夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

道民御用達エアドゥ

2023-11-19 08:21:48 | 旅行

先週金曜日から1週間の予定で敦子だけ水戸へ帰省中です。カナダにいた頃は良く冬の期間に敦子が日本に帰省し、清志は雪かき対策などでカナダに留まることを1,2か月、長い時は5か月くらい行っていたこともありますが、それ以来しばらくぶりでお互い別生活を楽しんでいます。

今回の帰省ルートは、エアドゥで旭川空港→羽田空港へ飛び、羽田空港→水戸は高速バスの利用です。帰りも同じルートになります。4月に二人で帰省した時は美瑛町→新千歳空港へマイカーで行き、スカイマークで新千歳→茨城空港へ飛び、茨城空港→水戸はバス利用でした。コスパ、肉体的負担度などを比較検討していますが、今のところ今回のルートの方が気に入っているようです。旭川空港は何と言っても我が家から車で15分という近さが魅力です。

旭川ー羽田には現在エアドゥとANA、JALの3社が運航しており、エアドゥとANAは共同運航ですから実質は2社の運航ですが、来月15日から成田ー旭川にLCCのスタージェットが毎日就航することになっており、我が家の帰省ルートにもう一つ成田空港利用という選択肢も増えることになります。

さて、今回のエアドゥですがちょっとトラブルがありました。予約をオンラインで行ったのですが、その際予約完了画面に9桁の予約確認番号が表示されます。この予約確認番号はこの時1度しか現れず後から送られる予約完了を知らせるメールには表示されません。一般的に考えれば後から送られる予約完了のメールに全ての情報が送られて来るだろうからと予約確認番号をメモしたりその画面を印刷しておくなどということはしないと思うのです。今回私が妻の代わりに私のクレジットカードを使って予約し、その9桁の予約確認番号を控えていませんでした。

それで当日搭乗手続きにカウンターでメールのコピーを示したところ、「9桁の予約確認番号はありますか?」と聞かれました。「ない」と答えると。「それでは決裁した時のクレジットカードを見せて下さい」と言われました。たまたま搭乗手続きに一緒にいたので私のクレジットカードを示して事なきを得ましたが、もし一緒にいなければどういうことになっていたのでしょう?搭乗できなかったかも知れません。

どうにも腑に落ちないので、帰宅後エアドゥの本社に問い合わせをしてみました。それで初めて上述のオンライン予約の完了画面に予約確認番号が表示され、その時限りで後はメールで知らせることはないということを知りました。なぜメールで知らせないかと聞くと「もしメールアドレスが一字でも違うと違う方に全ての情報を送ってしまうのでそれを防ぐため」だと言います。だからメールのコピーでは搭乗手続きが出来なかったのでした。

しかし「それは極めて不親切であり、もし1度しか示されない予約確認番号が搭乗手続きに必要ならその旨を画面に表示し強くコピーをしておくことを促すべきではないか」と抗議したところ、「今システムを検討中であり、お客様の声として伺っておきます」という対応でした。そこでやっと9桁の番号を教えてもらい、それを妻にメールで知らせたので帰りのフライトは問題ないことと思います。エアドゥは道民の足ですから今後のために是非システムが変わることを期待したいです。

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カラマツの黄葉

2023-11-18 07:31:10 | 美瑛町~冬

今、北海道はカラマツの黄葉が美しい時です。

美瑛川とカラマツの黄葉と十勝岳連峰

ところで私は、カラマツという言葉は知っていましたが実際にはどういう木か全く知りませんでした。松の一種ですから針葉樹で葉は針状の細いものです。ただ普通の針葉樹のようにその針先が痛いことはなく柔らかいのがカラマツだそうです。

この辺りから普通の松とは違ってきているようです。針葉樹は常緑樹で黄葉(紅葉)はせず冬でも緑で落葉はしないはずなのに、カラマツは針葉樹の中で唯一黄葉し冬には落葉してしまう木でした。この時期至る所にカラマツの落ち葉が広がっています。

そういうことを知って一昨日、あまりの晴天に誘われて久しぶりに就実の丘に出かけてみました。就実の丘は、旭川市と美瑛町の境目にある丘状の畑が広がる場所ですが、ここからは旭岳も十勝岳も何も遮るものがなく見られる美しい所です。

旭岳方面

十勝岳方面

この時期ならではの真っ白の山と黄葉のカラマツが作る風景があまりにきれいで、思わず感嘆の声をあげてしまいました。

 

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キトウシの森きとろん

2023-11-17 07:50:03 | 日記

昨日は、久しぶりに快晴の1日となったため美瑛町のお隣東川町にオープンした「キトウシの森きとろん」に初めて出かけてみました。この施設は、冬に何度も出かけるキャンモアスキー場を初め、標高450mの小高いキトウシ山全体が森林公園となっており、中腹に以前からホテルが建っていたものをリニューアルしてこの夏オープンした日帰り温泉施設です。

東川町に強く入れ込んでいる建築家の隈研吾氏が監修したという木材をふんだんに使ったユニークな建物が目を引きます。中に入ってみると、1階はレストランと売店、2階が男女別の浴室、3階は屋上デッキとなっていました。

こちらの温泉は「きとろん」という名前のとおり「とろん温泉」です。とろん温泉は天然の湧き上がるお湯ではなくとろんという貴重な鉱物から浴素を抽出し温泉として利用したもので、国(厚生労働省)が認めた人工温泉です。天然温泉と同じように遠赤外線で良く温まり、腰痛、肩こり、神経痛等々に効能があるそうです。

お風呂は小浴槽、大浴槽、露天風呂、サウナと分かれており、昨日は大浴槽と露天風呂を利用して見ましたが、何かお湯が柔らかい感じがして普段あまり長湯はしない私でも長く浸かっていられました。トロン温泉はサウナに特徴があるそうで、通常のサウナは90度以上の高温ですがトロンサウナは50度程度と体への負荷を少なくして発汗を促すので高齢者でも利用しやすいものだそうです。妻は2種類のサウナが気に入ったと言っていました。

入浴の後もう一つのチェックポイントであり楽しみだったレストランに入ってみました。このレストランも新しい試みがあり、ご飯とみそ汁の他に9種類の小鉢が揃っていて、それを5皿で1100円、7皿で1400円、9皿で1900円という風に自分で好みの小鉢で定食を作ります。昨日は5皿のセットにして見ました。

小鉢はちょうど良い量で、ご飯は東川町のゆめぴりかが食べ放題となっていました。明るいレストランの窓からは東川町の田園風景が一望に見渡せ、気持ちよく食事が出来ました。

決済システムも新しく、お風呂の利用(大人1000円)の他レストラン、ショップなどの利用も最初に受付で渡されたチップ入りのブレスレットに記録されて行き、帰りがけにそれで決済をするものでした。新しい形の日帰り温泉施設ということで夏は家族旅行村のキャンパー達や冬はスキーヤー達の利用も見込まれることでしょう。東川町はいつも新しいことをやるものだと感心しました。

しかし、コスパ的には昨年良く利用した東神楽町の「森の湯花神楽」の方に軍配が上がるかなというのが正直な感想でした。

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プロの雪囲い

2023-11-16 07:55:08 | 

先日、我が家の庭の造成をしてくれた平間造園の荒谷さんが別件で来られた時に雪囲いについて聞いてみました。

我が家としてはお金を払ってもプロにやってもらいたいと思っていたのですが、彼の見立てでは庭木として植えたトネリコ、ジューンベリー、アオダモ、シュラの木、プルーンなどは全部葉が落ちるからその後は多少雪で枝が折れることはあっても特に何もする必要はないということです。今年はまだ背丈が低いから雪囲いをしようと思えばできるが、これからもっと大きくなったら出来ないのでそういうものだと思って良いそうです。

ただ、背丈の低いブルーベリーやライラック、ラベンダーなどはしっかり縛って雪の重みを防ぎましょうということで、ブルーベリーの木にお手本を示してもらいました。さすがプロ、先日私が道路側に植えたドウダンツツジに施した雪囲いなどまるで幼稚園児の作業だったと思えてしまいました。

手際よくテープを回し、そんなにきつく縛っても良いの?と思えるくらいに縛り、更に木の周りに支柱を三角錐状に組んでそれに縛り付けて固定しました。テープの縛り方も男縛りとかいう独特の方法があるようで、それはyoutubeで知っていましたがとても自分では覚える気にはなれずにスルーしました。

プロの仕事

「こういう風に残りもやって下さい」と敢えてお金を取ってやる仕事でもないということだったので、昨日何とか自分でやってみました。プラスチック製の支柱は残りがほとんどないし敢えて買う気はなかったのでビニール製の細いロープだけ買って来て、教えられたとおりかなり強めに縛ってみました。なるほど数日降った雪のためラベンダーはすっかり雪の重みで地面に這いつくばっていましたから、これを束ねてきつく縛っておくことは効果があるものだと分かりました。これでうまく行けば来年からの庭木の越冬には自信が持てるというものです。

素人の仕事

今、もう一つ雪の対策としてカーポートに雪除けネットを張ることを考えています。これはまた別のプロにしか出来ない仕事で打ち合わせを行っています。その話は後日まとまった時に書くことにします。

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ベスト・ツーリズム・ビレッジ

2023-11-15 08:38:35 | 旅行

先日、美瑛町が国連世界観光機関(UNWTO)によってBest Tourism Villege2023に認定されたことがニュースになっていました。今年は世界中から推薦があった260地域の中から54の地域が選定され、日本からは美瑛町の他に宮城県奥松島、長野県白馬村、岐阜県白川村が入っています。

UNWTOホームページから

これはどういうものなのかちょっと調べて見ました。UNWTOがベストツーリズムビレッジの認定制度を始めたのは2021年からです。応募資格は、人口1万5千人以下の町村で地域社会に根差した価値観、商品、ライフスタイルを維持・促進し、経済、社会、環境のあらゆる側面において持続可能性に取り組んでいる農村観光地であること、だそうです。

美瑛町は日本で初めての「持続可能な観光目的地実現条例」を制定したことなどが評価されたと言っています。認定手続きは国内で観光庁の審査を経て推薦され、その後UNWTO内での審査を受けて総会で認定発表されます。

2021年には日本から京都府美山町と北海道ニセコ町が認定されましたが、2022年は該当なしでした。認定期間は3年で再申請することも可能だそうです。以前書きました「日本で最も美しい村連合」はNGO特定非営利法人の認定でしたが、こちらは国連の認定ですから趣旨は違いますが美瑛町としては更に箔が付いた感じです。

静かで手を加えていない自然美というものは世界中どこでも旅行者を惹きつけるものですから、今はアジアからの観光客が多い美瑛ですがこれからは欧米からの観光客も多くなって来ることでしょう。

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