中山マイル重賞のダービー卿CT。過去のレースを見ても、それほど本番のヴィクトリアMや安田記念に直結するレースではなく、やや、中途半端なマイル重賞と言えます。むしろ、中山というトリッキーな舞台が得意な馬たちが集う、特長のない重賞レースだと考えて予想を致します。
狙いたいのは、5歳牡馬⑩ダーリントンホール。2歳時には札幌2歳S3着、3歳時には共同通信杯優勝、皐月賞6着という実績。この実績は輝かしいものと評価できます。底力は一級品だと思います。その後は、マイル路線を進んで、富士Sではソングラインの5着、マイルCSではグランアレグリアの7着。さすがに、マイルGⅠクラスになると、着がやっとという実績。
今回は、⑦ザダル、⑪カイザーミノル、⑮カテドラル、⑤ギルデッドミラー、②インテンスライトなど、マイル実績豊富な馬が集まっていますが、どれもが「GⅠ級」とは言えないレベル。⑩ダーリントンホールの3歳時の底力を考えれば、十分に対抗可能。
また、先週の高松宮記念で1番人気レシステンシアに騎乗して、逃げて敗れた横山武史騎手の挽回にも期待。ちなみに、あの騎乗は間違ってはおらず、敗因は別なところ(レシステンシアが燃え尽き始めていることが敗因)にあると私は思っているので、彼には、悔しくて悔しくて、悶々としていた一週間だったのではないでしょうか。
馬券は、本命⑩ダーリントンホールの単勝と、⑩ダーリントンホールからの馬連5点 ⑩⇒⑦⑪⑮⑤② とワイド5点 ⑩⇒⑦⑪⑮⑤② で。