男子マラソン

世界選手権の代表選考レースのびわ湖毎日マラソンを観戦しました。

序盤のペース配分のアップダウンと後半のびわ湖特有の風の影響か？

優勝争いをしたアフリカ勢も平凡なタイムとなりました。

日本人選手1位の佐々木選手も2時間10分を超える平凡なタイムでした。

本人も大変悔しそうでした。

選考レースはいつも物議を醸します。

同じ条件ではないから、タイムだけでは何とも言えないように思います。

ただ…。私が見ている限りでは…。

日本選手を見て、ワクワクするのは川内選手だけです…。

素人の私が言うのも何ですが…。

先日の東京マラソンのように、果敢にスピードレースにチャレンジするという若手が少ないですよね。

昨日の話題は一色選手でしたが、途中リタイアという残念な結果になってしまいました。

駅伝から2か月でマラソンに合わせるのって難しいのでしょうかねぇ？？？

過去の名選手のことが特集で放送されますが、皆声をそろえるのは、

やるべき練習をすべてやったので、何が起きても大丈夫だと思っていた、

ということです。

これはマラソンに限りません。

今の時代、トレーニング技術も進化しています。

にもかかわらず、結果が出ないというのは何かが違うからではないのでしょうか？

根性論は古いと言いますが…。

マラソンで言えば、過去の名選手は100キロ走ったとか、高地で過酷なトレーニングをしたとか、

やはり、並大抵の努力ではなかったように思います。

過酷な練習から生まれる強い精神力が今の選手に欠けているように見えてしまいます。

まぁ、怪我しては元も子もないのかもしれませんが…。

ただ…。

弱体し、観戦する人が減った競技は皆、衰退します。

スポーツは見ている人の魂を揺さぶるものであってもらいたいという、私の願いでした。