時のすぎゆくままに

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感動が終る

2015-07-06 | 憩いのひととき
なでしこジャパンWカップ準優勝、おめでとう!!


(photoはJFAホームページから借用)

「FIFA女子ワールドカップ カナダ2015」が

6月6日~7月5日(現地時間)の1か月間開催。


前回のドイツ2011大会で優勝した"なでしこジャパン"は

連覇が期待され、一回戦から善戦してきた・・


そのファイナルが日本時間で今日7月6日の午前8時にキックオフ・・。

サッカーは立ち上がりが最も大切な時間と言われる。


まさにその時間で先取点を取られ

あれれれれれれ・・・・

という間に4点も取られてしまった・・16分間で4点も・・


"なでしこ"らしくない・・慌てているのか、浮足立って連携が悪い

ゲームが雑になっている・・


絶望的か・・?!

と思ったが、川澄から大儀見にロングパスが・・

大儀見か゛デフェンスをかわして軽くシュート

ゴール! ゴール!!!!!!


90分のタイムアップで、ゲームオーバー

5-2で敗退した・・"なでしこジャパン"が準優勝に終わった


準優勝 おめでとう!!

そして、1か月間の感動をありがとう!!


明日帰国とのこと・・成田空港に迎えに行きたいが・・・ごめん!!


【決勝戦の感想】

アメリカは強い、強かった・・

しかし、アメリカの作戦勝ちと確信した。


前回大会の雪辱に燃えるアメリカは、個人技アップと組織力強化を図り

さらに、"なでしこジャパン"対策の作戦を練ってきたのだ・・

"なでしこ"の裏をかいた作戦をいかんなく発揮したと思う・・


それは、"なでしこ"が最も危険視しているモーガンを囮にさせ

シュートの上手なロイドを使って得点する作戦を編み出したのだ。

それをセットプレーで確実にものにするには「ゴロパス」が

有効と考えたのだろう・・

"なでしこ"はアメリカの背丈を警戒するから、その裏を掻く・・

セットプレーの圏外に居てマークを外し、フリーにされたロイドが

ゴロパスの届きそうな地点に猛突進してボールをキックする・・


最初の1点は、コーナーキックからだが

まさにこの「ゴロパス」作戦が絵に描いたように大成功した。

これで"なでしこ"を動揺させ、2点目も同じ作戦で獲得した・・


アメリカは笑いが止まらなかっただろう・・?!

アメリカのテレビ視聴率が最高だったとか・・!?




前日の練習公開を前半15分だけにして、あとはシャットアウト・・

一方、"なでしこ"は隠すものが無いと、全部公開した練習・・だったとか


今思えば、アメリカは徹底して作戦の実行に励んでいたのでは・・

WARⅡでも、日本に勝つために作戦を重視した・・

器用なジャパンに対抗するには、作戦が有効だ・・各国はそう判断するだろう


前回大会で"なでしこジャパン"が勝つために・・と採った作戦が

当時の常識をはずれた「組織的なパスワーク」であった。


今回アメリカがその発想を手にして、

"なでしこ"の常識の裏を掻く作戦にでたのである。

作戦のメリハリをつけられる最適な場がセットプレーとされ

そこで「ゴロパス」で成果を得る、という明確な作戦である。

その成功の結果に、「浮足立つ」という付録がついたから

もうたまらない・・。

あとは、個人技で好きなように・・となった。



個人技や組織力は、基本的な技量であり

今までのゲームは、技量を生かすための作戦をとられていた、

または、技量で賄える作戦がとられていた、と思う。


今回のアメリカのように、勝つのが目標

目標達成のために作戦を立てる

その作戦を実行するための技量をみがく、あるいは活用する

と、考える順序が逆にされていた印象がする。

決勝戦の対戦相手が"なでしこジャパン"だから必勝作戦が必至だったのだ。



サッカーは団体戦だから、戦略が重要なスポーツだ

体力、個人技、組織力・・等の常識的な応用作戦だけでは

勝利の女神がほほ笑まないだろう・・・!!


"なでしこジャパン"は、リオ・五輪に向けて

どんな作戦をたててくるか、楽しみだ・・・


期待して、応援しているよ!!




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