ヘコまされた被害者&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

法律相談の予約は、電話06-6364-6033,eメールならaoifast@gmail.comです。出張相談も受けます。

被害者参加制度研究会

2013年05月26日 06時28分32秒 | 相続
 一昨日の夕方に,事務所に,注文していた被害者参加制度について書かれた本が届きました。そして,その夜から,その本を読みふけっています。

 私としては,現行の被害者参加制度は,結局は,被害者のガス抜きでしかないのではないか,と考えた時期もありましたが,よりよい被害者参加制度に変えていく,被害者参加人にできる行為を拡充するためにも,現在の制度の範囲内で目いっぱいできることをすべきであると,今は考えています。

 そのためにも,犯罪被害者支援に関心のある弁護士と一緒に被害者参加制度研究会を立ち上げて,被害者参加制度を極めたいと思います。
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福島原子力発電所事故損害賠償請求訴訟法律相談

2013年05月25日 17時14分15秒 | 相続
 今日は,大阪弁護士会館において,福島原子力発電所事故損害賠償請求訴訟説明会のあとに,今は,郡山市と福島市から大阪に避難されてきたお母さんからお話しを伺いました。
 
 二人とも,訴訟はタイヘン,弁護士費用は高い,と思われていたようで,私は,訴訟はタイヘンではないです,弁護士費用は今なら1世帯で着手金1万円(消費税込み)と非常にお得です,と説明しました。

 しかし,大事なことは,この訴訟は,お金(賠償金)を取ることよりも,訴訟することによって,今でも厳しい境遇に置かれた事故の被害者を放置できないとの世論を喚起して,昨年の6月に成立した被災者支援法を具体化させることにありますそこで,その先陣を切って,原告団に加わって欲しいということです。誰かが先頭に立って切り込んでいかないと,道は開けないのです。我々弁護士も,ほとんどボランティアで頑張りますので。
 
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第2回福島原子力発電所事故賠償訴訟説明会+何でも相談会@大阪弁護士会館

2013年05月25日 05時41分16秒 | 相続
 今日は,大阪弁護士会館において,午後1時から,福島原子力発電所事故賠償訴訟説明会(第2回)が開催されます。

 私は,その説明会の後に行う相談会で,相談担当として参加します。

 原発賠償関西弁護団としては,住めなくなった土地の賠償請求問題を除いて,被災者1人あたり1500万円を国と東京電力に対し請求する予定です(4人家族だと,計6000万円)ので,興味のある被災者の方は,是非,参加ください。
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医療法律相談と弁護士の選び方

2013年05月24日 07時43分25秒 | 相続
 昨日,以前,私に医療法律相談の申し込みされて,私が今後の展開等を説明していた方(北陸地方在住)から連絡があり,別のルートから北陸地方の弁護士を紹介されて,その弁護士に依頼したいが,それでもよいか,と言われました。

 私は,その相談者と委任契約を締結したわけではないので,どの弁護士に依頼するかは,そちらで決めてください,と応えました。

 医療過誤事件にかぎられませんが,弁護士の選び方として,私なら,①弁護士と話をしてみてのその弁護士との相性と,②その弁護士から仕事に対する情熱が感じられるか,で決めます。
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講演会「大切な人を失った子どもたち〜これからのグリーフケア〜」開催

2013年05月23日 05時39分39秒 | 相続
『東日本大震災や自死、離婚、虐待など、さまざまな理由で大切な人やものを失った子どもたち。

 こうした子どもたちが悲しみや苦しみを整理し、自分らしく歩むためには子どもに寄り添った支援が必要です。
 この講演会では、震災直後から被災地をたびたび訪れるなど、日本でのグリーフサポートにも取り組む米国のシンシア・ホワイトさんや作家の落合恵子さんなどを講師に、さまざまな立場で子どもを支援する人たちと一緒に、深い悲しみを抱える子どもに、私たち大人がどのように向き合うのかを考えます。東京と大阪の会場で開催いたしますので、ぜひご参加ください。

【大阪会場】
日時:6月29日(土)10時〜16時
場所:ホテルコスモスクエア国際交流センター(大阪府大阪市住之江区南港北1-7-50)
定員:300人 参加費:1,000円

講師
シンシア・ホワイトさん(米国キッズハートツーハワイディレクター)
落合恵子さん(作家、こどもの本の専門店クレヨンハウス主宰)
西田正弘さん(子どもグリーフサポートステーション代表)
佐藤まどかさん(ぐりーふサポートハウス副理事長)

プログラム
講演「大切な人を失った子どもを支えるということ」シンシア・ホワイトさん
講演「悲しみに向き合う」落合恵子さん
実践報告「グリーフケアのいま」西田正弘さん、佐藤まどかさん
トークセッション「これからの日本のグリーフケア」シンシア・ホワイトさん・落合恵子さん

進行 西田正弘さん


【東京会場】
日時:6月30日(日)10時〜16時
場所:浜離宮朝日ホール(東京都中央区築地5-3-2))
定員:400人 参加費:1,000円

講師
シンシア・ホワイトさん(米国キッズハートツーハワイディレクター)
落合恵子さん(作家、こどもの本の専門店クレヨンハウス主宰)
西田正弘さん(子どもグリーフサポートステーション代表)
小嶋リベカさん(だいじな人を亡くした子どもの集まりファシリテーター)

プログラム
講演「大切な人を失った子どもを支えるということ」シンシア・ホワイトさん
講演「悲しみに向き合う」落合恵子さん
実践報告「グリーフケアのいま」西田正弘さん、小嶋リベカさん
トークセッション「これからの日本のグリーフケア」シンシア・ホワイトさん・落合恵子さん

進行 西田正弘さん

【お申し込み方法】

 参加希望のすべての方の①お名前(ふりがな)②郵便番号・ご住所③TEL・FAX④ご職業と「東京会場参加希望」と明記の上、EメールかFAX、はがきのいずれかでお申し込みください。※参加券を送付しますので、当日ご持参ください。※東京と大阪の2会場で開催します。お申し込みの際は、参加希望会場を必ずご記入ください。

お申し込み・お問い合わせ

朝日新聞厚生文化事業団「子どもグリーフ講演会」係
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2 TEL:03-5540-7446 FAX:03-5565-1643
Email: childreng@asahi-welfare.or.jp 
         』

 グリーフケア,聞き慣れない言葉ですが,『「グリーフ」は“悲嘆”という意味で、近しい人を亡くした人がその悲嘆を乗り越えようとする心の努力。死別に伴う苦痛や環境変化などを受け入れようとすることをグリーフワークと言います。そして、これを支援するのが「グリーフケア」です。 』だそうです。

 大阪での講演会の日(6月29日)午後,大阪弁護士会館において,第3回の東京電力と国に対する損害賠償請求訴訟の説明会がありますが,私は迷わず,この講演会に参加申し込みを行いました。 
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損害賠償命令制度

2013年05月22日 16時26分11秒 | 相続
 先ほど,損害賠償命令制度に関し,問い合わせがありましたので,ここにも書いておきます。

 まず,被害者参加制度と損害賠償命令制度は,全く別の制度ですつまり,前者は,刑事手続の中にある制度で,後者は,民事事件(損害賠償請求事件)に関係する制度です。

 そこで,被害者参加に関し,裁判所から任命された被害者参加弁護士(国選被害者参加弁護士)が,損害賠償命令の申立に関し,被害者(申立人)の訴訟代理人となることは,何ら差し支えありません。

 また,被害者参加された被告人が,損害賠償命令の審理において,自分で申立に対応するか,または,訴訟代理人(弁護士)を選任し,その代理人に対応を任せるかは全く自由です。実際には,被告人についた国選弁護人(弁護士)が,被告人から頼まれて,民事法律扶助制度を利用して,損害賠償命令の審理において,訴訟代理人となることが多いようです。

 損害賠償命令制度は,民事訴訟(裁判)と異なって,簡単に安く利用できるという噂が広く流布しているようですが,その申立書の書き方等独特のものもありますので,まずは,一度,弁護士に相談してみてください。
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弁護士の品格

2013年05月22日 05時46分09秒 | 相続
今朝の毎日新聞によると,
大阪弁護士会:弁護士グループ、橋下市長の懲戒請求へ
 日本維新の会共同代表の橋下大阪市長の従軍慰安婦を巡る発言は弁護士の品格をおとしめたとして、大阪弁護士会所属の弁護士グループが、懲戒を同弁護士会に請求する方向で検討していることが分かった。橋下氏は同弁護士会に所属し、2010年に山口県光市の母子殺害事件を巡って業務停止2カ月の懲戒処分を受けている。』
だそうです。

 この件も参考にしながら,私は,あらためて,弁護士の品格とは何か,を考えてみたいと思います。
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昨夜のハートネットTV(NHK Eテレ)

2013年05月21日 06時01分27秒 | 相続
 昨夜のハートネットTV,柳谷和美さんが出演されるとのことで,テレビの前で正座して拝見しました。

 しかし,育児漫画家(女性)の独演会でした。

 柳谷さんのお話の方がはるかに有意義で実践的なのに,やっぱりNHKだなあ,と思いました。
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これも交通犯罪

2013年05月20日 13時44分09秒 | 相続
ガードレールに衝突、3人死亡=三重・名阪国道(時事通信) - goo ニュース

 我が国では,「自動車運転過失致死罪」という包括的な刑罰法規(構成要件)を設けていますので,いわゆる交通事故は,そのほとんどが,「犯罪」なのです。

 しかも,この事件,民事事件(損害賠償請求の問題)としても,過失相殺や好意同乗の問題が絡んできて,ややこしいそうです。
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憲法96条改正の意味

2013年05月20日 09時06分58秒 | 相続
橋下氏発言「問題」75% 内閣支持率65% 世論調査(朝日新聞) - goo ニュース
 
 橋下さんの人権感覚はゼロであることからすると,彼の今回の発言,特に驚くべきことではありません。

 それより,憲法96条を改正して,日本国憲法を「憲法」(国の最高法規であり,あらゆる権力にしばりをかけることにより,国民の自由を守るもの)でなくしてしまおうと目論む安倍さんの内閣を支持する人が,国民の3分の2も存在する可能性があることは,一般大衆がいかに無知か,目先の利益しか見えていないか,をよく表していると思います。
 昔々,ローマの皇帝が,巨大な円形闘技場を作って,市民に娯楽提供して,その権力を維持したことを思い出しました。
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