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農家 民宿 レストラン・あんすろーじ

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生き生きしすぎてる・・・日常

稲刈り 援農者さん 募集

2009年09月21日 00時23分05秒 | お米作り
あんすろーじの田んぼも稲刈りの時期が来ました。

4月初めの寒さの中、種まきしてから約5カ月です。
低温に苦しみましたが、何とか無事に稲刈りが迎えられそうです。

稲刈りの援農者さんを募集しています。

予定はこのようになっております。


10月3日土曜日(雨天順延)

作業、稲刈り(バインダー使用)一部手刈り。
   ほんぎょ取り(稲を自然乾燥させる作業)

 9:00 開始
10:30 おやつ(用意してあります)
12:00 昼食 (用意してあります)
15:00 終了予定
そして仕事のあがり膳は当地方の郷土食「餅本膳」を考えています。
お酒も出ます。
遠方よりお越しの方は、是非お泊まり下さい。
田圃は22a(約660坪)です。
人数は多ければ多いほど仕事が早く終わります。

賃金等の支払いはありません。
美味しい食事とお酒を持って感謝とさせて頂きます。

ご応募お待ちしております。

参加していただける方は食事の用意が有りますので、
10月1日までに下記までご連絡ください。


ansuro-ji@bloom.ocn.ne.jp




青刈り

2009年09月20日 00時20分35秒 | 田舎暮らしへの道
こんばんは

達古袋(たっこたい)地区は、間もなく稲刈りが始まります。
村全体が、きれいな黄金色に色づいています。


その中、山田の方では、コンバインが動いています。



これは減反の田んぼです。
お米の代わりに、牛の飼料米が作られています。
青刈りと言うそうです。

もっと小さい田んぼでは、モア(苅倒し機)が活躍します。


修君頑張ってますね~。

刈られた稲は、ロールベイラーで俵状にします。


最後はラッパーでホールクロップ(肉牛の発酵飼料)の出来上がりです。


国の政策で減反しなければいけない田んぼは、
このようにして別な作物を耕作し、田圃そのものをを守っています。

もちろん政府から少しですけど援助が有ります。

しかし、高齢化が進み担い手が無くなった農家は、
このように営農組合に委託したりしています。

営農組合を支えているメンバーも60代が多くここでも若い人が少ないです。

農家は儲からないので、後継ぎがいないのだと言う事です。
もっと深い理由が有るのかもしれませんが・・・

この地域は減反田でも、いつでも稲作用の田んぼに戻せるようにと、
同じ水稲を作っているそうです。

いざ食糧難とか、
外国からの輸入米がストップしたとしても、
次の年にはお米の作付け出来ます。
(輸入米の量は減反米に等しいと言われているそうですよ)

いろいろな作物が減反田で作られています。大豆や麦、まこもだけetc

私達が知らないことだらけです。


ここでもオナゴ集は頑張ってます。
この青刈りの俵、30キロ以上もするんですよ。


日本の将来は・・・


大丈夫でしょう









アケビと栗

2009年09月18日 21時06分44秒 | 無化学肥料無農薬栽培作物

今週のお米とお野菜セットはアケビと栗です。

自宅は元々栗林でしたから、沢山落ちてきます。

でも剪定も農薬もかけていないので、粒も小さく、
虫食いが沢山ありました。

来年は選定と株廻りのお手入れが必要のようですね。

今週の中身は
お米は特別栽培米の「ひとめぼれ」です。

おかノリ、アケビ、栗のイガ、ドジョウインゲン、栗、
オクラ、ナス、サラダ牛蒡です。

アケビとイガ栗は季節を満喫して頂きたいと思って入れてみました。

荷物の開封時にイガ栗に気を付けてください。




高い空

2009年09月18日 01時41分51秒 | 田舎暮らしへの道
こんばんは

猫のクマです。

ご主人さんの元気がなさそうですね。

どうしましたか?


ニャォウ ニャォウ (フムフムそうですか・・・)

何やら新しい田んぼに行く小道で、軽トラのトラジロウを、溝に落とした。
弟君のトラクターであげてもらった。

道が平らではない上に、土手草が濡れていて、タイヤを滑らせてしまったのですね。

んっ

それだけじゃない・・・

ホールクロップの刈り取り機を操作ミス?で、2mもの土手から下に落っことしてしまった。

お怪我はありませんか?

良かったどこも怪我をせずに済んだのですね。

又弟君のトラクターで上げてもらったのですね。

その上刈り取り機を壊してしまったのですか・・・

それは落ち込みますね。

皆は怪我がなくって良かったと言って下さるが申し訳ない、

機械は壊す、その上仕事の邪魔をしているようで申し訳ない・・・

その気遣いの言葉に、皆の優しさにまた申し訳なく感じるのですね。

辛いですね。

分かりますよ、気持ちは逸るのに体が付いていかない・・・

落ち込みます。



このようなお話は場違いかも知れませんが…
ご主人さん、僕は家猫でした。
今も家猫に変わりがないのですが。
現在の家の周りの気配は、まるっきり異なります。
環境の方は家猫でいる事を許してくれないのです、
野性に戻ろうと努力はしたのですが、中々戻れません。

夜な夜な聞こえてくる獣の声(僕も一応獣ですけど…)
どこからともなく漂ってくる様々な獣の臭い。

ここでの暮らしは、年をとった僕にはハードルが高いです。
こんな感じに・・・


たったこれっぽっちの高さでも、恐れ戦いてしまいます。
僕は、猫としては 弱いです。
ネズミもとれません。
昆虫も食べれません。
昼も夜も怖くて外に出れないでいます。

でも僕は田中家の「猫のクマ」として生きています 。
僕の存在は、お二人にとって必要でしょう?

だから僕はどこにも行かず、ここにいます。
猫は家につくと言われますが、半年の間に4か所も環境が変わっても
家ではなくお二人に付いて来ました。


僕達1っ匹と2人は高齢者です。
50の手習いという言葉もあるそうです。
体は思うように動いてくれません、
ですからあるがままの自分を受け入れましょうよ。

猫のクセに偉そうな事を言ってすみません。



   
秋です空を見て下さい。
こんなに空が高いです。
だから頑張れます。

絶対ご主人様なら乗り越えられます。
立派な百姓にならなくっても良いじゃありませんか。
出来る限りの百姓になれば・・・

村の皆もブログの仲間も昔の仲間も  応援していますよ。

ファイっト!
自分らしくありましょう!



あんすろーじで栗拾い

2009年09月17日 19時54分18秒 | 野菜を食べよう(レシピ)
こんばんは、オサムです。

今日も一日営農組合の仕事で牛の飼料米「ホールクロップ」の
刈り取りでした。
減反政策がなければ此処にも立派なお米が実るのに。

昼御飯を食べに家に帰って来ると誰かお客様が・・・。



たまたま用事があり当家に来られた方ですが、家内に勧められて
栗拾いを。


売り物にはなりませんがでも立派な栗が実を落としだしました。
栗ご飯、きんとん、甘栗・・・。ちょっと「ムフフ」

畑に目をやると何やら白い物体が。



正体はカボチャです。なんでも長期保存がきく品種とか。
冬至までもつのかなあ?

夏野菜はすっかりなりをひそめ、これからは秋冬野菜の出番です。
畑は衣替えのシーズンとなりました。

お客様からお野菜のご注文も頂いているため、只今準備の真っ最中です。
もうちょっとだけお待ちくださいね!




可愛いお客様

2009年09月16日 19時57分36秒 | グリーン・ツーリズム
こんばんは

突然の可愛いお客様

達古袋(たっこたい)保育園の子供たちです。
どの子も、春よりずいぶん大きくなっていました
子供の成長ははやいな~~。



みんなが合鴨君にあげる餌作りです。
「スイカ」です。美味しいところは皆で食べました。
皮と種はアイガモ君達にあげます。


年長さん達は、餌を手に合鴨君に近づきますが・・・
合鴨君達の方は怖がってかたまってしまいます。

年少さん達は、外から西瓜の皮を投げてます。
近くに来てくれません。
『コーイィ コーイィ 』と皆で呼びますが、
春のように近づいて来てくれませんでした。

ちょっと残念でした。



ここから保育園まで、1K半ぐらいです。
また歩いて帰ります。

お手手をつないで、気を付けて。

おやおや、誰かがドングリを見つけました





やっぱりドングリは、時代を超えて、子供達の宝物ですね。


きのこセンターのお兄ーさん

2009年09月16日 01時16分03秒 | 原木椎茸
こんばんは~


今日は雨降りです、営農組合の仕事が中止になった
修君は、高血圧の管理のため、病院へ、お土産に
湿布を沢山ゲットして来てくれました
イヤイヤ、処方薬は、処方された人のみ使用するのでしたね

関節痛に悩まされながら、ボーっとしていると
若いお兄ーさんがたずねて来ました。

(財)日本きのこセンターの技術指導のお兄ーさんでした。

今春に植菌した椎茸のホダ木の管理状態の指導に歩いているそうです。
御苦労様です。
私はキノコ兄ーさんと密かにお呼びさせて頂いてるのですが
真面目な好青年なんですよ。
此の様に一軒ずつ菌のまわり方管理の仕方を、
真剣に指導して歩いておられるそうです。

早速チェックが入ります。



椎茸の駒の位置を確認し、
すばやく半円をカットして説明して下さいました。
早っ


ほだ木にズボット打ち込まれている金駒のまわりと黒い斜線がある所に菌が回っています、木の色が白い所が菌です、肌色の処は、
木がまだ生きていて、菌の方が勝てないでいます。

きのこお兄ーさんの説明はこうでした。
「木の中心部と植菌をした穴(菌駒)の間はまだ生木の状態が残っている。
原因は:雨が多かった。棒積みのままで長い間管理してしまった。
これからは早めに展開し(本伏せ)を行う事、伏せ方は『鎧伏せ』とし、
なるべく地面に水平になる様にすること」

でした。


私達は来年の夏ごろ本伏せにすれば良いと思っていました。


また「なめこ」や「しめじ」の方は地面に埋める形で伏せこまないと
菌が回らないとの事でした。

ん~~なかなかキノコ鍋までは遠い道のりですね~。



恵まれた風土を生かせるか

2009年09月14日 22時04分05秒 | グリーン・ツーリズム
今晩はオサムです。岩手の景色は秋一色へまっしぐら。



ご覧の通り早くもこんな立派なアケビが取れだしました。

昨日グリーンツーリズムのNPO法人設立総会に出席させて頂き
色々考えさせられました。
環境問題や自然保護、あるいは地方活性化を目的としたNPO法人が日本全国に
多数設立されて活動している事は何となく知っていましたが
まさか自分がその設立総会に出席し、しかも意見を求められることなど
考えてもみなかったからです。



この方は一関市のお隣、藤沢町の町長さんです。
地域の活性化や発展、都市部からお客様を多く招き入れたいことなどを
切々と訴えておられました。
他にも県市町村の関係職員の方や町議会の議員さんなども出席されていました。

皆さん熱いんです。もちろん熱心と言う事です。
地方の疲弊した状況を何とかしたい!すごいパワーを感じました。

NPO法人の正会員への熱心なお誘いも頂きました。

地元の人だけでなく色々な人の力で「新しい風」を入れてゆきたい。
会長さんや会員の方々が皆さんそう言われます。
とてもオープンな印象を受けました。

これだけ恵まれた自然環境があるのだから方法は必ずあるはず。
          
出来るだけ早い時期に結論を出したいと思っています。

ところで昨日の総会会場となった県指定文化財「村上家」で面白い造りを
発見しちゃいました。


初めて見ました。こんな処に鳥小屋作っている建物を。
地上から2m以上はあるでしょうか。鶏用の小屋だそうです。

鶏ってこんなに飛べたっけ?

どういうカラクリなのか今後調べてみたいと思います。
もしかして獣避けなのかも・・・。鶏さん用の階段があったりして。

それでは皆さんお休みなさい。あー明日も肉体労働だーああ。





囲炉裏と餅

2009年09月14日 02時59分04秒 | グリーン・ツーリズム
今晩は あみです。

日曜日のNPO法人「とーばんふうどくらぶ」設立総会に
二人で参加させて頂きました。


会場は県指定文化財の「村上家」でした。
(住所  岩手県一関市千厩町小梨字不動地内)


修君は囲炉裏にというシチュエーションに   おおおぉ


食事をするのにこのいでたちに    わおおぉ



下座にはまた違ういでたちの方が   あおおぅ 


とすっかりカルチャーショックでした。

これは当地方の(伊達藩田村藩領内)の
伝統儀礼式とご祝儀膳の頂き方で
餅本膳の形を模して行われた為でした。

真ん中の方は歴史文化を研究されておられる方で、
「お祝い事は、小笠原流の作法に、四條流の料理、
そして喜多流の祝言小謡が相関関係を持ちながら
格調高く美しく効果的に行われました」と講釈を
されておられます。

そしてこの祝儀膳の形は昭和の中頃まで続けられたという事です。
確かに微かではありますが、羽織袴で集った大人達に
家人は、本膳・二の膳・三の膳とお膳を出していた記憶が有ります。
(何しろメインはお餅ですから本膳だけで苦しくなります。)

なかなかお話が面白く為になるのですが、
お餅固くなりますよ~~~裏方さんのおなご集は心配気味です。

お話は「本物のお餅は、すぐ固くなるのが良い餅です。歯切れよく。
びろ~~~んと伸びません、さっ ささっ ゆっくりとお召し上がりくださいませ」
と終わりました。うまいです(お上手です)


やっとお餅が食べれます。



手前左から、時計回りにあんこ餅、クルミ餅、大根おろし、汁餅、真中に香の物です。
これが今日の餅本膳でした。



和やかに食事が終わり、会員の皆さんの手作りの品々が並びます。



おふくろの味、地域の特産品、私の大好きな摘め入りばっとう(すいとん)芋の子汁。
どれも是も美味しかったです。

交流会が終わって後方付けが始まると、修君はどこにいるのでしょうか?

オナゴ集に交じってこんな所にいました。



いつの間にかお膳拭きをしていました。

馴染みすぎだってば。

沢山の熱い思いを胸に秘めた「とーばんふうどくらぶ」の皆さん、
何もかも初心者の私達を
温かく迎えて下さりとても感謝しております。

また見学だけの予定で参加させて頂いたのですが、
食事作りや交流会に参加させて頂いた事で、
皆様と深く知り合う事が出来
より真剣にグリーン・ツーリズムに取り組んで行こうと
思いを新たにしました。
また明日も畑を掘っくり返しながらいろいろなプラン作りに
精を出します。

そう言えば肝心の設立総会のお話は?????

明日は総会や交流会について書きたいと思っています。
それではお休みなさい



 

グリーン・ツーリズムに最高な場所

2009年09月13日 00時32分04秒 | グリーン・ツーリズム
こんばんは

こちらは寒くて昼間でもヤッケを着て作業しています。

でも畑を掘り返していくと汗だくになってしまいます。

ん~~~これで風邪を引くのかな?


この前の有機栽培技術講習会の時油かすを用いて、
土作りと除草に努めている田圃を見学させて頂きました。

これです、根元にはたくさんの雑草が生えています。

この方は一度も除草作業されていないのですから、とても良い成績かもしれません。
有機栽培はとても忍耐のいる事だと実感しました。


今度は我が家の合鴨君が達が耕した田圃を見て頂けますか、
根元はスカスカとトンネル状になっています。

この写真は8月中の株の根元です。今は地面もカチコチに乾き、
稲穂が垂れてしっかりトンネル状になっています。

優劣を言っているのではありませんよ~

皆さんに見て頂きたいと思ったのはトンネルなのです。
慣行田にもこのトンネルは見当たりませんでした。
慣行田は株と株の間が近いので、この様な大きな隙間が
出来ないのかもしれません。

そしてなんと合鴨田の株間の隙間に
なべウサギが行き来していました。
田圃にウサギという取り合わせにびっくりしました。
稲の穂によって空からトンビや鷹から襲われることなくお食事できるのですね。

危ないっと思うとピゥーッと稲穂のトンネルの奥深いところまで逃げていました。
アイガモ田だから起きた事なのかな~と思ったのです。

へーーーうさぎさん、こんな利用方法が有ったんだ、関心関心。
ところでうさぎさんは田んぼで何を食べているのですか?????

どなたかご存知ですか?

(あっ本題はこちらでした。)すみませんいつも話がそれてしまいます。

一方修君は生産組合のお仕事で、減反田んぼの青刈りを手伝っています。
フォールクロップという肉牛に食べさせる飼料を作るお手伝いです。

可愛い生き物に出会いました。
その田んぼの周りは沢山の雑木で覆われています。

何と尻尾の立派なエゾリス君が、道の真ん中でお食事している処に
出くわしたそうです。

あーーー羨まし~。

夕方その場所に連れて行ってもらったのですが、
時間も遅くリス君の食事の時間が
終わったのかもしれず、残念ながら会えませんでした。

側には小川が流れていて15センチメートルもする鮠(はや)がいます。
もちろん食べれますよ~、
秋色に包まれながら小川で鮠釣り、田んぼの土手で芋煮会に BBQ
時折秋風に色とりどりの枯葉が舞います・・・・・

良くない

サイコー

しかし農家さんは春のお花見・秋の紅葉の季節が一番忙しいぅぅぅっ

がドンマイ何とかなるさ、いや何とかするさ!

この田んぼの持ち主さんは、初めての私達にいろいろと教えて下さる方です。
敷地内への立ち入りをお願いし是非グリーンツーリズムの散策コースに
お願いしたいと思っています。

許可がおりましたら写真アップしますね。

明日は、グリーン・ツーリズムの関係者の方々によるイベントと、
NPO法人立ち上げの総会が有ります。


この地域では、グリーン・ツーリズムを考えているのは我が家だけです。
どのようにしたら、地域の皆様にも知って頂く事が出来るか、
勉強してこようと思っています。

地域に密着したお料理もたくさん出ます楽しみ~~~。