春はスギ花粉

"春はあけぼの"、今は"春はスギ花粉"

「春はあけぼの」

そうだ京都、行こう!!

というテレビＣＭが生々しく覚えている

京都朝めぐりガイドのＣＭである。


「枕草子」第一段の書き出しフレーズである

　春はあけぼの。やうやう白くなりゆく、山ぎはすこしあかりて、
むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる。
　夏は夜。・・・
　秋は夕暮れ。・・・
　冬はつとめて。・・・

フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」によると

『枕草子』(まくらのそうし)とは、平安時代中期に中宮定子に
仕えた女房、清少納言により執筆されたと伝わる随筆。
ただし本来は、助詞の「の」を入れずに「まくらそうし」と
呼ばれたという。
執筆時期は正確には判明していないが、長保３年(西暦１００１年)
にはほぼ完成したとされている。


さて、『枕草子』の現代後訳は

　春はあけぼの(がよい)。じょじょに白くなっていく、
山ぎわ(山に接している空)が少し明るくなって、紫がかった雲が
細くたなびいている(その景色がよいのだ)。

となるらしい・・・


枕草子の執筆時期から１０００年も経つと、趣がだいぶ変わる・・

ＣＭが聞こえてくると、いつも心に浮かぶフレーズ

　春はスギ花粉(が悩ましい)。
じょじょに白くなっていく山ぎわが明るくなり、
風にスギ花粉がたなびくと、鼻がムズムズ鼻水たらり・・

これでは外出がままならない


それでもターゲット・バードゴルフで体を鍛えるべし・・

天気快晴で青空に映える花々で和む・・




青空に映える白梅


(CXTVの天気予報から)

３月１０日夜から１１日朝方の春嵐が過ぎて午後からは快晴



枝垂れ紅梅はますます映えている、一方スギ花粉が激しく舞う・・・



ふと、空を見上げると・・早咲きの桜が開花していた



春は花粉症・・そして

桜が待ち遠しい季節・・・!!