花の色が緑色って何か珍しくないですか?花は蜂や蝶などに花粉を運んでもらう必要があるため出来るだけ華やかに、あるいはあざやかな色合いで虫を惹きつけるように進化して来たと、虫に色が識別できるのかな?と思わないでもない理由でとにかく美しいものです。茎や葉はほぼ緑と決まっているので、そこに花が緑では全然目立たず花の役目を果たさないではないかとも思ってしまいます。
それなのに、前置きが長くなりましたが、我が家の庭に咲く「アナベル」は花が緑色です。アナベルはアメリカアジサイとも呼ばれ花の形はアジサイと同じですが、ネットによると決定的な違いは、アジサイは前年に成長した枝に翌年花が咲くのに対し、アナベルは今年成長した枝に花が咲くことだそうです。だから冬になると地上から10㎝くらいの所で枝をほとんど切り取ってしまっても翌年には全く新しい植物のように成長を始めます。北海道のような雪に覆われる地域にうってつけの花のようで、我が家の園芸業者もたくさんのアナベルを植えてくれました。
このアナベルは、花の咲き始めはライムグリーンと言われる薄い緑色で、満開になると白、秋になるとアンティークグリーンというシックな緑色に変わります。アジサイにも緑色のものがあるそうですが種類は少なく、アジサイと言えば赤、紫、青などが主流でしょうからやはり違いそうです。
花の時期も長く楽しめるもので、今我が家の庭で花と言えばこのアナベルとグランドカバー用に植えているタピアン、それに畑に虫除け用に植えているマリーゴールドのみです。このまま秋を迎えることになりそうです。
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