弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

大学院中退。それでも良かったこと

2021-02-16 17:53:24 | 思考
電気痙攣療法の話題が出たので、ついでに。

前回の電気痙攣療法、うつには効果があっても不安には効果がありません。そう言われた。
そして、病院勤務の臨床心理士からは、認知療法でも収まらないならもはや、行動療法ーそれも暴露しかない、と言われた。

暴露療法とは、不安の低い順から高いものへ階層表を作り、低い順から現実場面で不安を喚起する場面に身を置くこと。
何だか根性論のようにも思えるが、サポートとして、リラクゼーションのテクニックが教えられることもある。

んで、取り組んでいたけど、うつが再発してダメに。
結局、うつが落ち着いて大学院に入るまでが大変だった。

大学院は中退したが、否応なしに、しかも時には連続で、予期不安を感じている暇がないほど不安場面に曝された。(暴の暴は本当はこの曝すという漢字)
しかも、明らかに叩かれるアウトプットでも逃げることは許されなかった。

それはもう白髪が生えるくらいストレスフルだったが、結局、この「逃げられない」というのは重要で。勿論、うつと併発してたら、そっちの心配もあるが、それでも本当に大事。
やはり、自分だけだと甘えてしまうから。

不安障害も治しに大学院に行った訳ではないが、回避や逃避癖はかなり軽減したち思う。

今日の勝ち目のない院試も行けた訳だし。
中退だったけど、それが一番の収穫だろう。今後もどういう道を歩もうとも。

結局、抗不安薬飲もうが、社会不安の薬飲もうが、逃げられない環境に身を置いた自分を誉めてあげたい。
(※逃げられないことでうつが悪化するなら、やめておいた方がいいです)


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