黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

JAPANサッカーカレッジ高等部女子

2011-09-08 06:56:35 | 女子サッカー
国体関係もあり、近頃JAPANサッカーカレッジのことを調べることが多い。
来年開校のJAPANサッカーカレッジ高等部女子もHPができたので、概要を知ることができる。

「JAPANサッカーカレッジ高等部女子」という名称がどういう場で使われるのかは不明だが、高校としては開志学園高校に入学するので、高体連の試合では「開志学園高校JSC」と表示されるのではないだろうか。
まあ、カリキュラム的にはアルビレックス新潟レディースの川村優理選手の学生生活がモデルとなるのではないだろうか。

まあ、この高校というか、このコースの特色は全寮制かな。
これが一番サッカーを上手くしてくれるスキームになると思う。
ユース世代のチームが強いのは寮生活で24時間をコントロールすることが効果的だ。

よく、全日制とか単位制とか通信制とかの差を問う人がいるけど、今の時代、それは便宜上の制度の問題に過ぎない。普通に3年で卒業できるわけだから。
ちなみにJFAアカデミー福島の生徒は福島県立富岡高校と提携しているのだが、ここも通信制。
先日、なでしこリーグ選抜に出場して俊足を見せた木龍七瀬選手も通信制の高校のOG。(なでしこリーグ選抜には後半途中に川村優・菅澤・木龍の3人の通信制OGがピッチに立っていたことになる。)
学校制度なんて時代によって変わるから、昔の概念を今に持ってきて測っても意味はないと思う。

さて、このチームというか学校も、最初の1~2年は選手(生徒)が少なくて活動できないのではないかと思ったのだが、そういうわけではなさそうだ。

高卒者を対象にした専門学校のJAPANサッカーカレッジは女子チーム「JAPANサッカーカレッジレディース」を構成して活動している。
レベル的な問題で地域リーグである北信越のリーグ戦には参加せず、関東リーガスチューデントや全日本女子選手権を主戦場としている。
今回、JAPANサッカーカレッジ高等部女子のHPで具体的に示されたように、早ければ来年にも日本女子サッカーリーグのチャレンジリーグ参戦を目論んでいる。
大学にはインカレという主要大会があるが、専門学校にはそれに相当する大会が無い。だから、社会人チームと同様に日本女子サッカーリーグに参戦するしかチームとしての価値を示すことができない。
(かつて日本女子サッカーリーグに参戦していた大原学園と同じ理由である。)

JAPANサッカーカレッジ高等部女子はJAPANサッカーカレッジレディースの下部組織扱いとして申請するので、もし「チャレンジリーグ」に参戦できた暁には2重登録選手として出場することができる。
高体連の活動(インカレや高校女子選手権)が当初できないとしても、それ相応のレベルは維持しながら活動でき、また、JAPANサッカーカレッジレディースとしてみれば今まではほぼ18~21歳の選手だったのが、16~18歳の選手を加えることができるのである。
人数が揃った段階で高体連の活動(インカレや高校女子選手権)をするとしても、この2重登録はするだろうから、強化としては十分な環境になる。
まあ、監督も大人と一緒に練習させるだろうし、最初は目の届く範囲の選手数なんで指導される方としては手厚いかな。

おそらく女子ユース(U-18)選手権は高校なので絡まないだろうが、「高体連の2冠+全女+国体」、この辺が主要大会になるのだと思う。

アルビレックス新潟レディースとは直接は関係しないと思われるが、練習試合の相手とかになってくるのかな、とは思う。ライバルの存在になるのかな。
アルビレックス新潟レディースU-18との関係は今後どうなるかはわからない。少し流れそうではあるが。

卒業後、新潟医療福祉大学に進学するという選手はたぶんいると思う。もちろんJAPANサッカーカレッジも。

実際、どのくらいの選手(新入生)が集まるかで、活動内容が決まるという感じかな。
大きなファクターは今年のチャレンジリーグ入替戦の勝利だと思われる。

テクノポート⇒山口

2011-09-08 00:46:20 | 女子サッカー
第66回国民体育大会「おいでませ!山口国体」

サッカー競技の組合せが発表になった。

最終的に新潟県体育協会の職員を中心にアルビレックス新潟レディース所属選手が数名新潟県選手団として派遣されると思われる。

初戦は茨城県。GK一谷朋子選手が昨年まで出ていた県(出身県)だね。斎藤友里選手の出身県でもある。
助っ人のアルビレックス新潟レディースの選手はともかく、中核となるアルビレックス新潟レディースU-18とJAPANサッカーカレッジレディースには頑張ってもらって結果を出してほしいな。
とにかく、怪我をしないで帰ってくることが大事だね。これから大事な試合がそれぞれ続くので。


プレナスなでしこリーグとの日程的な関係では

10/1(土)13:15K.O 第11節「アルビレックス新潟レディース vs INAC」@テクノポート福井スタジアム(福井県) があり、

10/3(月)14:00には山口市の会場で試合なので、たぶん終ったら直ぐに移動となる。できたら兵庫県での試合だとありがたかったのだが、INACの事情なのでどうしようもない。

ラッキーなことにアルビレックス新潟レディースは12節(10/2付近)はお休み。
次の試合は10/16(日)13:00K.Oの第13節「浦和レッズレディース vs アルビレックス新潟レディース」@鴻巣市立陸上競技場(埼玉県)
となり、疲労は回復していると思われる。

気になるのは東山真依子選手のコンディションだけなんだけどね。

それにしても、新潟県体育協会の上尾野辺めぐみ選手は出場するのだろうか?
山口の人は喜ぶだろうけど、やはり、大会趣旨的に代表選手を出してはいけないと思うのだけど。