日常の生活でも、穏やかに暮したいと誰もが願う反面、色々と回りからの影響を受けてしまう事が多いのでは。
自己の思いを強く出せば摩擦が起きるし、巻き込まれれば厄介な事も。
突っ走れば人が離れるし、今までのやり方では行き詰るし。
平和、人類愛、共存、道理…
世界中が新たな時代のスタート年。
グローバル社会という事で、こちらの記事が目に止まりました。
主要国のトップ交代で世界はどう変わるか?(前篇)内向の時代突入で世界の「分散と不確実性」が加速――藤原帰一 東京大学法学政治学研究科教授(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
2012年は、アメリカ、ロシア、フランス、韓国で大統領選挙が行われ、中国は胡錦濤体制から習近平体制に変わるなど、過去に例がないほど世界の主要国で続々とリーダーが交代する可能性がある。では、各国が「国内政治の年」に突入することによって、国際政治にどのような影響を与えることになるのか。国際政治学の第一人者である東京大学法学部政治学研究科・藤原帰一教授に、2回にわたってその行方を聞く。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン編集長 原 英次郎、林恭子)
(中略)
また、ユーロ危機がその傾向に輪をかけており、通貨の供給量を自国で調整できないために危機に陥ったギリシャやイタリアが反面教師になっている。実際に、日本の円高対策に向けた協調介入がろくに実現していないことからもお分かりだろう。
現在、このように政策調整が弱まっているのは、経済危機が原因だ。しかし、これが2012年の“選挙第一”の状況と相まって、各国がさらにバラバラになり、その方向性はさらに加速すると思われる。
したがって現在の世界に共通した傾向は、「分散」と「不確実性」である。いずれ各国の合意による制度形成へと体制は戻るだろうが、2012年はこれまでの制度が揺れ、世界の求心力が弱まる方向へとより動いていくだろう。
(以下略)