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犯罪被害者とその家族の権利擁護委員会の弁護士日記

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幼児や児童に対する性虐待を発見した人へ~司法面接の定義

2019年02月16日 06時44分12秒 | 相続
 最近,ニュースなどでも聞くことが増えている「司法面接」(しほうめんせつ)ですが,「制度としての司法面接」と,「技法としての司法面接」があるようです。            
 教育新聞での連載で,仲真紀子さんが解説されるのは,後者の方です。
 なお,幼稚園児,小学校低学年の児童に対する性暴力or性虐待が疑われるケースでは,発見者(幼稚園,小学校の教員,被害者の親など)は,①誰に,②何をされたか,だけを聞いて,速やかに,警察に被害届を出してください。
 というのも,発見者が被害者から詳しく聴いてしまうと,後の刑事裁判(性暴力等の犯人が被告人となった場合)で,弁護人から,被害者は,教員や親から,作り話を吹き込まれている,証拠(被害者の証言)は汚染されていると主張されて,犯人が無罪となってしまうから,なのです。

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