夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

ひぐま大学2年生の入学式

2024-05-20 07:02:38 | 山歩き

昨日は、大雪山に登りその自然を学ぶ「ひぐま大学」の今年度の入学式が旭川市で行われました。この「大学」は今年で第44期ということですからもう半世紀近く運営されている由緒ある登山同好会です。昨日もまた10数名の新入生を迎えての入学式となりました。

運営の主体は「大雪と石狩の自然を守る会」が行っていて、その代表をされている寺島一男さんが大雪山ばかりでなく北海道の山や自然に熟知されている方なので、毎回登山対象の山についての本などでも得難い知識を共有していただけることが活動の魅力となっていると思います。

昨年は1年生として夫婦で初めて参加しましたが、妻は規定の3度の登山は達成したものの大雪山本体に登ることは難しいと今年の参加は見送りましたので、今年は夫だけが単独参加となりました。私(夫)は昨年修学旅行だけは不参加でしたが、その他の山行は全て参加して皆勤賞を得ていたので、今年もそのつもりで張り切っています。

ただ、今年の予定を見ると音江山(5月)、原始ヶ原(6月)、雨竜沼湿原(8月)とまだ出かけたことがない山行があり興味がわくのですが、本番の大雪山では7月に旭岳・裾合平、9月に十勝岳と昨年個人的に登って「きつかった」思い出のある山行が企画されていてこれには少し困惑しています。「皆勤賞を狙う」と宣言した以上逃げはしませんが、「あーまたあのきつい坂を登るのかぁ」という気持ちを払しょくする体力を今から養わなければならないようです。

昨日は、入学式の後早速5月山行である音江山についての事前学習会も開かれ、予察隊が先週登って来た状況の報告と寺島先生から音江山を含むイルムケップ火山の成り立ちについての講義がありました。5月はまだ大雪山は雪が残るのでそれを避け足慣らしの目的で低山登山を企画するようですが、音江山は標高795mの低山とはいえこの時期はまだ雪があってバスが入れないことから3つある登山ルートの内一番きついルートを歩くことになるようなので、「大丈夫か?」と戦々恐々な面もあります。結果は来週報告します。

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