弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

凍狂砂漠

2018-12-29 22:33:17 | メンタル
今年最後の通院日に過去の甘ったれた自分に気がつき思い出した。

私は東京が嫌いなんだ。
病気になったのは東京。そこから逃げようとして、もう学歴とかどうでも良くなって、地方公務員で地方でまったり暮らすという幻想を抱いて、逃げたのが出身大学。
でも、そこでは別の何かに囚われて・・

何故、あの時に関西ー京大や阪大という発想がなかったのか。
きっと、何となく怖い。くらいだっただろう。

何故、あの時に、
学者になるなら東大。
という囚われでもって、二浪を選んだのか。

結果的に何もならなかった。研究者という本筋から離れて、地方で堅実な仕事に就こうという幻想に至った挙げ句、歳月だけ過ぎた。

これからはイメージや先入観を排していかなければ、来年、関西に行っても二の舞にしかならない。
あの時のような逃げ、ではない。選んだんだ。
選ばれた、その意識じゃ結局同じだ。

危うい精神の均衡2ー希望を捨てよ

2018-12-26 00:59:38 | メンタル
恋愛がリスク要因だと言ったのは私の発症パターンからである。

私が敏感関係念慮を「発症」したのは高校2年。
端的に言えば、思春期が遅れ、自我が成長し外見への意識が高まった時に男子校だということが発症の原因。

怖かった。異性から否定的な評価を受けることが。
そして、否定的である「と私に思われる」女性の言動にビクビクしていた。

高校2年高校3年はそれでも男子校だったので一浪の頃も田舎だったのでかろうじて均衡を保っていたが二浪で都心の予備校に通っている時にそれは崩れた。
端的に人が多かったから。

あれはあれで地獄だった。

だが、そこで精神科に行ったときの診断は統合失調症(当時の精神分裂病)ではなく、神経衰弱だった。
(敏感関係念慮というのは後の医者が言った)

その後の過程は省こう。とりあえず、その後も異性に対して苦労が募った。

翻って今を鑑みるに、惹かれる女性がいたら付き合いたいという想いはある。
だが・・やはり、負担でリスクだろう。失恋したら目も当てられない。本業に差し支えが出る恐れもある。
勿論、ここでいうリスクは統合失調症の発症でなく、ただの気分の落胆ではあるのだが・・

そう考えていくと、やはり、ある程度心を殺していく必要がある。

万が一希望が持てるようになるとしたらアカデミックな世界で常勤の職員になれた時だけだろう。だが、あったとしてその時はおそらく40過ぎ。
その時点惹かれる女性がいればいいが。

とにかく、異性を追っかけて本業に差し支えてはいけない。
覚悟したはずだ。色恋沙汰はもう縁がないと。
その覚悟を思い出すきっかけが同期の発症で、こういう日であることは遺憾だが。

危うい精神の均衡ー発症と恋愛と・・

2018-12-26 00:31:24 | メンタル
部活の同期の女性が二年前に統合失調症を発症したそうな。
きっかけは長年付き合っていた同じく同期の男性(私の友人)と別れたことだろう。

それから仕事での負担もあり、均衡が崩れたのだと思う。
しかし・・・最近になって急に部活の同期のグループLINEやTwitterで被害妄想が爆発した。実名を出しているのはまずいと思う。

向精神薬病薬でかなり太ったらしい。
それで投薬を拒否。反動でああいう形で爆発したのだと推察される。
今は双極性障害を名乗っているが、正直、複雑な気分だ。
今の私は双極性障害2型と診断され、ごく稀に有能感が出る。それは誇大妄想とは微妙に違っていて・・(ここで私が自分の学業的な有能さの証拠を書き込んでも、それを妄想だと言われたら何も言うことが出来ない。所詮は匿名のブロガーだし。ただ、こういうメタ的な思考が出来ている点で正常だろう)

本題はそこでない。
双極性障害でもうつ病でも「妄想」という症状が出ることがある。そしてそれには被害妄想も含まれる。なので、その点では統合失調症とは限らない。

だが、長いこと患者やっているが、あれは気分障害圏の妄想ではないと思う。
それは自分の症例だけからの判断ではなく、今まで見聞きしたのも含めての判断。

とかく、ああいう状態で薬の服薬を拒絶するのはまずい。
女性にとって体型は死活問題で、実際に向精神病薬はほとんどが太る。最近の薬は特に。
それはもう見る人が見たら一発で分かる。正常な太り方ではないのだ。
そして、薬には生理現象や胎児への影響が全くない薬などない。
遺伝もするとの見方も多い。
そうなると若年発症の女性は周りに比べて捨てなくてはいけないことが多すぎる。

向精神病薬の中には気分安定のために気分障害圏にも出すことがあって私も服薬した。
エビリファイとジプレキサで30kgくらい太った。
まあ、元々がアンガールズ体型でその後筋トレなどをして体型と絞ったので、今はがっちりしている程度なのだが。

まあ、私のことはさておき、恋愛というのはリスク要因だということが今回の件で要は分かった。勿論、私のような社会的状況で恋愛や結婚になど希望を持つべきでないのであるが
(続く

精神障害者と資格

2018-12-15 12:21:32 | 学習(全般
昨日のリワークデイ・ケアは収穫があった。
リワークというか再就職の方に参加したのだけど。

発表者がとても優秀な人で、かなり高難易度な資格を目指していたのだけど、その話が参考になった。

色々話していたのだが、自分なりの要点は、
障害者採用なら、特殊で高度な資格か、むしろ逆に軽作業などに甘んじるか、ということであった。
そして、いきなり正社員というのもなかなかないということ。

もう、研究の道で食べていけなければ、教育産業にしか需要がない。
でも、いくら頑張っても研究の道というのも険しすぎるものだし、教育産業はブラックなのでついていけるか分からない。

最悪、母が生きているうちは多分食べさせてくれるだろうが、もう一回挫けたらかなり精神的に厳しいと思う。母が亡くなったら自殺か・・

と思っていたが、そう簡単に自殺出来るかも分からない。

最後に選んだものが研究で、もう保険をかける必要性も感じないが、以上を踏まえると、少しでも研究に関係のあるところで資格を、と考えると・・
ドイツ語検定よりやはり、弁理士しかないだろう。

相当に難しい資格だ。
本当に弁理士持っていたら障害者採用に役立つかは不明。だが、多分、勉強がつまらないということはない(法学部なので法律科目の基礎的なことは分かるし、大学の知的財産法の講義は面白かった)。
なら、やるだけやってみたらいいじゃない。
ドイツ語より面白いし、ドイツ語より実用的だと思う。

ストイックとは程遠い性格だが、つまらなくなければ、続けられるだろう。

さて、スタディプラスというアプリ上で勉強記録をつけているが、それに加えて弁理士のことは別ブログでやろうと思う。ここは精神的なこと限定で。

リワークにおける三重の違和感

2018-12-10 23:42:40 | メンタル
主治医やセンターと一悶着した後、今日、リワークデイ・ケアに参加してきた。

が、もう行きたくなくなった。
振り返れば、結局、違和感だらけなのだ。

周りとの

病歴の違いー過去
病状と社会的状態の違いー現在
目指しているものの違いー未来

というトリオロジー。

そして、この違和感は即座に居場所の無さ感につながっていき、精神を蝕む。

こんなことなら、家でひたすら書物と論文に向かい、必要とあらば運動。それでいいのではないだろうか。
一般・社会的スキルを身につけようにも、あの場所では限られているし。

確かに対人関係における不安への曝露にはなるが、不安への暴露以上に自分がすべきことを見失わないことの方が重要だ。

もう、一般的な人々と無理に交わる必要性を感じない。
将来的に教育産業に就くことを考えても、相手は学生・研究者・教育施設の関係者に限られるだろう。

もう一般的な生き方をすることを捨て去ったのではなかったのか。
覚悟を今一度自分に問うべきだ。

※研究者を目指すといっても、一般常識が不要とまでは言わない。
だが、それは学術的な社会のそれとは異なるだろう。