米国ジョージア州のオーガスタナショナルGCにて、2022年のマスターズ・トーナメントが開幕致しました。
昨年の大会は、日本の松山英樹選手がアジア人として初のマスターズ制覇を成し遂げ、生中継をしていた解説者 中島常幸プロ、宮里優作プロ、TBSのアナウンサーが共に涙で声にならず、「感涙の放送事故」と呼ばれた珍事も発生。日本中を歓喜の声で埋め尽くした大偉業でありました。
今年の松山英樹選手は、年明けのソニーオープンに勝利するなど好調を維持しておりましたが、3月に背中と頚椎を痛めて、先週のトーナメントも途中で棄権。万全の状態で試合を迎えられるかがポイントになりそう。
何と言っても、今年の大会は、前回優勝者としてホスト役が義務付けられております。ちなみに、火曜日に行われた晩さん会では、「前菜」として刺身・鮨・焼き鳥、「メイン魚」には銀だらの西京焼き、「メイン肉」には宮崎和牛のステーキ、「デザート」は日本産あまおう苺のショートケーキと、日本所縁のメニューが出されたそうで、大好評だったとのこと。出来ればプレーの方も、最後までやり切って終わってほしいと思います。
もちろん、連覇の期待もかかります。長い歴史の中で、連覇を達成したのは、ジャック・ニクラウス、ニック・ファルド、そしてタイガー・ウッズの3名だけしかおりません。ここに、松山英樹選手の名前が加われば、ますます日本だけでなく、アジアのゴルフ熱が高まることになります。
ここからの4日間、TBSが地上波+BSで生中継 計32時間をやってくれるそうです。DAZNにスポーツイベントを全部持っていかれていた、日本の地上波TV局も、少し意地が出てきたようです。せっかくのTBSのご努力ですから、我々も十分に楽しませて頂きましょう!