黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

JFAエリートプログラム 女子U-14

2011-05-27 17:33:42 | 女子サッカー
JFAエリートプログラム 女子U-14トレーニングキャンプ(6/1~5@静岡)

〔スタッフ〕
監督:大部 由美【JFA ナショナルトレセンコーチ】
コーチ:岡本 三代【JFA ナショナルトレセンコーチ/Kochi ganador FC】
GKコーチ:坂田 恵【JFA ナショナルトレセンコーチ/広島文教女子大学附属高校】

〔選手〕
GK:高橋 智子 163cm/57kg アルビレックス新潟レディースU-18
FP:渡邉 莉菜 163cm/53kg アルビレックス新潟レディースU-18
FP:青木 知里 153cm/52kg 浦和レッズレディースジュニアユース
FP:三木 萌子 154cm/48kg 浦和レッズレディースジュニアユース
FP:三浦 成美 139cm/32kg 日テレ・メニーナ
FP:宮川 麻都 149cm/38kg 日テレ・メニーナ
FP:久保田 佳奈 163cm/49kg ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-16
FP:生沼 奈央 163cm/53kg 栃木SCレディース
FP:松原 志歩 157cm/44kg セレッソ大阪レディースU-15

GK:福永 絵梨香 164cm/58kg 高槻フットボールクラブ
GK:戸田 梨瑚 168cm/59kg 旭川女子アチーボ
FP:杉田 妃和 157cm/46kg FCグローバル
FP:浅野 菜摘 171cm/52kg 横須賀シーガルズJOY
FP:小松 優希 160cm/51kg 伊賀FCくノ一ユース
FP:小林 菜々子 169cm/59kg 富山レディースサッカークラブ
FP:平泉 はるか 164cm/57kg BP函館キルティ
FP:小野 伶莉 142cm/33kg ブルーウイングフットボールクラブ
FP:久光 日向 157cm/40kg 小樽Corsa'rio
FP:中田 有紀 143cm/35kg AC.MIKAN
FP:神田 若帆 145cm/36kg 青崎サッカークラブ Hanako Clover's
FP:古舘 知都 158cm/45kg 水沢ユナイテッドFC・プリンセス
FP:児野 楓香 153cm/42kg 名古屋フットボールクラブ

FP:山下 えりい 159cm/46kg 京都精華女子中学校サッカー部

〔スケジュール〕
6/3(金) 練習試合 対 JFAアカデミー福島 男子U-13
6/4(土) 練習試合 対 JFAアカデミー福島 女子U-15


全20選手中、Jリーグ傘下のチームから9人、街クラブから10人、中学校部活動から1人

将来、U-16日本女子代表候補合宿をする際の予行練習としては機能している集中トレーニング。
JFAアカデミー福島以外の選手の掘り起こしが最大の目的かな。
静岡でやって、JFAアカデミー福島 女子U-15と練習試合をすればはっきり現在のレベルが計れるものね。

ここ2年くらいはアルビレックス新潟レディースU-18からは1~2人は選ばれるようになってきた。
近い将来、新潟県出身のなでしこリーガーを輩出できるようになることがクラブの目標なので、そういう意味では良い傾向だ。
GKの高橋智子選手はチーム内の正GK争いが激しさを増す中、こういったチーム外活動も行なうことで幅を広げたらもっとクレバーな選手になるだろうな。
決して大柄ではない選手なので、これからどれだけ大きくなって、どれだけ賢くなれるかが次のステップへの鍵。

今回はJリーグ傘下のチームから選出された選手がぱっと見、多い感じがしたが、はやり半分近くがそうだった。
近年、Jリーグの女子サッカー、特に中学生世代への取り組みが盛んになってきたが、その成果が表れてきているような気がする。
今後もザスパ草津・大分トリニータ・FC岐阜(・ジュビロ磐田)に続いてJリーグのクラブが女子サッカーチームを作っていくともっと活気が出るね。
湘南ベルマーレなんてもうちょっと頑張れば江橋桂監督で女子U-15チームを作れそうな流れなんだけど。
JFAエリートプログラム 女子U-14トレーニングキャンプはそのバロメーターの一つになり得そうな気がする。
totoの収益をJリーグクラブが直接、女子サッカー活動に使えるような仕組みを作れないだろうか?
そうすればU-15チームくらいまでなら全クラブが持てるようになると思うのだが。
Jリーガーのセカンドキャリアの受け皿を増やせるし一石二鳥なんだけどな。

再挑戦、大学女子サッカー

2011-05-27 06:58:47 | 女子サッカー
元INAC監督の田渕径二監督率いる姫路日ノ本短大
田渕径二監督の現在の肩書きはスポーツマネージメントを専門分野とする准教授だそうだ。
今春より関西学生女子サッカーリーグ2部Aに参戦し圧倒的な強さを見せる。
元々附属高校は高校サッカー界では日本一も経験した名門校である。



その姫路日ノ本短大サッカー部の記事が2011年5月25日付の読売新聞夕刊に掲載されていた。
参戦初年度の姫路日ノ本短大サッカー部の部員は現在11人。
短大だから部員数はこんなもんではなかろうか。武蔵丘短大とかも2学年しかないから短大という仕組みは部員数が限られる。

この記事では一度は引退しながら復活を期す選手を取り上げている。
その中の1人が日体大OGで卒業後東京電力に入社しサラリーマン選手だった藤本まどか。
日体大では中心選手として活躍したものの、東京電力では故障がちで試合出場の無いまま退社。
一般の会社で販売員をしたいたそうだが、田渕径二監督に声をかけられて復帰を決めたそうだ。
現在、チームでは主将を務めている。
相変わらず、田渕径二監督のスカウト能力というか、チーム立ち上げ能力は高いなと感心する。

元日ノ本学園高校の卒業生で昨年の高校女子サッカー選手権の優勝メンバーの1人である中島千尋らも加わり、たった11人とは言え秋季リーグでは関西1部昇格の可能性が高い。
(第1節 25-0 vs和歌山大、第2節 14-1 vs関学大、第3節 4-0 vs京都文教大)

関西学生女子サッカーリーグ秋季リーグで3位以内に入れば藤本まどかにとっては2校目のインカレになるのだろうか?
今年は厳しいかもしれないが、来年以降は附属高校からの進学者も含めて相当なメンバーが集まってくるだろうから、インカレ出場の可能性はかなり高いのではないだろうか。
(関西全体のレベルが上がって、そのうちに関西3.5/北信越0.5のプレーオフになったりして。)

結局、高校を卒業したらサッカーを続けられる社会人の受け皿は少なくなって、大学・短大がその代わりになってきたことを証明した事例ではあるけれど、まあ、それでもこの年齢で活動できるだけラッキーだったのではないだろうか。
たぶん、卒業したら本当に引退するのだろうけど。

そのまま東京電力に残っていたら当然原子力発電所の事故の当事者になったわけで、こういうチャンスは巡ってこなかったのだから人生とはつくづくタイミングというのが重要なんだなと再認識させられる。


関西女子サッカーリーグは元TASAKIコーチの河村監督の姫路獨協大とか、元アルビレディース関東の牛浜監督の京都文教大とか、日本女子サッカーリーグに縁のある人が監督になって新興勢力として実力を伸ばしているので、あと2~3年したら勢力図がかなり変わるかもしれないね。
武庫川女子大とかも健康・スポーツ学部を今春誕生させて強化しているし。
普通に3部制とかにした方が良い感じもするけれど、強豪チームが新規参入してきているので、それを考えると今のシステムの方が過渡期としては向いているのかな。

JFAアカデミー福島出身者なんかがトップリーグであるなでしこリーグではなく、関西や関東の大学サッカー部へ流れて、大学卒業と共に引退していくのは致し方ない時代なのかな。

吉田ジャパン・U-19日本女子代表 メンバー変更

2011-05-27 00:33:30 | 女子サッカー
U-19日本女子代表 アメリカ遠征(6/6~15) 選手入替


GK池田咲紀子 なで:浦和レッズレディース 理由:チーム事情により
    ↓
DF樫本芹菜 インディアナ・ユナイテッド(アメリカ)


GK池田咲紀子は山郷・小金丸のことを考えると致し方ないね。
トップリーグである以上、代表活動よりもクラブチーム優先だろうな。
リーグ戦優勝を目指すクラブチームとしては妥当な判断だと思う。

藤枝順心高だったDF樫本芹菜は渡米していたんだね。

今回のU-19日本女子代表はほぼ2/11~13にJ-GREEN堺で行なわれたなでしこチャレンジプロジェクト〔U19〕トレーニングキャンプのメンバーから選んでいるので樫本芹菜は有だろうな。


GKだったら早大に行った元U-17日本女子代表のメンバーである三田一紗代も年齢的には該当するのだけど、学連に所属してしまったから難しいだろうな。年代別代表は。
瀬口ぐらいに別格の存在にならないと。