黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

2011プレナスなでしこリーグ9戦目 対岡山湯郷戦「ミスで自滅」

2011-09-23 23:29:20 | アルビレディース
プレナスなでしこリーグ 第10節 2011年09月23日 12:00K.O
新潟県・新潟市陸上競技場(2592人)雨 風強し 芝良 主審 高橋早織

アルビレックス新潟レディース 2-3(2-1、0-2) 岡山湯郷Belle

13分 阪口夢穂、27分 失点、33分 上尾野辺めぐみ、50分 失点、81分 失点


[岡山湯郷]

-------福元-------↓
-壷井--安田--秋葉--加戸-
-----宮間--高橋-----
-中川千---------中野-
-----松岡--有町-----

SUB:GK池ヶ谷、DF柳井、MF田畑、MF保坂、FW中川理
監督:種田佳織

HT後 高橋→中川理
72分 中川千→保坂

※HT後

-------福元-------↓
-壷井--安田--秋葉--加戸-
-----宮間--中野-----
-中川千--------中川理-
-----松岡--有町-----



[アルビレックス新潟レディース]

-------菅澤-------
-上辻---上尾野辺---佐伯-
-----阪口--川村-----
-山本--東山--北原--小原-
-------大友-------↑

SUB:GK諏訪、MF落合、MF中村早、MF斎藤、FW平井
監督:奥山達之

71分 佐伯→斎藤
81分 菅澤→平井


落合恵がリザーブに入った。岡山は中川千尋とか足の速い選手がいるので駆けっこ勝負対策かな。

試合開始早々バケツをひっくり返したようなザーザー降りの雨になった。
練習までは晴れていたのに。
『雨女=本田美登里前監督説』だったのだが、どうも違うみたいだ。
こう毎回毎回このカードは天候不順になるは『雨女=宮間あや説』なのではないだろうか。

試合は前半はアルビペース。後半は岡山湯郷ペースとなる。
信濃川と雨雲の関係でメインスタンドから見て右から左へかなり強い風が吹いたいる。
たぶんコイントスで勝ったであろう山本キャプテンは前半風上を選択。

岡山湯郷のボランチに入った高橋悠のレベルがこの対戦カードに対して低過ぎる。
おかけでアルビは自由にボールを捌けるし、宮間はほぼアンカーの位置まで下がっているので攻撃に転じられない。
高橋悠は吉備国際大自体にも対戦しているのだが、それから全く進歩が見られない。

アルビは前回の対戦同様右のドリブラー24佐伯彩選手とSB小原由梨愛選手で攻めようとするのだけど、岡山湯郷の対処してきて左SHに入った7中野真奈美が出足の良いプレスでSB3加戸由佳を防御。
前回のように3加戸由佳を徹底的に攻める作戦が上手く機能しない。

逆に左サイドに入った25上辻佑実選手が絶好調でガンガン攻め立てるので、岡山湯郷も守って自慢のカウンターという手が上手くいかない。中川千尋も守備に追われる。

開始から13分、その25上辻佑実選手からゴール前に上がったクロスをドンピシャのヘッドで20阪口夢穂選手が合わせてゴール。
さすがFCヴィトーリアの同級生コンビ。連携は抜群である。(この人達が高校生の頃にこういうシーンをたくさん見た。)

27分にアルビの右サイドを突破されてクロスを入れられる。ゴール前で松岡実希が倒れてPK。
これは高橋早織主審より松岡実希が一枚だったということかな。あとでビデオで確認してもやはりうちの選手は触れていないとしか見えないのだが。
神大時代から松岡実希はこのあたりの駆け引きは上手いよね。

33分に中盤でノーマークになった上尾野辺めぐみ選手が直接ミドルシュートを叩き込む。
まあ、普通だった撃たせてくれない場所なんだが、相手のボランチが寄せてこなかったので楽に狙えたということかな。
上尾野辺めぐみ選手に限らず、ゴールまであんなにガラガラになったら、たぶん、アルビの選手だった絶対にシュートを狙うと思う。

前半、9菅澤優衣香選手や10上尾野辺めぐみ選手がしっかり決めなければならないシーンがたくさんあったんだけど、それをことごとく外す。
これがこの試合の敗因である。



後半、種田監督は当然高橋悠のところに手を入れていて、10宮間あやと7中野真奈美の中盤にしてくる。
これで、宮間が前に出られるようになってアルビの守備がばたつく。

で、前半開始早々、ゴール前でせっかく4東山真依子選手が防いだボールを阪口夢穂選手がよりによって松岡実希にプレゼントパス。
さすがにあの距離ではGK大友麻衣子選手は防ぎきれず。

さらに後半残り10分ほどで宮間あやがゴール前の松岡実希にピンポイントのクロス。
まあ、当てるだけでゴールという敵ながらあっぱれなボールで勝負有り。

中川千尋が足を攣って、岡山湯郷的には緊急事態だったのだろうけど、上手く保坂のどかに代えて対処される。
最後まで流れを取り戻すことができず敗戦。
アルビのセレクションに落ちた松岡実希の意地が光った試合になった。



16斎藤友里選手を投入すると失点してしまう流れがまた起こった。
残念だが、試合状況を転換するほどの効果は表れていない。

逆にほとんどボールに触ることはなかったが、サッキーナこと26平井咲奈は可能性を感じさせてくれた。
触れば何とかなりそうだよね、この選手は。囲まれるとどうしようも無いけど。




阪口夢穂選手がもし疲労が蓄積しているのなら、ベンチスタートでも良いような気がするのだけど。大きな怪我でもした取り返しがつかなくなる。
阪口夢穂選手が代表遠征中の代役・児玉桂子選手を使ってみたらどうだったんだろうなとは思った。まあ、まだなでしこリーグデビュー前の新人が役に立つかはわからないけど。


毎回毎回、岡山湯郷とはこういう試合展開(天候も含めて)なんだけど、この次こそはすっきりと勝ちたいものだな。
その為にはゲームを組み立てている時間帯にFWが点を取ってくれないとダメだとは思う。
前半みたいにピッチをワイドに使うサッカーは素晴らしいし、アイディアは豊富なのはわかるので、とりあえずゴールマウスの枠にボールを流し込んできてくれないかな。

それぞれの進路

2011-09-23 00:00:03 | 女子サッカー
早大ア式女子の大滝麻未(早大スポ4)はイングランドのトライアウトを受けていたのか
短期海外留学とかしていて海外志向が強そうだもんな。普通にアメリカの大学で大学院にでも入ってサッカーをやるのかと思っていたけど、イングランドか。
五輪もあるから来年は盛り上がるとは思うけどね。
まあ、卒業してもサッカーを続けるようではあるからそれはそれで良い傾向なんだけど、日本国内で見られるのもあとわずか。
関カレの試合はできるだけ見ておいた方が良いかな。
まあ、結局のところ、この選手は国内では3部リーグである「関東女子サッカーリーグ」と学生リーグである「インカレ」「関カレ」でしか戦わなかった才能のわりにかなり特別な選手ではあるのかな。もし国内トップリーグで試合をしたらどうだったのだろうかというタラレバは残る。

9月25日は今年の一番の注目カードである「早大vs神大」戦。
最終学年であるエース対決・大滝と長田の最後の一騎打ち。楽しみだ。