アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

帝王切開後の「自然な」お産

2016年09月23日 | 生活
これから出産なんて方はあまりこのブログを読んでないと思いますが、よさげな記事を見つけたのでメモ。

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私自身は、三回の出産ではいずれも「自然な」お産方向で模索していたのだけれども、それは、自分と赤ん坊にとって快適であると共に、より安全な道であると思ったから。

危険を増やして医療を拒否する趣味(とか宗教?)は別にありません。せっかく医療の恩恵を受けられる時代と環境に生きているのだし、なんであれ命あっての物種だからね…

で、まぁ、自然を志向するにせよ、安全を志向するにせよ、好き好んで帝王切開を選ぶ人はふつうなくて、何か医学上の必要があってそちらになったのだと思うけれど、それで、一度帝王切開で出産したあとに、次の出産で経腟分娩ができるかどうか? って話

「VBAC: Vaginal birth after cesarean delivery 帝王切開後経膣分娩」

これすごくわかりやすい

帝王切開ののちに経腟分娩することのリスクは:
子宮破裂の可能性

帝王切開ののちに帝王切開することのリスクは:
(次の出産で)胎盤が切開創にくっつく(前置胎盤、癒着胎盤)の可能性

安全を考えるなら断然帝王切開…というようなわかりやすい話ではなくて、逆のリスクもあるんですね。

ただ、癒着のほうのリスクが高くなるのは何度も出産する場合ってことで、二人でおしまいというならまぁ…
この記事では、出生率とか挙げてますけどそんなよその平均値の話はおいといて
自分が何人産むつもりかってのがありますよね、それで考えることができます。

それと、実際このようにある程度産婦さん本人の希望を取り入れることを考えている医師でも
緊張感が走る出産方法であること
を考慮するというのも現実問題ポイントかも。

それと、VBACにふみきる場合も比較的安全を確保するために何を気にしたらいいかもわかりますよね(ともかく子宮収縮剤は怖そうです)

と、いうように考えていくとやはり、どう考えても、
初回の帝王切開は必要なときだけに
というのはだいじですね。

占いで決めた誕生日にするために帝王切開とか(ほんとか?)
保育園に入るために帝王切開とか
それはダメだよね!!

医療のバックアップを頼みに生活しながら、それでも自然を志向する場合の一般的な心得って、
いったん医療の手を借りたらその後はそっちコースで
ってのがあります。つまり、いったん陣痛促進剤を使うとか帝王切開をするとか、そっち側に足を踏み入れたらもうそこで面倒みてもらう、って考えたほうがたいていうまくいく。


母が私を出産した時代は、逆に、知恵と技の詰まったお産婆さんサポートによるお産を捨てて病院出産がもてはやされ、その実、あまりそこに安全のための技術が詰まっていなかったころでした。その寂しくて寒くて痛くて不安な出産シーンの話を聞くと、私が一人っ子になったのも無理ないかなと思いました。しかも…

関係ないけど、そのお医者さん(個人経営産婦人科)は母の遠縁にあたる人だったとかで、出産のお祝いを…自分のふところが痛まないカタチで出そうとしたらしく(-_-# 退院のときに「領収証を一万多く書いといたからね。それボクからのお祝い(注: 領収証の金額が、父勤務先の会社の健康保険から払われるから)」といったそうです。それ犯罪だから。


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