イチゴの子づくりの話は7月8日のこの記事で書きました。イチゴは、どんどん自らのクローンを作り出す植物で、ランナー(蔓)を伸ばしてそこに根を張り葉をつけ、次にまたそこからランナーを伸ばして根を張るということを繰り返していきます。
親株から子、孫、ひ孫、玄孫(やしゃご)と際限なくクローンを作り続けますが、我が家は来年へ向けて苗は10個あれば足りるという小さなスペースしかイチゴには当てられないため、もう十分過ぎるほどの苗は揃いました。
左が子、右が孫
そこで昨日、いよいよ親株から子蔓、孫蔓、ひ孫蔓を切り離す作業をしました。玄孫蔓もありましたがまだ育っていないのでそれらは無視しました。
ひ孫グループ
へその緒のようにつながっているランナーを切ることで、これまで養分や水分を親株から得ていた子、孫、ひ孫は完全に親離れをし、独立して自前で育っていくことになりました。このポットの状態で10月の定植まで苗を育てることになります。
親株は畝から完全に片付け
ここからの問題は、独立して果たして自力で元気に育ってくれるかです。特に今のような暑い時期には朝晩の水やりが欠かせず、更に液体肥料なども時々与える必要がありそうです。
今の段階で元気に見える苗の卵たちは子24個、孫18個、ひ孫8個計50個です。ここから1か月半後に最も元気な10個に絞って定植を考えたいと思います。