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農家 民宿 レストラン・あんすろーじ

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を目指す 日本一百性が似合わない二人の
生き生きしすぎてる・・・日常

タイムスリップ

2011年02月19日 20時13分07秒 | グリーン・ツーリズム
ただいま帰ってきました~

なんだべや~今日のこころもず。。。

「あ~~~今日のいずぬず、なんていがったんだべや~~。。。」

江戸時代後期、にたでられだ武家層の特徴をのごすてる、

「村上家住宅」寒がったけど、体のおぐのほう

ぬくとかったんだよ~~~。





今日は寒がったので障子戸締めきりだったがら

勝手の方から上がって頂きました。

「あすもとわるいなが、とーぐがらよくおこすくださいますた~」












今日のお客様は「大人の楽校」(おとなのがっこう)の
生徒さんに成って歴史をたどる旅でした。

一関地方の餅文化は所により少しづつ形を変えて現代に伝わってきました。

今日は厳美地区に伝わっている、『厳餅隊』による餅つき歌が披露されました。

最後に高く餅を突き挙げます。





これこそまさしく「身上餅」しんしょうもち

餅を掲げられるくらい財産がある証拠なのです。


餅つきも餅本膳の準備も大人の楽校(大人のがっこう)の
生徒さんと一緒にたのしみました~。

こんなにメンコイわらす子も餅きり体験しましたよ~。



くるみ餅作っています。

ママも一緒です。

多分今日の切り餅の中で一番大きいお餅が

出来たと思います~(笑い)




こちらのメンズは秋田の横手からこられた方です。
作業の飲み込みが早く体も良く動き驚きでした。

「スタッフ~~」てお呼びしたいくらいでした。






皆さまのおかげで無事この様な『餅本膳』が出来あがりました。



左下より時計回りに

餡子餅
くるみ餅
ねぎ餅
大根おろし
雑煮餅
真ん中に沢庵2切れです。

JTBの添乗員さんのたつての願いで
定番より一品多く、「ねぎ餅」が付いています。

これも美味しかったです。

この地域の作法は・・・

すべてが食べ終わった後の膳の湯は、
湯呑茶碗ではなく餡子もちの茶碗に注がれます。

一枚残した沢庵で、餡子もちの碗→くるみ餅椀→雑煮餅の椀と

椀を洗いながら最後に三味一体の味を飲み干します。

お座敷からは一斉に「え~~~~~~~っ」っとどよめきが…

挑戦された方結構おられました。

招待された方が「家の方の椀の手入れが楽なように綺麗にして返す」と言う事らしいです。

そして、お餅は本当にご馳走でしたから、餡子のタレくるみのタレ一タレでも
残す事など考えられなかったと思います。
小豆からこしあんを作ると大変さが良く解ります。
(私の考えだよ~)

確かに漆塗りのお椀は手入れが大変ですから、
この様にして返して頂ければ台所の女性達は
本当に助かります。



作法の中に隠れているおもてなしの心、互いへの思いやりや気使い
相手に対する深い敬意が感じられるような授業でしたよ。


携帯の写真ですかなりぶれています(すみません)

暗い中でしたが、皆さん昔はこうだった・・・

私の家もこうだった・・・

こんなごどもやったよな~・・・

お客様も私も、遠ーい遠ーい昔に思いを馳せながら
ぼーっと直屋根の天井の梁を眺めながら・・・
一緒に只立ってる・・・

なんとなく一緒に只立ってる・・・

つきたてのお餅のように・・・

やっこくやっこく幸福な気持ちになれた一日でした。


「おながいっぱいなりますたが~?

どうもどうもお粗末様でがすた~

気付けで帰って下さいね~」


完全に訛ってるあみでした…






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