北海道での初めての季節の変化を日々感じていますが、昨年12月1日にいきなり雪が積もり始めたことも「分かり易い」と思ったものですが、3月1日からいきなり日中の気温がプラスに転じたことも「分かり易い」気候だと感心しています。そう！今は車でドライブしていても道路にすっかり雪がなくなり、日差しが春を感じられるのです。
朝はマイナス12度でも日中はプラス9度が当たり前になって来た
昨日の日曜日は、そんな春の雰囲気を感じながら以前から予約していた旭山スノーシューツアーに夫婦で参加して来ました。このツアーは、旭山動物園の目の前にある「旭山コナール」と言う洒落たカフェレストランが主催したもので、動物園裏手の標高295mの旭山を山岳ガイドの鳥羽晃一さんの案内でスノーシューで歩くものです。
日中最高気温が8度くらいとかなり暖かくなり雪が融けてないか心配でしたが、山はまだかなりの雪が残っていてスノーシューで歩くにはちょうど良い積雪でした。鳥羽さんの話によるとこの旭山は戦前旭川に陸軍の駐屯地があった時代は射的山という名称で文字通り射撃の練習地だったということで、小さな山には昔の神社や石碑、歌碑などがたくさんあり、今はテレビ局や携帯電話の電波塔が６つも立ち並ぶ山となっています。春には桜の名所にもなるようですからその時期にも是非訪れたい場所です。
今の時期は野鳥たちの求愛の時期だということで、多くのカメラマン達が写真を撮りに訪れていました。運が良ければ今話題の超可愛い鳥「シマエナガ」も見られるそうですが、昨日は残念ながら現れませんでした。
ツアーは主催者のレストランで昼食が提供されたので、鳥羽さんを交えて参加者の皆さんとしばらくランチ歓談をして解散となりました。
帰宅途中にはキャンモアスキー場と旭岳が本当に綺麗に見えて思わず車を停めて写真に納めて来ました。
