ち合わせ。下赤塚で長瀬達也区議の区政報告会。都議会から駆けつけた熊木美奈子都議によれば、議長選出などで「自公」が審議拒否。熊木さんは民主党都議会幹事長代行に就任したそうだ。懇親会で多くの方々と懇談。つい最近まで自民党を支持していたという参加者も。再び成増。「兼祥」のカウンターで食事をしているとテーブル席から「民主党は有田を推薦なんだよ」という声が。お勘定のときに挨拶。何と自民党関係者で「ほとほと呆れている」としばし不満を聞かされる。


大きな発見

2009-08-09 11:19:49 | 東京・板橋

 8月8日(土)総選挙の公営掲示板がいっせいに設置された。午後から板橋区立文化会館で討論会。立候補予定者4人が出席。年金、消費税、拉致問題などがテーマ。この準備をしていて大きな発見があった。選挙公報と小選挙区用の宣伝物を大幅に書き直すことにした。


新しい共同体への構想力

2009-08-08 11:40:17 | 東京・板橋

 8月7日(金)090804_20530002 酒井法子さんの失踪は予想通り覚せい剤使用が原因だった。覚せい剤反応が消えるまで2週間。それまで逃げるつもりだったのだろう。酒井さんの哀しい生い立ちをサンミュージック関係者からかねて聞いていただけに、残念至極。それよりもショックだったことは大原麗子さんの孤独死だ。高島平団地でも独居老人が増えているが、ここでも孤独死がある。高島平警察に実体を訊ねても教えてくれない。どうすれば孤独死を避けることができるのか。センサーを設置して「動き」を感知する方法もあるが、あまりにも人間的ではない。もっとも必要なことは地域共同体の新たな構築だ。東京の出生率が1・09で全国最低なのに対して、沖縄が1・78で全国最高なのは、そこに都会とは違う人間関係があるから。孤独死問題もしかり。これもまた時代的課題だ。栃木県足利市の大豆生田実市長の応援を受けて朝の東武練馬駅北口で訴え。大山の事務所に戻り、小選挙区用政見放送をハッピーロードなどで撮影。夕刻は再び東武練馬駅北口。しばらくすると土砂降りの雨。神保町「家康」で「BS11」の二木啓孝さん、川上郁夫さんと打ち合わせ。


成増で阿波踊りを楽しむ

2009-08-07 05:54:14 | 東京・板橋

 8月6日(木)090806_19050001 午後5時から6時まで成増駅南口で訴え。政治家秘書が「通行人」として眼の前を何度も行き来していた。そのまま商店街の阿波踊りへ。かねてからの知人たちとたわいない話の数々。大山の事務所から駆けつけた長男と最後まで阿波踊りを鑑賞。30歳のころからなじんできた成増の商店街。「ヤンマス」=「ヤングマスター」と言ってきた面々もいまや壮年だ。いくつもの情報に真偽を確認するゆとりもなし。この2年間の選挙準備に続く本番が終われば、いつか検証したいこと多々あり。いまは愛用の「文化手帳」に密かにメモするだけ。朝は平河町のヘッドオフィスで田中康夫代表と役員会。「戦場」たる尼崎と板橋の情報交換。麹町への道すがら、「そうか世間はもう夏休みに入るんだ」と自覚。大山の「あおい珈琲店」で医療問題の資料を読む。事務所に戻れば「全共闘」だったというUさんがボランティアに来てくださっていた。投票日まで23日。


連続する一瞬の鮮烈に生きて思う

2009-08-06 08:28:41 | 東京・板橋

 8月5日(水)090803_17130002 朝は成増駅南口。民主党の田中やすのり区議がマイクを持ち、「民主党が推薦する有田芳生」と訴える。熊木美奈子都議のH秘書も参加してくれた。引き続き下赤塚駅北口へ。新高島平で流通会社の支店長にご挨拶。控室にポスターを貼っていただく。事務所に戻れば昼近く。宣伝物の打ち合わせを行い、読売新聞の取材を受ける。選挙戦に入ってからのプロフィール紹介のため。「最近読んだ本は」と聞かれたので、日垣隆さんの『秘密とウソと報道』(幻冬舎新書)を紹介。とくに沖縄協定にまつわる外務省機密漏洩事件スクープについて、同じことを考えていたことがわかった。あのスクープには取材手法に強い違和感を抱いていたからだ。「週刊新潮」の大誤報の原因など、取材者にはお薦め。都心で打ち合わせ。さらに池袋で「相談役」「社長」と懇談。瞬く間に一日が終わっていく。


合同選対が動き出した

2009-08-05 05:30:56 | 東京・板橋

 8月4日(火)ときわ台駅の近くで支援者と昼食。そのまま駅前で「辻説法」。「わたしは世論調査の仕事をしているんです」という女性から声をかけられた。板橋のナマ情報を聞く。中板橋駅、上板橋駅でも訴える。事務所から成増へ。「相談役」と打ち合わせ。大山の事務所に戻り、民主党の熊木美奈子都議、尾名高勝区議、田中やすのり区議などと合同選対会議。