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宮沢 賢治 [ Kenji Miyazawa ] ( 1896年 ― 1933年 ) 作の、
小説 『 銀河鉄道の夜 』 ( 『 Night on the Galactic Railroad 』 )
を、はじめて、読んだのは、中学生くらいの頃でした。
当時、わたしの通っていた、小学校の国語の教科書に、宮沢 賢治 作の
『 やまなし 』 という詩が、載っていました。
何度も、音読した、この詩に、不思議な感動を、覚えて、以来、
宮沢 賢治 の童話を、読むようになりました
同じく、当時の教科書に、載っていた、宮沢 賢治 作の 『 永訣の朝 』
という詩を、読んでは、涙を、流しました。
そうして、宮沢 賢治の作品も、言い伝えられている、人となりも、
大好きになりました そして、とても、尊敬しています
10数年前に、宮沢 賢治ゆかりの地を、訪ねて、岩手県に、旅したことがあります。
当時、賢治が、花巻農学校 ( 現在の、岩手県立花巻農業高等学校 ) の先生をしていた頃、
賢治は、羅須地人協会を、設立し、昼間は、自ら、農作業にいそしみ、
夜になると、農民たちを集め、科学やエスペラント、農業技術などを教えたそうです
旅の道中に、賢治ゆかりの地を、めぐっていたときに、
『 賢治先生の家 』 ( 羅須地人協会 ) と言われていた、
岩手県立花巻農業高等学校の敷地内にある、ニ階建ての家を、拝見させてもらったときに
( 一般に、公開されています ) 、
玄関の壁に、黒板があって、そこに、当時のままに、
「 下ノ 畑ニ 居リマス 賢治 」
と、白いチョークで、書かれてありました。
それを、目にした瞬間、時が、タイムスリップしたような、不思議な思いがしました。
本当に、畑仕事をしていて、留守にしているようで、もう少ししたら、
こちらへ、賢治が、戻られるのではないか、と当時の様子が、しのばれました。
また、賢治は、周囲の人々を集めて、レコードの鑑賞会や、
子ども向けの童話の朗読会も、されていたそうです。
旅を終えて、その後に、 『 銀河鉄道の夜 』 の絵本を、見つけたときは、
とても、うれしかったですね!
おちびが、生まれて、大きくなってから、何度か、読み聞かせをしました
お話の内容は、おちびには、難しいのですが、 藤城 清冶 さんの絵が、素晴らしいので、
絵だけでも、知ってもらえたらと思いまして …
1985年に、杉井 ギサブロー 監督により、宮沢 賢治 作の 『 銀河鉄道の夜 』 の、
劇場アニメーションが、作られて、公開されたました
プロデューサーに、原 正人、田代 敦巳、原案に、ますむら ひろし、
脚本に、別役 実、音楽に、細野 晴臣、美術に、馬郡 美保子、
( 敬称略 ) スタッフは、以上の方々です。
主人公や、主要な登場人物を、猫の姿に擬人化してあって、
とても、ユニークで、独特な世界観が、生まれています。
銀河鉄道の夜
細野 晴臣 さんの音楽が、すばらしいです!
宮沢賢治 星めぐりの歌 (歌)
『 星めぐりの歌 』 作詞 ・ 作曲 宮沢 賢治
あかいめだまの さそり ひろげた鷲の つばさ
あをいめだめの 小いぬ ひかりのへびの とぐろ
オリオンは高く うたひ つゆとしもとを おとす
アンドロメダの くもは さかなのくちの かたち
大ぐまのあしを きたに 五つのばした ところ
小熊のひたいの うへは そらのめぐりの めあて
一度、聴いたら、忘れられない、優しくて、美しい、心に残る、素晴らしい歌ですね
「銀河鉄道の夜」予告編(日本語版)
KAGAYA スタジオ制作のプラネタリウム番組 『 銀河鉄道の夜 』 の予告編です。
昨年、この特集が、上映される日に、さいたま市青少年宇宙科学館に、見に行きました。
プラネタリウムのドームいっぱい、360°に広がる銀河のパノラマ風景を、
楽しむことができて、素晴らしかったです
Trailer of "The Celestial Railroad"(English version)by KAGAYA Studio
( 動画が、消えていましたら、ごめんなさい )
宮沢 賢治が、作詞 ・ 作曲した、 『 星めぐりの歌 』 の冒頭の部分の、
「 あかいめだまの さそり ひろげた鷲の つばさ
あをいめだめの 小いぬ ひかりのへびの とぐろ 」
のところの歌を、どこかで、聴いたことがあるなあ、としばらく考えていたら、
黒沢 清 監督作品の2002年の映画 『 アカルイミライ 』 に、登場する、
守の父役の、俳優 藤 竜也 さんが、映画の中で、はな歌のように、歌っていたのが、
この 『 星めぐりの歌 』 でした。
映画 『 アカルイミライ 』 を、見てから、ずっと、この歌のフレーズが、
印象に残っていて、今になって、やっと、知ることができて、
すごい、うれしいですね
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読んでくださり、ありがとうございます
それでは、また。。。
ほとんど、地元から出る機会がありませんが、いつかは、賢治さんのゆかりの地を音連れたいと思っています。
にじかなさんの、触れ合いのはじめは中学生の時だったのですね。
お子さんと、絵本での銀河鉄道の旅、素敵なことです。
今年も、プラネタリウムで、銀河鉄道の夜を、観に行こうと思っています。家の近くにあるので、去年も何回も行きました。
その中で歌われる星めぐりの歌も聴くことも目的の一つです。
また、賢治さんのお話をしてくださいね。
トッペイさんのお家の近くに、プラネタリウムがあるのですね!
気軽に見に行けて、いいですね☆
『星めぐりの歌』は、今になって、はじめて、ちゃんと知りました。
本当に、素晴らしい歌ですね。
岩手県は、素朴で、自然豊かな、とてもよいところでした。
イギリス海岸(北上川にある白い岩の岸辺)に行ったり、
釜石線(“銀河鉄道”のモデルとなったところ)に乗りました。
今も、これから先も、当時のままであることを、願っています☆
ご訪問とコメントをありがとうございます。
今年も、また、さいたま市青少年宇宙科学館で、上映されるのですね!
知らなかったです~。情報をありがとうございます。
機会がありましたら、また見に行きたいです☆