ひまわり出張相談担当

　私は，高齢者・障害者総合支援センター「ひまわり」の支援弁護士なのですが，今日から１週間，その出張法律相談を担当します。

　前回の担当時は，既に２名の弁護士が派遣された事件（原則は，１名の弁護士を１回に限り派遣する。）について，超異例の３人目の出張となったのですが，結局，法律相談というよりも，前任者の不手際を弁護士会の会長に代わってお詫びするものとなりました。

　前々回は，大阪南部の精神病院に収容されている女性からの出動要請で，そのときも，出張の日時を決めた翌日に，その女性の夫を名乗る男性から電話があり，結局，「ひまわり」事務局と協議した結果，出張が中止されたのです。

　今回は，できれば，普通の法律相談であって欲しいです。　

ＮＨＫ Ｅテレ ハートネットＴＶ 柳谷和美さん出演（平成２５年５月２０日放映）

明日の午後８時からハートネットＴＶに柳谷和美さんが出演されます。
柳谷さんが主演というわけではないようですが，どこまで柳谷さんの言いたいことが視聴者に伝わるか，楽しみです。

以下は，ＮＨＫのＨＰにおける番組紹介です。
『シリーズ　子どもの虐待　どう救うのか？
　第５回　完璧な子育てなんてない―育児漫画家・高野優さん―
　全国の児童相談所に寄せられる子どもへの虐待の相談件数は年間およそ６万件。増え続ける虐待を減らすためには何が必要なのか、その解決の道筋を探るシリーズ。第５回は、育児の悩みを抱える全国の母親たちから絶大な人気を誇る育児漫画家の高野優さんをスタジオに招き、虐待を踏みとどまるにはどうすればいいのかを親の立場から考えていきます。
　高野さんは、幼少期に両親から「お前はダメだ」「なぜ生まれてきたのか」などと“言葉の暴力”を受け続けてきたことから、自分が母親になったとき“虐待の連鎖”におびえていたといいます。しかし、小学校の先生から受けた「愛情」や臨床心理士から学んだ「自己肯定感」など、周囲の人たちから支えられ、連鎖を断ち切ることができたといいます。高野さんは、１２年前から「育児に悩む親たちに救いの手を差し延べたい」と自らの生い立ちや育児体験を元に全国各地で講演活動を続け、会場はいつも涙と笑いであふれています。
　番組では、育児の悩みを抱えている人や辛い経験を乗り越えてきた親も参加。 「親を追い詰める育児の孤立」「理想の子育てに縛られる苦悩」など虐待につながる背景を考えながら、親が虐待にいたらないためにはどうすればいいのか、高野さんとともに本音のトークを繰り広げていきます。』

柳谷和美さんと山本郁恵（ヤマトミライ）さんのお話

　今夜は，大阪弁護士会館において，柳谷和美さんと山本郁恵さんのお話を伺ってきました。

　犯罪被害者支援という枠をはるかに飛び越えた，まさに，心が洗われるお話で，途中，私は，自分が今日の講演会の進行係（コーディネーター）であることを忘れそうになりました。

　とにかく，また，お二人のお話を聴きたいです。

柳谷和美さんとヤマトミライさんの講演会

　今夜，大阪弁護士会館で，柳谷和美さんとヤマトミライ（山本郁恵）さんの講演会を開催します。

　この柳谷さんと山本さんは，性暴力の被害者でありながら，今は，性暴力被害者の支援をされているのです。

　今日の講演は，弁護士，特に，犯罪被害者を支援していこうという弁護士向けのものですが，できれば今年度内に，犯罪被害者や一般市民向けの講演会を企画・実行するつもりです。

高等裁判所による事実上の打ち合わせ！

　昨夕，大阪高等裁判所の書記官から連絡があり，私がまだ控訴理由書も提出していない（私は，控訴人の訴訟代理人）事件に関し，事実上の打ち合わせを行いたいと言われました。

　大阪にいる３人，つまり，主任裁判官，相手方代理人弁護士，及び，私とが，トリオフォンで１５分間の協議を行うそうですが，どんなことになるのか，楽しみです。

大阪市民の声を報道すべき

橋下氏発言「驚きと憤慨」＝「人類の良識」に挑戦―中国(時事通信) - goo ニュース

　大臣や国会議員による靖国神社公式参拝に関しても同じですが，どこどこの国がこんな反応をしていますという報道が多すぎます。

　今回の問題も，まず，橋下さんの市長としての適格性を問うべきでしょう。

　ちなみに，私も大阪市民ですが，今回の橋下さんの発言，特に，驚きも憤慨もしていません。

事務所のホームページ製作中

　今，当事務所（あおいファースト法律事務所）のホームページを制作中です。

　当初は，最近流行りの集客型ＨＰではなく，ＨＰを見た人，特に，犯罪被害者の方が自分で押し寄せる障害物を乗り越えていけるものを目指していたのですが，それだと，一般市民が自分でトラブルに対処できないからこそ弁護士を探して依頼しようとしているのに，弁護士への期待に応えていない，との反対意見もあり，結局，集客と広報（特に，弁護士は，被疑者・被告人の弁護だけでなく，犯罪被害者を支援するということ，そのための法制度も存在するということ）の２つを目指すことになりそうです。

仲間割れ？

「自民党の憲法観、危険だと思う」維新・橋下氏(朝日新聞) - goo ニュース
　
　いわゆる人権感覚ゼロの橋下さんが，自由民主党の憲法感を批判するとは，もう笑うしかありません。

　憲法９条（平和主義）と基本的人権の保障，さらに，国民主権とは，相互に密接に結びついていて，どれか一つを崩すと他の基本原理も崩されるのです。

債権調査期日

　今日は，私が破産管財人を務める破産事件の債権調査期日です。

　「債権調査」（期日）とは，要するに，破産者に対する債権者に対し，破産管財人が回収した破産者の財産を債権額応じて平等に分配する前提として，債権者が本当に債権を持っているか，いくらの債権額があるか，を調査するものです。

　今回，借用証書が全くないもの等々，おかしな債権届が多く，やはり，いい加減な人（破産者）には同類のいい加減な人が関わってくるのかな，と思ってしまいました。

審判，下る！

　私の依頼者が相手方とされていた家事事件で，昨夕，家庭裁判所から「審判」書正本が送られてきました。

　その内容は，ほとんど予想どおりで，かえってビックリしました。

　普通は，これで一区切りついたことになるのですが，この事件の場合，むしろこれから始まる，ここからが本番というところがあって，タイヘンです。