昨日の昼頃、カーポート前の凍った雪がいよいよ後1,2㎡残る程度となったので、以前購入しておいたツルハシを使って砕きすっかり雪を取り除きました。
Before After
その作業をしている時に「コーコー」と大きな声が空から聞こえて来たので何だろうと思って見上げましたが、その時は何も見えませんでした。その後散歩に出かけ、我が家近くの畑が広がる場所に来て直ぐに判明しました。白鳥です。
たくさんの白鳥が畑に降りて何やら食べ歩いていました。道路沿いで望遠鏡で観察していたおばちゃんがいたので「白鳥ですね」と声をかけると、「南の方で越冬していた彼らがこれからシベリアに帰るために美瑛町で休んでいくんだね」ということでした。
著作権フリー写真から
どうやら美瑛ではこの時期の白鳥の飛来は春の風物詩として皆さん周知のことのようでした。早速カメラマン達も十勝岳をバックにV字編隊飛行をする雄大な写真などをアップしています。そういう写真を載せたいところですが、家に戻って持ち出した私のコンパクトカメラではこれらが限界です。
後方に見えるのは旭岳
白鳥たちは日中畑に残った麦やトウモロコシをついばみ、夕方になると拓真館近くの水沢ダムなど水辺をねぐらにしているようです。そして体力を整えたらシベリアへ向かって飛んで行きます。白鳥は一生をファミリーで暮らすのだそうで、毎年日本とシベリアの家族旅行を繰り返す律儀な奴らなのですね。