黄紙に注意! 鳶ブログ

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「東京電力女子サッカー部マリーゼ」の休部決定

2011-09-28 17:00:16 | 女子サッカー
「東京電力女子サッカー部マリーゼ」の休部決定および選手の移籍に関する日本サッカー協会へのお願いについて

平成23年9月28日 東京電力株式会社



東電はやっぱり東電だった。他人にくれてやるようなことはしないよな。
国体や原発事故で翻弄された企業チームの系譜はここで途絶えることになるわけだ。

選手の移籍って、どういう形を取るんだろう。
まあ、東電のリストラ策の一環として退職金上積みの自己都合退職になるのかな。

常識的に考えて、世界を震撼させた原発事故を引き起こした企業のシンボルだったサッカー部を丸ごと受け入れる程の企業はこの世にはないとは思っていたが、まさか13人全員を同一チーム移籍が希望だなんて。受け入れる方だってこれだけまとまれば嫌がおうでも原発事故の当事者の後ろ楯になりましたって世間に公表するようなものだしな。
さっさと自己都合退社でバラバラにそれぞれの活動場所を見つけていけばいいんだろうけど、やはり大卒は給与水準が高いから早々辞められないよな。こんなご時世に。

まあ、サッカーのレベルよりもみんな一緒にサッカーをやることを選択したわけだね。たとえ活動場所が見つかったとしても移管ではないから都道府県リーグってことになるね。本当に13人の決断はそうなんだろうか。会見では選手の本音がよく見えないね。
最悪、気のおけない仲間とフットサル転向は有りかな。

東北からなでしこリーグがいなくなっちゃったね。なでしこリーグから企業チームもなくなった。
早大の受け皿としての機能は十分に果たしていたんだけどな。結構困る選手はいると思う。

これで来季のチャレンジリーグには確実に1チームの新チームが加わることになった。
入替戦のレギュレーションはどうなるんだろう。




何だかどうも上の解釈とは違うような新聞報道になっている。
もう話は付いていて、来年からはチャレンジリーグでチーム活動再開という方向。
9月末まで発表に至らなかったので、10月中頃に延長するためのセレモニーとしての記者会見ということか。
それにしても社員身分を保証しながら他チームで活動するってことが、大リストラを迫られている東京電力で可能なんだろうか?