弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

哲学系大学院中退から別分野へ②誰かの、何かの役に立つこと

2020-11-19 17:46:40 | 闘病(精神疾患)
元から、自分だけでコツコツやるのは苦手で、だからコロナになってからうつが悪化し、全然出来なくなったというのは一つの理由だ。

・・が、トドメをさしたのは、多分、M1との喧嘩とオーバードクターの人との争論だろう。と振り返って思う。

何というか、哲学の細部の議論はつまらないし、大枠での議論も、結局、論理の衣をまとった信念のぶつかりあいなのだ。
客観的に、というか中立的に色々な立場を考えて、考察してとりあえず組み上げた主張ではない。
おぼろげながらでも、自分に元から主張があって、それを型どってくれる哲学者や立場を見つけるのだ。
そして、これが一番大切なのだが、世間がいう、

哲学は何にも役立たない。

というのは、議論の細部を見れば見るほどそうなるのだ。
なるほど。教養や哲学的に思考する事は役には立つだろう。
だが、学問として、細部の議論になればなるほど、何の役にも立たなくなるのは致命的だ。
そういうのは一部の天才がやればいいし、教養的な哲学に応用するのも一部でいい。
(ロジカルシンキングの在りかたなど)

やっぱり、研究をしていく以上、実証的でない個人の主張をしても物足りない。
ただの自己満足に終わりたくない。

オーバードクターの人とのやり取りで切にそれを感じた。

哲学系大学院中退から別分野へ①

2020-11-10 14:59:13 | 闘病(精神疾患)
何とか自分を立て直しつつ頑張ってきたが、もう限界のようだ。
とりあえず、休学して別の道を探す。いや、探すといってももう二択に絞ってるんだが。

その前に、この大学院で上手くいかなかった理由をまとめておこう。
・ともかく、ボスとの相性が性格的に悪い。
これは研究室訪問ですぐに分からないことだからしょうがない
・指導教員が自分の分野への理解が薄い
これはほとんどボスのせいだろう。研究室訪問で指導出来ると言ったのは事実なんだから。
・指導教員のやる気がない
ゼミでの発表以外、ほとんど指導する気なし。コロナになってからほぼ全てオンライン。

これらから、ほとんど、ボスのせいだと言っても仕方ないだろう。
以下に述べる理由も指導熱心で性格的に相性がいい先生ならそこまで大きな理由にならない。

・研究室のメンバーの研究テーマに一貫性が皆無
これも前任の教員と今の教員のせい。とりあえず、生徒が欲しいじゃ話にならない。
・それ故、研究の相談が出来る人が皆無
・研究室に人が来ない。
これはコロナが大きいが、去年もそういう傾向にあった。
・慣れない遠方の地で日頃から会える友人もいなかった。

以上、主に対人関係の欠如から病状が今年に悪化。

加えて、
・研究室の人間関係の歪さ
特に修了したオーバードクターが何故か力を持っていた
・業績を焦るあまり、修論の研究を犠牲に質の低い発表や論文を量産

これは自分も悪い。

まあ、哲学という分野だから一人で研究するのはやむを得ない部分はあるけどほとんどが人間関係かな。