週刊「面白法人カヤック」 【34】難しい質問にビシッと一言で答える秘訣(日経ビジネスアソシエ) - goo ニュース
僕は、面白法人カヤックという会社の代表の立場として、取材時や講演時に様々な質問を受けます。その中には回答が難しい抽象的な質問も結構あります。「あなたにとって仕事とは何ですか?」とか、「カヤックにとってのイノベーションとは何ですか?」とか。
正直この手の質問は相手が哲学者や偉い先生じゃなければ、的確な返答をするのは難しいでしょうから、僕が質問者なら聞くことのない類の質問です。でも、質問をする方は、「なんか面白そうな会社を作っている社長だから、この手の質問に対してどう答えるんだろう…」と期待してくれているわけです。
(中略)
そして、質問の回答には補足として次のように説明します。
「人のせいにしないということは、何があっても自分に問題があると思うということ。すべての問題は自分に原因がある、あるいは自分に起こるべくして、つまり必要があって起きていると思うってことです。そのように考えていると、相手に原因を求めることはなく、自問自答を繰り返します。その結果、思考が深くなります」
どうでしょうか。
まぁ、当たり前っちゃぁ当たり前です。ほかの人のせいにしないということが重要なことは誰だって分かってはいる。でも、それが思考を深くすることにつながるという根源的なものという視点は、いいところを突いているような気がします。
このように、質問を受けた時にビシッと一言で回答することが、相手からの評価を高め、説得力を増すことにつながります。
実はこれ、採用時の面接でもそうなのですね。1つの質問にだらだらと答えるよりは、ビシッと答えてそこに軽く説明を入れる、これが一番知的に見えます。かつ、そのビシッと答えた一言が本質的であればなお好印象。 (以下略)
この記事ではないのですが、オーナーがある本のページを開き、オイラに見せてくれた。
そして「これ読んでどう思う?」と言われたので、オイラは「○×△□の話と解釈しますが。」と答えると、「やっぱりその程度か。もっと深く読まないと悟る、自分の力にはならないぞ。」と、教えて頂きました。