黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

JAPANサッカーカレッジレディース、全女出場

2011-09-19 11:50:39 | 女子サッカー
第33回全日本女子サッカー選手権 北信越予選決勝

JAPANサッカーカレッジレディース(新潟県代表) 4-1(1-0、3-1) 信州大学(長野県第一代表)

【JSC】14分 16社納未樹、35分 9佐々木栞、36分 品川綾香、38分 10鳥海麻衣
【信大】24北原彩希

JAPANサッカーカレッジレディースは全日本女子サッカー選手権新潟県予選3連覇中だが、ついに本大会のキップを掴んだ。

実はJAPANサッカーカレッジ、北信越予選は苦戦の連続

1回戦 4-2(1-1、3-1)FCシュロス松本(長野県第2代表)
2回戦 1-0(0-0、1-0)富山レディース(富山県代表)
決定戦 4-1(1-0、3-1)信州大学(長野県第1代表)


怪我人を多数抱えて大会に臨んだ福井工大附属福井高校が

1回戦 3-0(1-0、2-0)北陸大学FCレディース(石川県代表)
2回戦 0-0(0-0、0-0、延長0-1、0-0)信州大学(長野県第1代表)

信州大学を攻めきれず2回戦敗退がこの予選の構図を大きく変えた。

連戦の上に暑くて内容は今一つだったが、この試合は結果優先なんでO.K。
16社納未樹選手(神村学園高等部)のゴール左から豪快なシュートで先制し試合の主導権を握るものの攻めても2点目が取りきれないJAPANサッカーカレッジレディース。
途中、最終ラインを上げていたJAPANサッカーカレッジレディースに対し、信州大学の24北原彩希(教育学部3年/福井工大附属福井高校)の放ったミドルシュートがGK深田彩美(グランセナ新潟)の上方を抜け1-1の同点に。暫く信州大学の時間が続き最後に決定的なチャンスが。それを信州大学の代わって入った10井戸明日香が外してしまう。
で、残り5分を切ったところでJAPANサッカーカレッジレディースの9佐々木栞の劇的なミドルシュートが決まり勝負有。(9佐々木栞は北信越予選MVP)
その後に品川綾香と10鳥海麻衣(FC駒沢女子)が華麗に決めて終わってみれば4-1の大勝。

まあ、7近藤南美が飛ばしていたんで、後半はバテバテになっていたけれど、この暑さでは無理もないよな。

信州大学も守備を固めてカウンター狙いで最後までプラン通りだったんだけどね。GKが急造ぽかったが。
信州大学は24北原彩希(教育学部3年/福井工大附属福井高校)が攻守の中心で、彼女の存在がでかかった。

たぶん個々の実力的には信州大学よりアルビレックス新潟レディースU-18の方が上な気はするけれど、こればっかりはレギュレーションなんでしょうがないね。
来年はこれに新潟医療福祉大学サッカー部女子が新潟県予選に絡んでくる。さらに2~3年すると開志学園高等部JSC女子もだ。JAPANサッカーカレッジレディースがチャンスリーグ枠を取ってくれないと他の新潟県のチームがかなり厳しくなる。

アルビレックス新潟レディースとJAPANサッカーカレッジレディース、新潟県から2チームが本大会出場。新潟県サッカー協会、鼻高々ですな。
新潟県代表が北信越地域代表になったのはアルビレックス新潟レディースがまだ北信越リーグにいた時以来かな。
JAPANサッカーカレッジは全日本選手権の出場権を男女揃って獲得したことになる。


10月10日はAC長野パルセイロレディースvs信州大学の北信と南信の対決となった
まあ、チャレンジリーグのAC長野パルセイロレディースが負けることはないだろうが、北信越の大学生のレベルも以前よりは上がってきているので、引かれた相手を崩すアイデアが無いともしものことがありえる。
スタンドにはAC長野パルセイロレディースの監督・選手がずらっと揃って観戦していたけど信州大学だけのことを観ていたわけではないんだろう。

※アルビレックス新潟レディースU-18OGのAC長野パルセイロレディースの西林里恵がJAPANサッカーカレッジレディースの19高橋さくら(福井工大附属福井高校)の試合を観戦するという新潟県のサッカーシーン的にはちょっとぐっとくる松本アルウィンだった。
こういうことは今後どんどん増えていくんだろうね。
西林里恵、来春高校卒業か。順調にいけば今年の夏は富岡高校のエースとして磐田に行っていたのにね。
卒業したら慣れ親しんだ新潟に戻ってこないかな。新潟医療福祉大学に入ってインカレを狙うっていう選択肢はないかな?最初からアルビレックス新潟レディースだときついだろうから。
JAPANサッカーカレッジで再び高橋さくらと組むっていうのも有りだとは思うけど。

個人技に走りがちなJAPANサッカーカレッジレディースの試合を組み立てているのが、CBに入った高橋さくらだとは思っている。個人的には。
この試合はCBの位置から良いパスを配給していた。背は高いし、ガタイはしっかりしているし、あと読みがもうちょっと良ければCBとしてはチャレンジリーグで戦えそうな感じではあるかな。

来年はリーグ戦でこの2人の戦いが見られるかもしれないね。