ANNAN(ふれでぃ・えとう)の気まぐれ日記

シンガーソングライター、そしてQUEENトリビュートバンドQUEENESSのボーカルでもあるANNANの日記

海外でパスポートを失くすと・・・(その1)

2011-08-06 00:00:01 | Weblog
ちょうど2年ぐらい前、ワシがアイスランドのレイキャビックというところに行った記事を書いた。ワシの昼の仕事の関係で、全世界の営業スタッフが集まるミーティングであったのだが、その2年後の先日、今度はアメリカ(というか正確に言えば、英国領バージン諸島)に出張しておった。

普通に会議をしたり、半日だけどちょっとリゾートしたりという感じではあった。行った先のスクラブ・アイランドというところは、ここ10年ぐらいでリゾート開発されてきた島で、それはそれは美しいところ。例によって仕事中の写真は載せずに、少しその島の写真を載せてみよう。




そして、ミーティングの合間に半日リゾートで、近隣の島へ行ったのだが、そこの写真も少し。




カリブ海にあるバージン諸島。そこに行くには、日本から米国経由でプエルトリコに入り、そこから飛ぶのが一般的。今回は航空券の値段とかも考え、一番安い料金だった東京→サンフランシスコ→ワシントンDC→サンファン(プエルトリコ)→トートラ(ビーフ)アイランドのルート。途中で1泊入るパターンを選んだ。
無事にミーティングも終わり、帰りはサンフランシスコで1泊して、翌日に東京行きの飛行機に乗る・・・はずだったのだが・・・
ワシントンDCからの便がサンフランシスコに到着したのは7月30日(土)の午前1:30。そこからタクシー乗ってホテルへ。チェックインしようとしたら・・・

無い!
パスポートが見当たらない!

記憶をたどってみるが、どうやらサンフランシスコ便の自分の座席の前のポケット、そうエアラインの情報誌とか安全のしおりとかが入ってるところに入れたまま、飛行機降りちゃったみたいなのだ。とにかくIDないままなんとかホテルにはチェックインさせてもらい、部屋についてからあちこち電話かけるワシ。

【ユナイテッド航空】
最近はチェックインですらWEBで出来るのはよいのだが、逆に電話番号を探すのに一苦労。各空港のLost & Found(落し物)の担当デスクの電話番号などどこにも出ていない。仕方ないのでカスタマーサービスに電話

ワシ:「この電話番号でいいのかどうかわかんないんだけど、パスポートを飛行機に置き忘れたんですけど・・・」
係員:「便名と場所など詳細を教えて下さい」
ワシ:「ワシントンDCからサンフランシスコ行きのUA225便です」
係員:「席の番号わかります?」
ワシ:「23Dだと思います」
係員:「わかりました。それではこの番号がサンフランシスコの空港の落し物担当の番号なので、そちらに電話して下さい。この時間は係員がいないので、メッセージを残して下さい」
ワシ:「はーい」
そんでもって教えてもらった電話番号に電話。留守電になってたので、詳細なメッセージを残す。

【在サンフランシスコ日本総領事館】
こちらは、WEBで調べると「受付は17時まで」とかって書いてある。けど、領事館なら緊急電話受付があるはず!と思い、電話する。そしたらちゃんと緊急受付があったので、そこにつなぐ。

ワシ:「パスポート紛失したんですけど、日本に帰れますかねぇ?
係官:「ムリです。飛行機に乗せてもらえません。
ワシ:「やっぱり?
係官:「帰国のための渡航書という書類を領事館でお出ししますので、それがあれば帰れます」
ワシ:「なるほど、どうやればいいんですか?」
係官:「これらの資料を揃えて、月曜日に領事館に来て下さい」
ワシ:「えっ???月曜日
係官:「ええ。領事館は土日は休みですので・・・」
ワシ:「わかりました」

眠れぬ夜を過ごすワシ。翌朝(7月30日の朝)にとりあえず空港に出向く。落し物担当のところに行くが、パスポートは見つかってないとのこと。この時点で、見つからないことを前提とした行動を考えるワシ。

あっ!

今日のフライト変更しないと、今度は飛行機の切符を買い直す羽目になる!

あわてて今度は国際ターミナルへ移動。カウンターで交渉に。
詳細割愛するが、ここの係員の人の対応が素晴らしく、最悪の事態(つまり月曜日に領事館に行き、書類を交付してもらったとして、最短で乗れるのは火曜日のフライト)を考慮して火曜日のフライトに変更してくれた。さらにワシの荷物を出発間近のフライトから取り出してくれる。さらにさらに、ワシが乗って来た飛行機は既にサンフランシスコから出発してたのだけど、その機体を特定して、到着先の空港に連絡を取ってくれる。素晴らしい対応である。

でも残念ながらパスポートはその段階では見つかっていない

今度は警察へ移動。いわゆる逸失物届を出して、書類をもらう。これがないと領事館で「帰国のための渡航書」を出してもらえないからである。ちなみに、サンフランシスコ空港で警察に逸失物届を出すと、こういうカードをもらえる。ここに書いている数字が「事件登録番号=Case Number」。



さてと、ここで我に返るワシ。今日、日本行きの飛行機に乗れなかったということは、当然今日泊る場所が必要なのである。しかも最悪の事態を想定すると、火曜日までサンフランシスコにいなきゃいかんわけ。ところが、その土曜日にマラソン大会があったとかで、サンフランシスコ市内のホテルは予約ができない。どこも満杯である。仕方ないので、一泊だけ空港近辺のホテルを予約。しかもID(つまりパスポート)がないと、通常泊めてもらえないのだけど、そこをなんとか交渉して空港近くのHoliday Innに宿泊。さらに、その後の2泊分はサンフランシスコ市内のHiltonを予約するワシ・・・

とりあえず、再度落し物担当のデスクに行って、宿泊先の電話番号を伝えるワシだった。しかし、この日は朝8時から15時過ぎまで、空港の中を歩き回ったワシだった。国際ターミナルとターミナル3については、ワシはすでにエキスパートと言えるかも知れん。

それにしても、ワシはこの後どうなるんだろう?
続く・・・
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