モリコロ、今日台風の余波か、ツバメがたくさん事務所近くの木の上にやって来ました。数十羽はいました。こんなに沢山のツバメを見るのは珍しいです。
この時期に何かなとネットで調べたら、二度目の繁殖時期とか。
ツバメは、最初に作った巣でヒナが巣立つと、全てではありませんが 2度目の巣作りをし、再び繁殖を行うことも珍しくはなく、巣作りの時期は大体6月下旬ごろになることが多く、ヒナが育つのはお盆前後とか。
写真はネットより。
燕:webから
冬の間、暖かい東南アジアの島々やオーストラリア北部で過ごしたツバメは、小さな体でおよそ4千kmの距離を海を越えて日本に帰って来ます。
冬の間、暖かい東南アジアの島々やオーストラリア北部で過ごしたツバメは、小さな体でおよそ4千kmの距離を海を越えて日本に帰って来ます。
ツバメは、海面すれすれを飛びながら、集団ではなく、一羽ずつ飛んでくるそうです。3月の中頃から日本の暖かい地方で見られ、4月に関東へ、それからなお東北や北海道まで広がっていきます。
ツバメは、遠い南の国々から日中に太陽の位置を目じるしにして方向をさだめ、途中の島々で体を休めながら、一日に50~300kmの距離を飛び続けます。
ツバメは、餌(えさ)を捕まえたりするときや天敵(てんてき)を振り切るときには時速200km近いスピードで飛びますが、普通は平均時速47kmほどです。また、渡りのときはそれよりやや早い時速55~60kmほどで飛行します。
ツバメは、鳥の中でも飛行する能力を極限まで進化させてきたすばらしい鳥なのです。ツバメは、集団では渡りをしません。各個体がそれぞれ自分の判断で単独に目的地を目指します。その理由ですが、大型の鳥と違って各個体の身体能力にばらつきがあることや、天敵に見つかりにくいように単独で行動するなど、いろいろな理由があげられます。また、オスとメスでは渡りの時期に若干差があり、オスはメスより数日早く目的地に出発します。秋になって南へ帰るのは、9月中旬~10月下旬です。私たち日本人は稲の害虫を食べてくれる益鳥として昔からこのツバメを大切にしてきました。ところが、最近、地球温暖化の影響でツバメの飛来日が年々早まっていることや飛来するツバメの数が全国的に減ってきていることが心配されています。