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株立ち樹木のあれこれ

観賞用やシンボルツリーとして、株立ちの樹木が目立つようになってきました。 樹木の数十年先を考えると大木となり伐採するしかなくなります。このため少しでも長く樹木との生活を楽しむのであれば、株立ちをうまく活用することが大切です。下記のような方法があります。
・台仕立て。。。幹の途中で真止めし、株立ちのように扱う。
  参考まで、個人邸での大木対策「株立ち/台仕立て」(下欄参照)
       ケヤキの台仕立て(モリコロ)(下欄参照)
・株立ち。。。。根元で切り落とし、地際から数本立ち上がったような樹形。
・ギミック株立ち。。。苗木を奇数本集めて根元を寄せ株立ちに似せる。

webから;「株立ち」とは、
生息している樹木を根元で切り落とし、一株から茎や枝が地際から数本立ち上がったような樹形を作る状態のことを呼びます。 一本立ちの通常の樹木と比較すると、一本一本の幹に細く軽やかな印象が備わり、自然の趣を感じさせる雰囲気をかもし出します。
現在市場に出ている株立ちの樹木は、
ヤマボウシ、シャラ、ケヤキ、トネリコ、ヤマモミジ、ジャクモンティ、ハナミズキ、エゴ、カツラ、ソヨゴなどが多く市場に流通している。
株立ちは自然樹木の仕立て方の一種で、本来は一本の樹木が生長し、ある程度大きく生育するのを待って根元で切るのが本来の仕立て方法です。
でも、これでは時間がかかります。 実際に需要に間に合わないこともしばしばあり、最近では「ギミックの株立ち」も増えています。
「ギミックの株立ち」とは、
細いうちの一本苗木を奇数本集めて根元を寄せて育てます。こうすると、生長するにつれてそれぞれの苗木がくっついてきます。これを株立ちと呼んで販売するのが「ギミックの株立ち」です。
ギミックのものと本来の株立ちは見た目がやや違います。おおよそですが、ギミックの株立ちだと各枝の太さが大体同じなのに比べ、本来の株立ちではそれぞれの枝の太さが違うものが目立つのと、本来の生まれの元の大きな太い幹(株)が見られることです。
また、本来の株立ちの方が育成に時間がかかっている分、販売単価も高いのが普通です。樹木の市場では「本株立ち」と「株立ち」と呼び分けられているようです。一般の戸建建物のシンボルツリーとしては、最初からコンパクトに根回しがしてあり植え易く、しかも安価なギミックのものが広く流通しているようです。 
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