天皇賞(春)というレース、なかなか評価が難しくなってしまいました。このレースだけを勝った種牡馬成績を見ても明らかですが、すでに種牡馬選別競走の意義を失っているレースと言えます。早めに2400mへの短縮を決めるか、実施時期を宝塚記念と入れ替えて、「梅雨の時期に行う、大サバイバルレースにして、凱旋門賞出場の予選!」にしてしまうか。いずれにしても、菊花賞同様、ダービー馬やオークス馬は敬遠するレースになりつつありますので、是非に見直しをお願い致します。
さてレースですが、逃げ馬が3頭もいますし、横山典弘騎手がいますので、最初から飛ばしていくレース展開になると思います。その上で馬場が阪神大賞典のようにかなり重い馬場になれば、世紀の消耗戦になるはずですが、京都は昨日から天気が良くて、パンパンの良になる見込み。
そうなると「軽い消耗戦+ラストの切れ味勝負」になりますので、菊花賞の再現になる可能性が大と思います。したがって、菊花賞上位組で、フィエールマン・エタリオウ・ユーキャンスマイル・グローリーヴォイスの4頭に、1昨年の菊花賞2着のクリンチャーの5頭に絞れます。エタリオウが着を外すことは考えられないので、エタリオウ2着固定・3着固定の三連単で勝負いたします。
なお、当日に想定外の雨が多く降った場合は「重~い消耗戦」へ急変しますので、その時はカフジプリンスとロードヴァンドールのワイドにドカッと1点勝負と致します。
それでは皆様に幸運があらんことを! May the Force be with you!