夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

レストラン六花山荘

2024-05-18 08:22:08 | グルメ

六花亭は、帯広に本店を持ち、アートビレッジや六花の森などアーティストを支援する様々な活動を行っており、お菓子の美味しさに加えてその経営方針や社会とのつながり方にも共感出来る私の大好きな菓子メーカーです。

その六花亭の予約限定レストランが中富良野にある事を昨年秋に知りました。特に宣伝をしてるわけでもないので、知る人ぞ知るの世界ですね。早速予約をとろうとしたのですが10月末には今期のお店は終了すると言う事で予約は満席で取ることが出来ませんでした。

そして今年5月10日からのオープンに向けて早速リベンジの予約を入れ、やっと昨日出向くことが出来ました。金・土・日の週末のみオープンの上、予約のみのランチコースです。ディナーはありません。

中富良野森林公園の森の中を奥深く進んだ先にそのお店はありました。道路から木製の橋を渡り洒落た木の建物は期待を裏切りません。重い木彫りのドアを開けるとにこやかなスタッフのお出迎えにホッとしました。部屋はいたってシンプルで暖炉と旭川家具で揃えた調度品と大きな窓が印象的で空間を広くとっているのにどっしりとした落ち着きがあります。

お料理は和食か洋食かは月ごとに代わるそうで、昨日は和食でした。料金は全て込みでどちらのコースも3000円です。最初に出されたのは、木彫りのお盆にご飯、豚汁、インゲンの白和えが乗っています。豚汁は大きめの器にたっぷりと入っていてとってもコクがあり美味しかったです。こんな美味しい豚汁は初めて頂きました。ご飯も米粒が立っているご飯ってこういうのを言うのかと思いました。夫と一口食べては美味しいねと言いあいながらの時間でした。

インスタ映えのする豪華さとは正反対で、写真では地味な感じに見えてしまうかも知れませんが、でもこういうスタイルを貫いていることも六花亭らしさを感じます。洋食コースも多分こういうスタイルだろうと思います。次つぎに運ばれて来た料理は、今が旬のアスパラのお浸し、メインの富良野ポークのメンチカツと春キャベツのコロッケ、熱々の茹でたてのホワイトアスパラも添えてくれました。そしてパセリを練りこんだスパイスカレーにこれまた熱々の揚げ出し豆腐です。

すでにお腹は一杯なのですが、ここからが六花亭のデザート三昧です。何と4種類も出てきました。新作のクルミを挟んだ美味しいスイーツにイチゴミルフィーユにアイスのバターサンド、そして最後はたっぷりのティラミスでした。

もちろん、昨日は夕ご飯は抜きでお腹を整えました。豪華な材料を使ったメニューでは無いのですが、何だかとっても充足感と満足感がありました。夏にカナダの友人たちが訪ねてくる予定なので調整できればここの予約を取りたいねと夫と話しながら帰ってきました。やはり六花亭は素晴らしいです。

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