千曲川の流れのように

年金生活者の徒然

春まつり

2007-04-17 | Weblog
土曜日と日曜日は、村の神社の春祭りだった.以前育成会長のとき、神事にお呼ばれしていたので、経験はあったが、今回は氏子総代としていろいろな準備があった.土曜日は朝6時に神社に集合し、幟を立てなくてはいけない.皆始めての経験だった.昨年まで、氏子総代長だった方に手順を教わりながらの作業となった.柱は当然の事ながら杉の木.長さは20m程?か.土台はコンクリートで柱を入れる穴が開いている.そこに土台を支えるパーツを組み込み、ロープで引き上げる.仕組みとしてはなかなかうまくできている.先人の工夫には頭が下がる.凡そ30分程度の作業となった.その後、参道を登り、神社のお掃除となった.年に2回のお祭りの時にしか掃除をしないので、かなりの汚れだ.8時頃には終了となった.夕方、公民館に行くと、春の大嵐(強風)のため、幟が傾いていると言う.早速、神社に向かい、真っ直ぐに立て直した.それにしても、この日の風は尋常ではなかった.当日の行事は、夕方から、神楽保存会の方々による獅子舞の奉納がある. 村の三ヶ所でそれぞれ30分程度、獅子舞の奉納を行う.奉納場所には、地域の方がお神酒と乾きもののつまみを用意している.氏子総代は提灯を持つ.前後には大提灯がつく.これに火を灯すのが一苦労だった.最後は神社での奉納となる.7時半から始まり、最終は9時半を過ぎていた.無事、奉納を済ませ、公民館に戻り、神楽保存会の接待を受ける.もちろん日本酒の冷酒だ.10時を回り早々に退散させていただいた.
 翌日は7時に公民館に集まり、お供え物を三方に供える.米・お神酒・魚・野菜(大根)・塩・水・お菓子・果物などだ(これを神饌と言うらしい).しばらくして、神官が見え、樫(榊で作るのが通常)で玉串を作る.神官、氏子総代長の順で公民館から村上大国魂社に向かう.三方は持ちにくく、落とさないように注意を払いながら、行列は進んでいく.神社に着き、40分ほどの神事を執り行う.詳しくは、後日としよう.その後、公民館で直会(なおらい)、つまり宴会が始まる.朝からのビールはなかなか勧まない.11時ころ家に戻ると、一気に疲れが出て、バタンキュウ.夕方5時に集合し、幟を下ろしたり宮の後片付けを行い春祭りは終わる.
 それぞれにしきたりがあり、興味深い.2年間の役(氏子総代)なので、後3回祭りを経験する事になる.いろいろな事を経験し、年を重ねていくのだと思う.(村の長老はそうして、知恵袋になったのだ)
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