福島芝1800mで行われる牝馬限定重賞、福島牝馬S。5月のヴィクトリアMのトライアルレースでもあります。
人気は、愛知杯を勝ったキングカメハメハ産駒の5歳牝馬⑮ルビーカサブランカに集まると思いますが、ほとんど力の差はないメンバーだと思います。そうなると、これが引退レースとなる6歳牝馬⑧サトノダムゼルを狙ってみたい。
⑧サトノダムゼルは、体質が弱くてデビュー時期が遅れましたが、そうは言ってもディープインパクト産駒の良血。デビューしてからは3連勝で、4戦目がGⅠ秋華賞。さすがに13着に敗れましたが、その後も善戦を続けるも、生来の体質の弱さから、休養を挟みつつの現役生活。ついに6歳春を迎えて、このレースを最後に社台ファームへ戻ることになっています。
しかし、同じ繁殖牝馬ならば、重賞勝利の勲章があるかないかでは、その後の繁殖人生も大きな違いがあります。堀調教師も「最後のレースなので、精一杯仕上げて送り出します」と、親心を見せてくれています。
馬券は、⑧サトノダムゼルの単勝と、馬連 ⑧⇒⑮⑪③⑥①④⑫②⑩ を幅広く流します。相手は、⑮ルビーカサブランカ、⑪ホウオウエミーズ、③フェアリーポルカ、⑥スライリー、①シャーレイポピー、④アナザーリリック、⑫アブレイズ、②クリノプレミアム、⑩サンクチュエールの9頭。
サトノダムゼル。牧場に戻っても、お母さんになっても、元気でね!