虹の彼方に ~ over the rainbow ~

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ドラマ 『 ありふれた奇跡 』  最終回の感想

2009-03-25 10:39:45 | Jo Odagiri / Ryo Kase


ご訪問してくださり、ありがとうございます


フジテレビの毎週木曜夜10時から、

放送されていた、

ドラマ 『 ありふれた奇跡 』 の、

第1話から最終回までを、見ました。


今回は、最終回の感想について、書いてみようと思います


第1話から10話までの感想は、サイドバーにある、

カテゴリーの 「 加瀬 亮 」 さん のところに

ありますので、よろしかったら、そちらも、

ご覧になっていただけたら、幸いです。


   

↑ enya の ’08年のアルバム 『 雪と氷の旋律 ( AND WINTER CAME ) 』 に入っている、

『 ありふれた奇跡 』 ( Dreams Are More Precious ) は、このドラマの主題歌です




Enya Dreams Are More Precious ~ありふれた奇跡~





( 動画が、消えていましたら、ごめんなさい




※ ここから先は、このドラマのストーリーの

ネタばれが、含まれています! ご注意を!!





ドラマ 『 ありふれた奇跡 』 最終回の、あらすじ


こちら ↓ の、ドラマ 『 ありふれた奇跡 』 の 公式ウェブサイトに、

第1話から最終回までの、ストーリーのあらすじが、載っています。


フジテレビ開局50周年記念ドラマ 『 ありふれた奇跡 』 公式ウェブサイト





ドラマ 『 ありふれた奇跡 』 の最終回の、感想


加奈 ( 仲間 由紀恵 さん ) と、 翔太 ( 加瀬 亮 さん )が、

座っていた、カフェテラスのところに、突然、

見知らぬ、若いお母さんが、

「 トイレに行く間、5分だけ、赤ちゃんを預かってほしい 」 と、

赤ちゃんを、託される二人。


しかし、赤ちゃんのお母さんは、ずっと来ない … 。

その間、赤ちゃんのお世話をしている、二人の、

あたふたしている姿が、本当に、どこにでもいそうな、

若いパパとママに見えて、おもしろかったですね。

二人の、一生懸命な姿が、すごくリアルで、

よけいに、そう感じました。


「 あの人、きっと戻ってくると思う 」 と信じて、

ひたすら、待っていた、加奈が、凛としていて、

すごく、印象に残りましたね。


神様は、時々、いたずらをします。

私たち、人間の手のおよばない、遠い、遠い、どこかで … 。

それに、時折、右往左往させられる、人間たち。

中には、人生を、変えられてしまうような、人間も、いる。


二人で、「 無力じゃなかった 」 と、

お互いに、言い聞かせるように、確認し合う姿が、

本当の意味で、再び、生きていく、希望に、満ちあふれていて、

素晴らしい場面でしたね。


加奈のお母さん ( 戸田 恵子 さん ) が、

翔太のお母ちゃん ( キムラ 緑子 さん ) の住む、

アパートに、やって来ます。

その時の、翔太のお母ちゃんの、いさぎよさ、というか、

言いにくいことも、スパッと口にして、本音で、明るく

言い放つ姿が、見ていて、とても、気持ち良かったですね。

加奈のお母さんが、座ぶとんに、ちょこんと座って、

静かに話す感じが、なんだか、加奈に、似てるな ~

と思ってしまいました ^ ^ 





翔太のお父さん ( 風間 杜夫 さん )

「 二人で、力を合わせれば、できますよ、きっと 」  

加奈のお父さん ( 岸部 一徳 さん )

「 そうでなければ、人生つまらない 」




と、お互いの “ 趣味 ” を、あきらめずに、

これからも、隠れて続けていくことを、誓い合います。

この二人の約束を、とても、たのもしく感じました ^ ^


人間 ( 「 最近の人は、 」 かな? ) は、

お互いが、離れて暮らしていたほうが、

それぞれ、自由にできるし、うまくいくのでは、

と、考えてしまいがちですが、

一人、残される形に、なってしまった、

翔太のおじいちゃん ( 井川 比佐忠 さん ) が、

一大決心を、することになります。


このことが、このドラマの主人公二人と、藤本のことの、

裏で、隠れていた、大事な 「 奇跡 」 だった、と思います。


あの、ガンコなおじいちゃんに、神戸さん ( 松重 豊 さん )

一家と、いっしょに暮らす決心をさせたのは、実は、

おじいちゃんが、いちばん心配していた、翔太、だったのです。

翔太の力強い成長を、心の中で喜ぶ、おじいちゃんの気持ちが、

すごく、伝わってくるようでした。


加奈の中城家と、翔太の田崎家が、一同に会す場面で、

翔太のおじいちゃんが、




「 翔太が、変わったのは、加奈さんと出逢ったおかげだ 」 

「 ありがとう 」




と、加奈に言います。 涙する加奈 … 。

わたしも、もらい泣きしました … 。

本当に、感動的な場面でしたね。


「 どん底 」 の、本当の意味を、みなの前で、

問いただす、翔太のおじいちゃんの姿に、

山田 太一さんの姿が、重なってみえました。


このドラマの登場人物のみんなが、

再び、生きていくために、

新たな希望をもった、「 はじめの一歩 」 を、

歩み出して行きます。


あの赤ちゃんと、若いお母さんが、別れることなく、

いっしょにいられて、そして、藤本が、母子の世話をする

ということで、再び、 「 奇跡 」 が起こります。




藤本  「 俺、一人じゃないよ 」



この 『 ありふれた奇跡 』 は、人間の再生と希望を、

描いたドラマだと、思っています。

「 奇跡 」 とありますが、実は、みな、気がつかないだけで、

本当は、人生のいろんなところに、 「 大事な奇跡 」 が、

起こっているのだと、思いました。


山田 太一 さん 、やっぱり、すごい方でした。

仲間 由紀恵 さん 、 加瀬 亮 さん 、をはじめ、

キャストのみなさんも、素晴らしかったです。


わたしが、子供の頃に、親が見ていたのに、つられて、見た、

ドラマ 『 早春スケッチブック 』 を、思い出しました。

今でも、あの、 山崎 努 さん の、強烈で、個性的な姿が、

すごく印象的で、心に残っています。


山田 太一さん、キャストのみなさん、スタッフのみなさん、

素敵なドラマの贈り物を、ありがとうございました。

これから、なにかの機会に、また、このドラマのことを、

思い出すことでしょう。。。





読んでくれて、ありがとうです  

ほいじゃ、また。。。


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