今年開催された女子のユース世代の主要全国大会は3つ
〔クラブの高校生・中学生&中学&高校が参加〕
JOCジュニアオリンピックカップ
第14回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会
正月に原則前年国体開催地で開催
主催 (財)日本サッカー協会
主管 都道府県サッカー協会(原則前年度国体開催地)
後援 文部科学省、全国高等学校長協会、(財)日本オリンピック委員会、(財)日本中学校体育連盟、都道府県体育協会、都道府県教育委員会、開催市教育委員会
〔クラブの中学生&中学が参加〕
第15回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
8月にJヴィレッジ(福島県)
主催 (財)日本サッカー協会
主管 (財)福島県サッカー協会
後援 文部科学省、(財)日本中学校体育連盟、全国連合小学校長会
〔高校のみが参加〕
19回全日本高等学校女子サッカー選手権大会
8月に磐田市で開催
主催 (財)日本サッカー協会、磐田市
主管 (財)静岡県サッカー協会、全日本高等学校女子サッカー選手権大会運営実行委員会
後援 総務省、文部科学省、(財)地域活性化センター、静岡県、静岡県教育委員会、
磐田市教育委員会、(財)磐田市振興公社、(財)静岡県体育協会、NPO法人磐田市体育協会、
スポーツニッポン新聞社
※磐田市開催は今年(2011年)まで
男子と比べると全中、インターハイ(全国高等学校総合体育大会)、クラブユース選手権は無い。
女子サッカーは高体連への加盟がようやく認められ、インターハイ(全国高等学校総合体育大会、サッカー競技は7~8月に開催)に参加可能になった。
(ちなみに他競技・男子サッカーを踏襲すればインターハイは都道府県代表1校になると思う。)
来年(2012年)夏に北信越(新潟・長野・富山・石川・福井)で開催されるインターハイ(全国高校総合体育大会)は開会式、閉会式を新潟県で行い5県で29競技が実施される。
女子サッカーは長野県で開催され、日程的な問題で現在の「全日本高校サッカー選手権」の取扱が注目されている。
高校生が長期間大会に関われるのは、現実的には夏休み・冬休み・春休みしかなく、夏休みにインターハイが組まれると、もし「全日本高校サッカー選手権」も今後引き続き開催するならば冬休みへの移動の公算が大きい。
が、冬休み(というか正月)にはクラブ所属と高体連所属の全てのユース世代のチームが競う「全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権」が既に組まれている。
春休みは高校3年生の出場が不可能になるために、他の競技もそうだが冬休みに全国大会をスライドしてきている。
となると冬休みを高体連加盟チームのみの「全日本高校サッカー選手権」にするのか、それともクラブチームも出場できる「全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権」にするのかという選択になる。
もし、「全日本高校サッカー選手権」になってしまうとクラブチームのユース世代の選手にはその年代の大会が無くなってしまうのでこちらはこちらでクラブチームだけ大会(おそらく「全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権」という名称にはなると思われるが)を開催することになるだろう。
「全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権」の開催地・運営スタッフ等はそのままで、「全日本高校サッカー選手権」は高体連の先生方が運営することになるのかな。
クラブチームは社会人チームの大会に出場している場合が多いので、試合数的には上手く配慮するは今と変わらないのかもしれないが、それにしても1年を通して日本サッカー協会主催の全国大会がなくなることは避けたい。
むしろ、夏にインターハイの裏でクラブチームだけの大会を開催するくらいの発展があってもいいくらいだ。
さて、せっかく加盟した高体連なので、男子を参考にして、上手くクラブと高体連が共存できないかなっと思うけど、難しいんだろうな。
個人的には、男子の高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権を参考に、高体連・クラブ全てが参加できる「全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権」を9月にグループリーグ、10月に決勝トーナメント(選手には連戦を頑張ってもらって集中開催)というふうに時期を分けて開催してみたら良いのではないかと思うのだが。
でも問題点が。
高体連の大会や国体だと高校の選手は欠席扱いにならないが、クラブ所属の選手やこのような高体連主催ではない大会だと欠席扱いになる可能性がある。
なので、たとえ土日に開催しても遠方だと多少学業に関わる可能性がある。
また、この時期は国体があるので、女子はユース世代の選手が国体へ出場する可能性があるので、ユース選手権の予選とかを含めて相当過密日程になる可能性は高い。
でも、この時期の方が高校3年生は出場しやすい気はする。推薦組はそうでもないのかな。
それでも全日本女子サッカー選手権や全日本高校サッカー選手権の予選とかが絡みそうでやはり高校側との日程調整はかなり難しいとは思う。双方の歩み寄りが必要だろうね。
今年、浦和レッズはJrユースレディースを「ユースレディース」と「Jrユースレディース」に分けて活動するそうだ。
名称をユースとした方が高校生は参加しやすいのではないだろうか。
日テレ・メニーナも浦和レッズJrユースレディースも女子ユースの強豪チームではあるが、中学卒業後、高校へ移る人が多いらしい。
高校女子サッカーが確立されたことは誠にもって良いことだが、それによってクラブチームの魅力が影ってしまうのは残念だ。
ジェフ千葉には女子U-15・U-18が分かれていて、50人以上が所属しているという。
アルビもアルビレックス新潟レディースU-18には中学生・高校生が30人近くが所属している。
高校生世代のユースチームがもっと魅力あるものにするのはどうあるべきなのか、JFAアカデミーも含めて一度真剣に未来像を描いてみたらどうだろうか。
このままだと高体連にどんどんおいて行かれる。
「16~18歳」でクラブチームに所属している選手だけの大会を夏休みに北海道とか菅平のような涼しい場所で集中開催してみたら如何かな?
こういう感じの年齢制限をしてみると普段出場できない選手も出場できて面白い結果になると思うのだけど。
何にせよ、クラブチーム側から世間に何らかの魅力をアピールしないと高校へ選手はどんどん移っていってしまう傾向は止まらないと思う。
(高体連の有望選手の大半はそのまま大学に進学する傾向があるように感じる。少なくともクラブチームには戻ってこないイメージがある。個人の問題ではあるが、周りの大人や学校の影響も大きいだろう。)
〔クラブの高校生・中学生&中学&高校が参加〕
JOCジュニアオリンピックカップ
第14回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会
正月に原則前年国体開催地で開催
主催 (財)日本サッカー協会
主管 都道府県サッカー協会(原則前年度国体開催地)
後援 文部科学省、全国高等学校長協会、(財)日本オリンピック委員会、(財)日本中学校体育連盟、都道府県体育協会、都道府県教育委員会、開催市教育委員会
〔クラブの中学生&中学が参加〕
第15回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
8月にJヴィレッジ(福島県)
主催 (財)日本サッカー協会
主管 (財)福島県サッカー協会
後援 文部科学省、(財)日本中学校体育連盟、全国連合小学校長会
〔高校のみが参加〕
19回全日本高等学校女子サッカー選手権大会
8月に磐田市で開催
主催 (財)日本サッカー協会、磐田市
主管 (財)静岡県サッカー協会、全日本高等学校女子サッカー選手権大会運営実行委員会
後援 総務省、文部科学省、(財)地域活性化センター、静岡県、静岡県教育委員会、
磐田市教育委員会、(財)磐田市振興公社、(財)静岡県体育協会、NPO法人磐田市体育協会、
スポーツニッポン新聞社
※磐田市開催は今年(2011年)まで
男子と比べると全中、インターハイ(全国高等学校総合体育大会)、クラブユース選手権は無い。
女子サッカーは高体連への加盟がようやく認められ、インターハイ(全国高等学校総合体育大会、サッカー競技は7~8月に開催)に参加可能になった。
(ちなみに他競技・男子サッカーを踏襲すればインターハイは都道府県代表1校になると思う。)
来年(2012年)夏に北信越(新潟・長野・富山・石川・福井)で開催されるインターハイ(全国高校総合体育大会)は開会式、閉会式を新潟県で行い5県で29競技が実施される。
女子サッカーは長野県で開催され、日程的な問題で現在の「全日本高校サッカー選手権」の取扱が注目されている。
高校生が長期間大会に関われるのは、現実的には夏休み・冬休み・春休みしかなく、夏休みにインターハイが組まれると、もし「全日本高校サッカー選手権」も今後引き続き開催するならば冬休みへの移動の公算が大きい。
が、冬休み(というか正月)にはクラブ所属と高体連所属の全てのユース世代のチームが競う「全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権」が既に組まれている。
春休みは高校3年生の出場が不可能になるために、他の競技もそうだが冬休みに全国大会をスライドしてきている。
となると冬休みを高体連加盟チームのみの「全日本高校サッカー選手権」にするのか、それともクラブチームも出場できる「全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権」にするのかという選択になる。
もし、「全日本高校サッカー選手権」になってしまうとクラブチームのユース世代の選手にはその年代の大会が無くなってしまうのでこちらはこちらでクラブチームだけ大会(おそらく「全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権」という名称にはなると思われるが)を開催することになるだろう。
「全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権」の開催地・運営スタッフ等はそのままで、「全日本高校サッカー選手権」は高体連の先生方が運営することになるのかな。
クラブチームは社会人チームの大会に出場している場合が多いので、試合数的には上手く配慮するは今と変わらないのかもしれないが、それにしても1年を通して日本サッカー協会主催の全国大会がなくなることは避けたい。
むしろ、夏にインターハイの裏でクラブチームだけの大会を開催するくらいの発展があってもいいくらいだ。
さて、せっかく加盟した高体連なので、男子を参考にして、上手くクラブと高体連が共存できないかなっと思うけど、難しいんだろうな。
個人的には、男子の高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権を参考に、高体連・クラブ全てが参加できる「全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権」を9月にグループリーグ、10月に決勝トーナメント(選手には連戦を頑張ってもらって集中開催)というふうに時期を分けて開催してみたら良いのではないかと思うのだが。
でも問題点が。
高体連の大会や国体だと高校の選手は欠席扱いにならないが、クラブ所属の選手やこのような高体連主催ではない大会だと欠席扱いになる可能性がある。
なので、たとえ土日に開催しても遠方だと多少学業に関わる可能性がある。
また、この時期は国体があるので、女子はユース世代の選手が国体へ出場する可能性があるので、ユース選手権の予選とかを含めて相当過密日程になる可能性は高い。
でも、この時期の方が高校3年生は出場しやすい気はする。推薦組はそうでもないのかな。
それでも全日本女子サッカー選手権や全日本高校サッカー選手権の予選とかが絡みそうでやはり高校側との日程調整はかなり難しいとは思う。双方の歩み寄りが必要だろうね。
今年、浦和レッズはJrユースレディースを「ユースレディース」と「Jrユースレディース」に分けて活動するそうだ。
名称をユースとした方が高校生は参加しやすいのではないだろうか。
日テレ・メニーナも浦和レッズJrユースレディースも女子ユースの強豪チームではあるが、中学卒業後、高校へ移る人が多いらしい。
高校女子サッカーが確立されたことは誠にもって良いことだが、それによってクラブチームの魅力が影ってしまうのは残念だ。
ジェフ千葉には女子U-15・U-18が分かれていて、50人以上が所属しているという。
アルビもアルビレックス新潟レディースU-18には中学生・高校生が30人近くが所属している。
高校生世代のユースチームがもっと魅力あるものにするのはどうあるべきなのか、JFAアカデミーも含めて一度真剣に未来像を描いてみたらどうだろうか。
このままだと高体連にどんどんおいて行かれる。
「16~18歳」でクラブチームに所属している選手だけの大会を夏休みに北海道とか菅平のような涼しい場所で集中開催してみたら如何かな?
こういう感じの年齢制限をしてみると普段出場できない選手も出場できて面白い結果になると思うのだけど。
何にせよ、クラブチーム側から世間に何らかの魅力をアピールしないと高校へ選手はどんどん移っていってしまう傾向は止まらないと思う。
(高体連の有望選手の大半はそのまま大学に進学する傾向があるように感じる。少なくともクラブチームには戻ってこないイメージがある。個人の問題ではあるが、周りの大人や学校の影響も大きいだろう。)