夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

すずらん大学講義の日

2023-11-10 08:04:13 | シニアライフ

昨日は、美瑛町のシニアカレッジ「すずらん大学」の月1回の定例講義の日でした。朝9時からホームルームが始まるため10分ほど前に教室である町民センターに出かけました。9時30分までのホームルームは、1学年の委員長である敦子の仕切りで運営されます。本日の日程の確認、事前に注文していた昼食弁当の料金徴収と今後の注文先の検討、11月30日の自治会主催行事「チャレンジデー」の内容確認等です。

9時30分からは全学年と聴講生が一堂に会して講義を受けました。昨日は、2部に分かれ、1部は「ファインダーの世界への誘い~美瑛の魅力再発見」と題して元美瑛町職員で退職後の現在はNPO法人美瑛町写真映像協会会長の飯田博志氏の作品を見ながらの写真撮影の妙味の講演でした。

飯田氏は、写真家前田真三氏が美瑛町の廃校舎を利用して拓真館を開設する時に町の課長をしていて前田氏に出会い、それから写真の世界に飲み込まれていったそうです。前田氏の教えの中で今でも覚えていることは「撮影に赴く時はあらかじめ被写体の目的を2,3決めておき一気にそれらを撮ること」だそうです。

作品の一つ 星を撮ることが多いとのこと

作品を見せられていた中にダイヤモンドダストの写真があったので、私達はまだ一度も見たこともないことから、撮影場所、時間、気象条件、技術的な注意点などをここぞとばかりに質問してみました。すると撮影場所はいつも散歩で近くを歩いている丸山橋であり、時間は朝日が昇る朝7時過ぎだということでした。そして大切な気象条件としては氷点下20度以下の良く晴れた朝、風のない、霧が出ていない日に狙うのだそうです。そういう条件が揃ったら三脚にカメラを固定し、200ミリくらいの望遠レンズを使い、ピントはダイヤモンドダストが現れそうな場所辺りにある木か何かに合わせ、絞りは開放気味にするということでした。

フリー写真で氏の作品ではない

場所は直ぐ分かるし時間も問題ないものの、私のコンパクトデジカメで技術的な条件が満たされるか疑問ですが、この冬条件が整ったと思える朝には是非トライしてみたいものです。

講義の2部は、「シニア健美操教室」として日本健美操協会認定指導員の平澤真由美氏の指導で椅子に腰かけたままで出来る体操をみっちり1時間行いました。この日は近くの小学校から子供たちが私達の講義風景を見学に来ていたので、彼らも一緒に運動していました。結構汗をかくほどでした。

午後からは選択学習ということで私達は太極拳授業でしたからこれまた体を使い、更に役員会に出席して頭を使って来たので、いつもの大学の日同様「疲れた~」と言いながら帰宅しました。

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