NANAOのメヒコ生活記

この歳でメキシコに住むなんて一大イベントが私の人生に用意されていたなんて、人生何が起こるかまだまだ分からん・・・

久々に大量UP

2007-10-18 15:29:35 | メキシコ生活記

久々に人類学博物館の写真でも載せようかと。。。その前に!最近シティーでは“ある変化”が!何かと言うと、「歩行者用信号機」が格段に増えたんです。これはいい事ですよ!今までは右左右と注意深く確認しても、それでも傍若無人にぶっ飛ばして来る車がいて、ヒヤヒヤしながら横断したもんです。確かに、基本はそれなんですが、それでも歩行者用信号機が有るのと無いのでは大違い。いやはや、シティーの市長さんでしょうかね、頑張ってくれています


さて、風邪気味で頭がボーっとしているんですが・・・こんな時は面白いもの・綺麗なものでも見てスッキリシャッキリしたいなぁ。。。という事で・・・

つるんつるん感がたまらない黒曜石の容器。
『数ある芸術的名品の中でも最も貴重とされるのがこの、妊娠したサルの姿を象た黒曜石容器である。極度に壊れやすい材料で造られたものであり、雨を呼ぶ雲を引き起こす「風の神」であると考えられている(メキシコ国立人類学博物館 日本語版 パンフレットより引用)
       
なぜ風の神様が妊娠した猿の姿になっているのか・・・そこら辺が知りたいところですが、書いてありませんでした。考古学っていう分野の面白さのひとつはこういう点にもあるんでしょうかね・・・


こちらも黒曜石から出来た土器。
『トラティルコに出土した魚の形をした美しい黒色象形土器。先古典期時代の人々の生活形態を知る上での貴重な一例である。』(メキシコ国立人類学博物館 日本語版 パンフレットより引用)

       

       
次の写真は、博物館を入り口とは反対の側から撮影。展示室はこの広い中庭をグル~ッと取り囲む形であり、中庭ではたまにイベントをやったりしていますね。手前には池があって、亀や魚がいます(あれ、魚、いたよな)。
    

で、池(池に咲いているのは、蓮の花とパピルスらしいです)の手前にあるこのオブジェですが。。。
『その内部に時計を備え“トランペット”の音を奏でる金属製・蝸牛。』※「蝸牛」と本には書かれていましたが、「巻貝」または「法螺貝」の間違いであると思われます。(メキシコ国立人類学博物館 日本語版 パンフレットより引用)
ガイドブックの写真では、こんな色はしていないで、もっと茶色い、いかにも“金属”って感じの色なので、塗りなおしたんでしょうね~。しかし、何度も行っているけれど、音を奏でているのは聞いた事がないです。
名前は「SOL DE VIENTO」
        

ちょっとグロいですが、歯に黒曜石やら翡翠やらがついています。昔の人のお洒落だったのか、何かの宗教的儀式でつけさせられたのか。しかし、人間の歯っていうのは何千年時間が経ってもしっかり残るものですよね。ミイラを見るといつもそう思います。後、髪の毛もしっかり残りますね。
「髪と歯は大切に!」
       

2階の民俗学フロアで見かけたバッグ。
      
          
上は、トルティージャを作る時、生地を薄くのばす為の石の道具。

お馴染み(?)巨石人頭像。こちらは「4号」と名前のつけられた発掘品。人類学博物館にはサン・ロレンツォとベラクルスで発見された2つの巨石人頭像が展示されているが、そのうちのひとつ。
         


「シチョピリ像」変わった名前・・・
『身体には花の文身をつけ、ジャガーの毛皮のマントを纏い、花と蝶で装飾された玉座に座っているこの神体像は、青春・愛・踊り・詩・劇などを司っていたとされる花の王子・ショチピリの姿である(メキシコ州・トラルマナルコ出土)。』(メキシコ国立人類学博物館 日本語版 パンフレットより引用)
       
王子様だったんだぁ~しかも“花”の


最後は、一番のメイン室(太陽の石もここにある)に置かれている
「ジャガーの姿をした容器」
      
『アステカ室中央で我々を迎え入れてくれるのは、同博物館内で最も美しいとされる彫刻群であり、なかでもまず第一に挙げられるのがこの“クアウシカリ”と呼ばれる、生贄の心臓を入れるために使われたという「ジャガーの姿をした容器」である。』(メキシコ国立人類学博物館 日本語版 パンフレットより引用)


ちょこっと書くだけのつもりが、いつの間にか熱中してしまっていましたボーっとしていた頭もすっかり冴えました・・・眠れるかな
人類学博物館の写真は、まだまだ沢山あるんですが、整理できていなくて・・・整理出来次第またお伝えします。


※明日更新の記事が「本日のPick up記事」に選ばれました

今週のAB-ROAD記事(10月12日更新)
まさしく楽園!心も体も癒される美しい海・カンクン

過去記事も含めたページ
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