今日は、篠崎夫妻に美瑛周辺を楽しんでもらう旅の番外編第1弾として、旭岳へロープウェイで登り、裾合平(すそあいだいら)まで片道約3㎞のチングルマ他の高山植物を見るトレッキングに出かけて来ました。
この時期旭岳ではチングルマの群生が凄いということで、初めて出かけたのは昨年7月8日でした。それは素晴らしかったので、是非この感動を味わってもらいたいとご夫妻と北海道旅行を相談し始めた昨年から企画していたものでした。天気だけが心配でしたが、今日は午前中は晴れ、午後になって旭岳の頂上辺りにガスがかかり始めた程度で絶好のトレッキング日和でした。
ロープウェイの姿見駅を出ると目の前に標高2291mの旭岳の雄姿も完璧に見えました。今日のタイミングしかないご夫妻に旭岳を見てもらえたことが正直嬉しかったです。
歩き始めると、最初に見ることが出来るチングルマとコエゾツガザクラの競演は見事なのですが、ただ何となく去年と比べると少しボリュームが少ない気はしました。今年は5月、6月が寒い日が多かったことで花の生育にはあまり良くない環境だったのかも知れません。
軽いアップダウンを繰り返し、途中で雪渓を4度渡ったりして目的の裾合平に着くと、目だったのはチングルマよりも旭岳の東斜面の雪渓が織りなす白鳥でした。これは昨年よりずっと見事に白鳥になっていました。
チングルマの群生状況はやはり少し寂しかったものの、その光景に美しさを感じ取ってもらえたものと思います。今日見られた高山植物は、チングルマ、コエゾツガザクラ以外では、メアカキンバイ、キバナシャクナゲ、エゾイソツツジ、エゾコザクラなどで、北国の短い夏の山を彩っていました。
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