夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

キトウシの森きとろん

2023-11-17 07:50:03 | 日記

昨日は、久しぶりに快晴の1日となったため美瑛町のお隣東川町にオープンした「キトウシの森きとろん」に初めて出かけてみました。この施設は、冬に何度も出かけるキャンモアスキー場を初め、標高450mの小高いキトウシ山全体が森林公園となっており、中腹に以前からホテルが建っていたものをリニューアルしてこの夏オープンした日帰り温泉施設です。

東川町に強く入れ込んでいる建築家の隈研吾氏が監修したという木材をふんだんに使ったユニークな建物が目を引きます。中に入ってみると、1階はレストランと売店、2階が男女別の浴室、3階は屋上デッキとなっていました。

こちらの温泉は「きとろん」という名前のとおり「とろん温泉」です。とろん温泉は天然の湧き上がるお湯ではなくとろんという貴重な鉱物から浴素を抽出し温泉として利用したもので、国(厚生労働省)が認めた人工温泉です。天然温泉と同じように遠赤外線で良く温まり、腰痛、肩こり、神経痛等々に効能があるそうです。

お風呂は小浴槽、大浴槽、露天風呂、サウナと分かれており、昨日は大浴槽と露天風呂を利用して見ましたが、何かお湯が柔らかい感じがして普段あまり長湯はしない私でも長く浸かっていられました。トロン温泉はサウナに特徴があるそうで、通常のサウナは90度以上の高温ですがトロンサウナは50度程度と体への負荷を少なくして発汗を促すので高齢者でも利用しやすいものだそうです。妻は2種類のサウナが気に入ったと言っていました。

入浴の後もう一つのチェックポイントであり楽しみだったレストランに入ってみました。このレストランも新しい試みがあり、ご飯とみそ汁の他に9種類の小鉢が揃っていて、それを5皿で1100円、7皿で1400円、9皿で1900円という風に自分で好みの小鉢で定食を作ります。昨日は5皿のセットにして見ました。

小鉢はちょうど良い量で、ご飯は東川町のゆめぴりかが食べ放題となっていました。明るいレストランの窓からは東川町の田園風景が一望に見渡せ、気持ちよく食事が出来ました。

決済システムも新しく、お風呂の利用(大人1000円)の他レストラン、ショップなどの利用も最初に受付で渡されたチップ入りのブレスレットに記録されて行き、帰りがけにそれで決済をするものでした。新しい形の日帰り温泉施設ということで夏は家族旅行村のキャンパー達や冬はスキーヤー達の利用も見込まれることでしょう。東川町はいつも新しいことをやるものだと感心しました。

しかし、コスパ的には昨年良く利用した東神楽町の「森の湯花神楽」の方に軍配が上がるかなというのが正直な感想でした。

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