黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

2011全女日程発表

2011-09-15 19:00:17 | 女子サッカー
全日本女子、12月3日開幕=サッカー

何を今更感なのだが、まあ、発表はするわな。
なでしこリーグ9チームとその他23チームという表現。

スポニチの記者は予選の方法についてよく理解していないようだ
どうしちゃったんだろう、スポニチと毎日新聞。人手不足で予備知識ゼロの記者が無理やり書かされているんだろうか、近頃の女子サッカーネタを。この間の「なでしこリーグのJクラブは3つ」とか、このままだと誤報のスポニチになってしまうのだけど。

11月上旬には組合せが決まる予定らしいが、なでしこリーグが11月20日(日)に閉幕するが、その前に組合せを決めちゃうらしい。
シード権とかどうするつもりだろう?前半戦9試合終了時点とかだとアルビレックス新潟レディースは3位になるのだけど。


北海道地域のノルディーア北海道と東北地域のJFAアカデミー福島・常盤木学園高校は予選を経ないで本戦出場なんで、他地域との関係でどうしてそうなったのか今でも不思議だ。まあ、試合しても絶対に勝つだろうけど。

個人的には全日本ユース(U-18)サッカー選手権に高校選手権枠があるのなら、同じ考え方で全日本女子サッカー選手権にも全日本女子大学サッカー選手権枠があっても良いんじゃないかと思ったりしている。まあ、日程的には前年度の結果が有効になるのだが。



JFAもなでしこブームに便乗したいなら、全日本女子サッカー選手権の特設ページを早めにアップするなり、都道府県予選・地域予選の結果をまとめたページをアップするなり、もうちょっと手間を掛けた方が良いね。
都道府県レベルなるとやる気が差が違いすぎるので、予選レベルの結果集計・発表をJFAが主体になってやるべきだ。
地域協会や都道府県協会に任せるのは物理的にも技術的にもやる気的にも無理なんだと思う。
何か去年と同じことをすれば良いんだ的な感じを受ける。まあ、しょうがないか、JFAの現場の人にそこまで求めても、この変化は理解できないかもしれないね。
でも、今、頑張らなくいつ頑張るんだという時期のような気もする。



第33回全日本女子サッカー選手権

32チームの分配は以下の通り

□ なでしこリーグ加盟チーム数枠(9チーム)

□ 9地域枠(11チーム)
北海道1、東北1、関東2、北信越1、東海1、関西1、中国1、四国1、九州2
□ 各地域チャレンジリーグ加盟チーム数枠(12チーム)
北海道1、東北2、関東2、北信越1、東海1、関西3、中国1、九州1
※チャレンジリーグ加盟チーム数を地域枠とする

⇒ 地域枠(合計23チーム)合算で考えると
北海道2、東北3、関東4、北信越2、東海2、関西4、中国2、四国1、九州3

東京電力の枠は地域枠の九州1枠になった。(沖縄県のチーム数が効いているんだと思う。数的に。)

23枠を単純に
①前年度大会の都道府県大会参加チーム数による比率
②前年度登録チーム数による比率
③前年度登録選手数(大会対象年代)による比率
という比例配分で分配したらもっと関東のチームは増えるんだろうけどね。逆に北信越は最低限の1枠に減るかな。



通算優勝回数ランキング

1位 日テレ・ベレーザ 10回
2位 清水第八SC 7回
3位 TASAKIペルーレFC 4回
4位 伊賀FCくノ一 3回
4位 日興證券女子サッカー部ドリームレディース 3位
6位 F.C.ジンナン 1回
6位 高槻女子FC 1回
6位 鈴与清水F.C.ラブリーレディース 1回
6位 フジタSC・マーキュリー 1回
6位 INAC 1回

現存するなでしこリーグのチームは日テレ・ベレーザ/伊賀FCくノ一/INACの3チーム。33回の流れは急激だ。

来季、土曜日はJ1、日曜日はなでしこ&J2、水曜日はナビスコ杯

2011-09-15 17:00:27 | サッカー一般
来季の日程はこんな感じになるそうだ。


シーズン期間:3月から12月第1週まで
※プレーオフ開催の関係でJ2先行開幕の可能性大

J1リーグ:土曜日、J2リーグ:日曜日、ナビスコ杯:水曜日
※ナビスコ杯は「J1 vs J2」のトーナメント戦


で、たぶんなでしこリーグは日曜日。
J1アルビがJ1に残留できた場合、土曜日がJ1で、日曜日はなでしことなって、被りは少なくなるかな。
5月の大型連休中には今年みたいなダブルヘッターができるかもしれない。
JFLは日曜日だろうから、JAPANサッカーカレッジとアルビレックス新潟レディースのダブルヘッターの可能性はあるかもしれない。
まあ、なでしこリーグの方がロンドン五輪の関係でかなり変則日程になるので、J1リーグのアウェーもそれなりに観にいけるような雰囲気だ。

J2がナビスコ杯に参戦可能になったということは、ナビスコ杯の放送権をフジテレビは手放したということになるのかな?
個人的にはJ1・J2混合戦というのはかなり面白いコンテンツなんだけど。
まあ、まだJ2が何チームになるかわからないからリーグ戦の試合数が確定できないんだけどね。



さらにJリーグは東南アジアでTV中継の計画があるそうだ
ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシアの4ヶ国と交渉中らしい。

へぇ、Jリーグも売り上げ増の対策をしているんだね。
クラブのスポンサーになりたいとか言ってきたらどうするんだろう?

「国立霞ヶ丘競技場」建て替えに文部科学省も動き出す

2011-09-15 06:02:47 | ノンジャンル
国立競技場を建て替え 五輪招致にらみ収容8万人以上

先月施行されたスポーツ基本法の第27条には国際競技大会の招致又は開催の支援等が規定されている。
早速その条文を受けて、文部科学省が招致場所となるであろう国立霞ヶ丘競技場の改修工事について予算化する動きが出てきた。

具体的には、
1)8レーンでは陸上の国際大会が開催できないので、9レーンに増やす。
2)収容人数を現在の約5万5千人から、五輪など国際大会を開ける8万人以上に増やす。
※当然、世界で一番貧弱と言われる来賓用の施設は全面見直しとなる。

総事業費は800~1000億円を想定。
12年度予算案の概算要求に調査費か事業費の一部を盛り込む。
遅くとも13年度に着工、18年度の完成予定。(ラグビーW杯に間に合わせる)


男女のサッカーW杯を見ていた人は、今のおんぼろな国立霞ヶ丘競技場と比べると、日本もどうにかしないといけないと思うよね。

ちなみに、日本海東北自動車道(日東道)朝日まほろばインターチェンジ(村上市、IC)―温海IC(山形県鶴岡市)間(約36キロ)について高規格道路整備案を検討するようだが、
この事業費は1500~2000億円程度。
日本の高速道路の建設費が海外に比べて高いこともあるが、国威発揚と対外的な発信力を考えたら「新国立競技場」を建設する価値も意義もあると思う。問題は維持かな。思いっきり天下り団体の受け皿になるとグダグダになりそうだけど。
先進国としての最低限の文化レベルは保つべきだと思う。

「国威発揚」って、国という枠組みを考えると、とても大切なことだと思う。
競技の普及とかとは別に、トップアスリートの環境整備は分けて国も投資していかないと、世界のトップに食い込めない。

これから複雑でグジャグジャな地権者達とのお話し合いとか、国の規制(建造物制限など)とか、いろいろ障害はあるんだけど、それを国会とか政府とかが特例を作っていくことで進まないものが進んでいくんだと思う。

たぶん、近頃の流れだと、マラソンは東京マラソンのように湾岸地域を利用した方がタイムが出るので、この新しい競技場の周りは使わない方が良い。(アップダウンが激しすぎてタイムが出ない。)

観客席は屋根が覆うようだが、最新技術をサッカーやラグビーで使用する時は観客席全体が移動するような画期的なシステムを取り入れれば、サッカーやラグビーの関係者もそんなに文句は言わないと思う。そんなことできればだが。
今の国立だと、ラグビーやると、コーナーのところが曲線になっていて、ラインアウトが真っ直ぐに見えない不思議な感覚になるんだよね。

2~4階立てになると思うのだけど、上手くシートを掛けたりして、予想観客数に応じた柔軟な観客席利用ができるような設計だと良いね。

たぶん、かなりあの地域では高さのある建造物になると思うので、建物の中に、各種陸連の事務所を入れるだけでなくて、お金の稼げるような施設を組み込んで欲しいな。
名古屋ドームみたいに地下を全部駐車場にしてしまうのでは良いし、フットサルコートでも良いし、プールでも、挌技場でも、ランニングコースでも。
スーパーマーケットでもライブハウスでも何でも良いから、空間を売れるだけ売ってみることが大切なんじゃないだろうか。

それと大事なことなんだが、補助陸上競技場が無いと陸連の公認が取れない。今を隣の都立の小さい陸上競技場を便宜上登録してごまかしているが、やはり、都と国の施設や土地をある程度統合してしっかりとしたものを造らないとまずい。
で、その新たに作られる補助陸上競技場を1~2万人程度の収容の競技場にしておくと、凄く使い勝手の良い競技場になって、むしろそっちの方が○○のメッカという感じの物になる可能性がある。
また、陸上競技団体自体も使いやすいと思う。観客席は屋根で覆って欲しいのだが。まあ、三木防災みたいな建物にして防災倉庫を兼ねておくと実は便利だったりする。

くれぐれも悪名高き「横浜国際総合競技場」の二の舞にならないように、見やすくて、選手も利用しやすい競技場にしてほしいな。


ところで、東京都が「としまえん」敷地を買収して3万人規模の球技場建設計画なんていうのが新聞に載っていたが、

既存の町田市立陸上競技場を東京都と町田市で全面改修してFC町田ゼルビアと女子サッカーとで利用できるようにするっていう手はないのだろうか?
J1規格に則って、さらに全ての観客席を屋根で覆えば結構利用価値は上がると思うのだけど。
普段は乾パンとか水とか毛布とかを備蓄しておく「三木防災競技場」みたいにしておけばイザって言う時には避難場所にもなるしね。
関西淡路大震災クラスに耐えるんだったら、逃げ込むには良い場所になるんじゃないだろうか。

絶対的に多摩地域に適度な球技場が無いんだよね。実は。
宮城県サッカー場みたいなものを東京国体の時に整備してしまえばよかったのにね。




まあ、個人的には今みたいに陸上競技がめったに行なわれない国立霞ヶ丘競技場の使われ方を見ると、陸上競技場として改修するよりは、多目的球技場の方が良いとは思うけど。
芝生が痛まない工夫と素晴らしい音響があれば、コンサート会場としても十分行けるんじゃないだろうか。客席を完全に覆うくらいの屋根が付いていれば。
アドバイスとしては、トイレの比率を「男3:女6:多目的1」くらいにしておくのがコツなんじゃないだろうか。このくらいにしておけば、ジャニーズのコンサートもパラリンピックも可能だと思う。

この計画は、土建屋さんや役人の天下りとか、諸々いろんなことが絡んでくるけど、でも、絶対に次世代の日本人の為にやっておかないといけないことだ。
反対する人がいるならば、理由を知りたい。