黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

欧州リーグ

2011-02-10 17:56:13 | サッカー一般
秋春制になるともう2月の初旬にはスタジアムでサッカー観戦しているんだなぁ、なんてことを考えるこの頃。
もし秋春制に変わって、この時期に関東からノーマルタイヤで試合観戦に来たアウェーサポはかなり恐怖を味わうことになるとは思う。
主に秋春制を採るヨーロッパ各国リーグはリーグ終盤、佳境に入ろうとしている。たぶん、スタンドは寒いはずだ。


こちらの方がヨーロッパで活躍する日本人選手をまとめている。

アルビにいたことがある選手だと

矢野貴章(フライブルク)/ドイツ ブンデスリーガ
和久井秀俊(FKミンスク)/ベラルーシ プレミアリーグ
中島ファラン一生(ホーセンス)/デンマーク2部リーグ

くらいですか。北米やアジアにはもっといるんですけどね。

明堂和也選手(パタヤ・ユナイテッド/タイ・プレミアリーグ)もヨーロッパにパイプのある代理人さんを見つけられればこの中に入るかもしれませんね。
アルビレックス新潟シンガポールに所属した選手は結果的に海外とのパイプを持つことができるような気がする。
代理人がプレーを見やすいのかな、日本よりも。




ちなみにヨーロッパのリーグに所属する女子の日本人選手は、知っているところで

永里優李(ポツダム)/ドイツ ブンデスリーガ
安藤梢(デュイスブルク)/ドイツ ブンデスリーガ
宇津木瑠美(モンペリエ)/フランスリーグ
山口麻美(ハンマルビーIF)/スウェーデンリーグ
後藤史(ラーヨ・バジェカーノ)/スペイン スーペルリーガ

くらいなんだけど、もしかしたらイタリアかオーストリアあたりを探せばいるのかもしれない。
JFAアカデミー福島を卒業した生徒さん達は、9月頃に留学を兼ねてフランス辺りのチームに加わるかもしれないね。JFAのパイプを使って。

スポーツ庁

2011-02-10 06:07:24 | ノンジャンル
「スポーツ庁」

日本にこんな役所があっても良いんじゃないかと思っているけど、やっぱり新たな役所を作り出すには反対が出るかな。



スポーツというと

「文部科学省管轄」
○義務教育期間中(小学校・中学校)の体育の授業
○義務教育期間中(小学校・中学校)の学校内の課外活動

○高等学校の体育の授業
○高等学校の学校内の課外活動

○大学等の体育の授業
○大学等の学内の課外活動

これまではこれ↑が日本の「スポーツ(運動)」だった。


近頃はこのようなもの↓もスポーツと呼ばれるようになった。

「産業経済省管轄」
○スポーツクラブ・ジム
○プロスポーツの興行

「厚生労働省管轄」
○障害者スポーツ
○高齢者向け運動教室・スポーツクラブ
○健康増進施設(医療向けのスポーツクラブ)


ここ20年ほど色々なバックボーンを持つ施設やクラブを見て回ったのだけど、例えば障害者スポーツだったら体育館やプールを作って運営するのは厚生労働省の予算が使われる。
時間的な配慮がなされていて、たしかに障害者の人には使いやすかった。
健康増進施設なんていうのも各地に増えてきていて、マタニティ教室なんかが行なわれている。でも、一般のスポーツジムと一見違いがわからない。
スポーツクラブ・ジムで身体を動かすのはたぶんスポーツ・運動と言って構わないのではないだろうか。
むしろこの分野を拡大しないと世の中の人のお腹の周りが大きくなってしまう。

昔は体育大学を卒業すると体育の先生になるのをイメージしていたが、近頃はそういう分野は少子化の影響で少なくなってきていて、民間の企業が経営しているスポーツクラブなどに行く人も少なくはない。
個人的には人の身体を勉強をしてきた体育系の学生さんには、高齢社会に対応する分野に進出したら活路がありように思えるのだけど、なかなかそういう人は少ないかな。


細かいことを言うとこんなこともある。税金を使った運動という意味で。

「法務省」
○刑務所内での運動

「防衛省」
○自衛隊のスポーツ活動
※消防、警察などの活動もこの類かな。


さて、話を戻すと、国体と全国障害者スポーツ大会、オリンピックとパラリンピック、日本では所管する省庁が違う。
文部科学省と厚生労働省。当然、仕切る人も違えば、予算枠(どこの省庁の予算なのか)も違う。

この辺を一元化しようとするのが「スポーツ基本法」と「スポーツ庁」の本来の主旨なんだけども
各省庁管轄の既存の施設と権益、スポーツ振興くじ(toto)の収益配分、国民体育大会(国体)の開催方法などなど、大切な大人の生活に関わる大事な話が山積みされて、思わぬ方向へそれる可能性は大だ。


たぶん国民の税金の使い道を決める人がスポーツ関係の予算として一元化して、費用対効果が一番高くなるように強化と普及に分配すれば良い話だけなのだが、そんなに上手くはことは進まないだろう。人の世はそう簡単にリセットなんてできないから。

箱物を作ることを否定する人がいるが、スポーツにとってある程度の装置は必要だ。ただ、それをどのように国内に設置してくるかは目的に応じて計画的にやった方が良い。
強化という観点に立てば国立霞ヶ丘競技場なんて1日も早く解体して球技場にするべきだし、陸上競技場はもっと周りが平坦な場所に作るべきだ。
そういうことに予算をかけることは無駄ではなく、潤いのある文化生活、言い換えれば「粋」な生活なんだと思う。

もし、誰か言いだしっぺがいるならば、例えばサッカーだったらナショナルチームと同様のユニフォームを障害者スポーツの競技でも着れるようになると一元化の象徴にはなる。(個人的には早くやってほしいけど。)
誰のデメリットにもならないようなデモンストレーションを少しやらないと先へは進まないと思う。

まあ、スポーツ庁ができたら、たぶん文部科学省か総務省の下になるんだろうけど、その時に出向する文部科学省を中心に厚生労働省や産業経済省の国家公務員さんが最初にどういう仕事をしてくれるかで役割と方向性は決まるかな。
(形式的には文部科学省の「スポーツ・青少年局」が「スポーツ庁」に格上げになるんだと思うんだけど。)

今のところ「文化庁」みたいなイメージかな。文化庁の業務はもちろん長官の氏名とか言える国民は何人いるんだろう?
スポーツ庁の組織的なイメージはこんな感じかな。
宮内庁くらい発言権が高くなると良いんだけどね。

カタールでW杯が開かれるくらいまでにはこの話の決着がついていることを願う。