弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

度重なる中途覚醒と睡眠薬併用

2017-03-26 19:26:57 | 思考
むやみやたらに睡眠薬を併用する医師はどうかと思うし、自分もここ数年は眠気の出る別系統の薬で眠りに入ることが多かった。
酷い医者だと導入・短期・長期で3種類併用の場合もあると昔聞いて恐れていたのもある。(今はそういう医者は減っているらしいが。)
それなので、今の主治医は原則的に睡眠薬を出さない方針で、まあそこそこ良心的なのだろう。
(出さない理由は耐性と依存性のつきやすさのため)

今、
抗うつ薬2種類(うち一つは眠気の出るリフレックス)
気分安定剤(確実に効いていない)
抗精神病薬2種類(統合失調症のためではなく気分や不安に作用するもの)
少し多いな、という気はしている。
だが、多くても深い眠りにつくことは出来ず、まず3時間で目が覚め、その後1~2時間スパンで目が覚める。
正直寝た気は全くせず、日中も眠い。

ところが、ただでさえ眠れないのに、イフェクサー漸増に伴い安定剤兼眠気のためのセロクエルを減らしていくようだ。
日中のだるさと眠気を防ぐ目的らしい。
しかし、余計目が覚めるようになってしまった。

去年までは、そこまで中途覚醒はなかったのに、何がこうも睡眠を妨げているのかが分からない。
正直、中期型の睡眠薬を出してもらいたい。
さすがにしんどくなってきた・・・



示唆と究極的説明

2017-03-26 00:37:34 | 思考
統計学が最強の学問である。
という本が売れているらしいが、バカげたことだと思う。
統計は究極的説明「因果」を提供できないからである。
特に個体が関心の中心になる時、統計でどう有意であろうと、そこに当てはまらなかったら終わりだ。
大体、9割で予測出来たり相関があったりもしないので、確率論的に個人の試行はただの賭けになる。
分の良い賭けかそうでないかの違い。

だと思っていて、臨床心理学の量的研究における相関関係や説明率というのも、個人-特に自己の心理の把握に関して何ら確定的根拠を与えない。
そうは分かりつつも論文を漁っていたら、それでも示唆をもたらすもの-参照枠として持っていて損はないように感じた。

結局、説明を提供するものが数えきれないほどあり、複雑すぎて個体の行動や精神状態を説明できるものはない-実験心理学でも確定できない、のだとも思う。
(よく実験系の心理学と臨床系の心理学でも生態的妥当性というので対立する)

結局内的なものを捉えれないのなら、様々な知見に開放的であることを条件に自分のことを自分で「決める」しかない。

冒頭に戻って肉体的な話をするならば、個体を粒子によるマクロな振る舞いの場であると仮定したときには、確率分布に従うという意味で粒子の挙動の確率には統計学の意味がある。
(今やっているのが、量子力学のゲームらしいので補足)