黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

写真整理 インカレ女子準決勝② 神大VS関学大

2010-01-09 18:41:04 | 女子サッカー











選手紹介。神大を関東No.1に押し上げた自慢の前目3枚。


神大応援団。


関学大控え選手による応援。


選手入場。


1月は大忙しの審判団。


神大スタメン。


関学大スタメン。


4年生が主体の神大。勝てば初の国立・決勝。


関カレ3部からスタートして3年目。インカレ初出場で準決勝進出の関学大。


神大は永田真耶(4年)の運動量に掛かっている。


試合開始から神大が押していたが、関学大も惜しいシーンも。


大型FWの長田いづみ(2年)。サッカーを始めて6年。遅咲きのストライカーはポストよりも前を向いたプレーが得意。


一瞬の隙を突いて関学大FW野村まい(3年)がシュート。


神大GK川口真奈(4年)ゴールを許す。押されていた関学大が先制。


神大のトップ下は小柄なテクニシャン小山真央(4年)。対峙するは関学大北原佳奈(3年)。


相手陣内から自陣まで攻守に走りまくる永田真耶。


前半終了。


うつむき加減の神大選手達に檄を入れる永田真耶主将。


視線の先には何が見えるのかな?


意気揚々を後半戦に向かう関学大選手達。


神大小山真央、CKを直接決めて同点ゴール。


神大小山真央、相手陣内で相手を翻弄。


さらに長田いづみと永田真耶が絡んで完全に神大ペース。


カウンターに対して神大山川莉々加(3年)の厳しい守備。


DFをかわしてついに神大長田いづみが逆転ゴール。


関学大も北原佳奈を中心に必死の防戦。追加点を許さない。


関学大一瞬のカウンターで嶋田愛子とGK川口真奈が1対1に。が、外してしまう。関学大万事休すか?


時計の針が45分を指した頃、神大DF陣が関学大野村まいをPA内で引っ掛けてしまい痛恨のPK。


北原佳奈と川口真奈の静岡対決。


諦めなかった関学大、ギリギリで追いつく。


厳しい表情の長田いづみ。


延長前半終了間際、関学大のCBが一瞬のミス。神大のジョーカー水島久美(2年)が見逃さず決勝ゴール。


神大は北原佳奈のいる中盤を回避し蹴りこんでくる。


延長後半、永田真耶が必死のキープ。


関学大、力ずくでボール奪取を試みる。


試合終了。






3位表彰式。


悔しいよな。笑っているけど。


この大学はもっと強くなるだろう。個々のスキルアップ次第で。


関学大・山口重信監督。大半は高校時代はほぼ無名の選手達をよくぞここまで育て上げてきたと思う。名将だ。




第18回全日本大学女子サッカー選手権 準決勝(45分×2)
2010年01月04(月) 国立西が丘サッカー場
11:00K.O 主審 新川里佳子 晴 芝良 無風 入場者数1060人
神奈川大学(関東第1代表) 3-2 (0-1、2-1、延長1-0、0-0)関東学園大学(関東第4代表)
19分野村まい(関学大)、49分小山真央(神大)、55分長田いづみ(神大)、89分北原佳奈(関学大)、98分水島久美(神大)

春の日程確認

2010-01-09 06:51:22 | 女子サッカー
春は何と言ってもW杯予選が第一優先



AFC女子アジアカップ2010 組合せ(ドイツ女子W杯アジア地区予選)

〔Group A〕 北朝鮮 / 日本 / ミャンマー / タイ
〔Group B〕 オーストラリア / 中国 / 韓国 / ベトナム

グループステージ 5/19(水)~24(月)
準決勝 5/27(木)
決勝・3位決定戦 5/30(日)

※上位3チームがワールドカップ出場


北朝鮮と同じ組なので東アジア選手権では確実に勝って相手に対して優位に立ちたいでしょうね。



なでしこリーグを5/9(日)までやって、その後代表召集って感じでしょうか。

WPSの開幕戦が4/10(土)・11(日)なんで、海外組がちゃんと戻ってきてもらわないと大変なことになりますね。
でも代表の直前キャンプもやれて1週間くらいしか時間はなさそうですな。

インカレ雑感

2010-01-09 06:03:19 | 女子サッカー
今年の神大は矢野喬子らがいた時代ですらできなかった決勝進出をした。
中盤を省略して蹴っていくサッカーはこのメンバーなら正解だと思う。

早大は怪我人が多かった。
早大のやろうとするサッカーは最後まで分からなかった。

今年は日体大の不振が全てだった。
今後、あの大量の部員がもっと上手くなっていかないとこのままこの状態は続くのではないだろうか?

関東学園大学は関カレの時よりも繋ぐサッカーが徹底されていた。
ちょっと個人技が追いつかないところもあるが大学らしくないある意味なでしこリーグみたいなサッカーをしていた。大学サッカーではちょっと異色。

吉備国際大学を準決勝で見れなかったのは残念。

今年の大体大女子サッカー部
春の関西学生リーグ戦 実質2位
全日本女子サッカー選手権大阪予選決勝 大阪桐蔭に敗れ準優勝
全日本女子サッカー選手権大会関西予選 日ノ本学園に完敗、本大会出場はならず
秋の関西学生リーグ戦 1位

そんな年だったのだが、最後はインカレ3位。
大体大は試合勘というか、競り合いに弱い。
普段、関東の大学が行なっている関東女子サッカーリーグ程度のレベルの公式戦をもうちょっとこなさないと関西学生リーグのレベルだけだと不足だ。
関西には自分より強い色々なタイプのサッカーを行なう対戦相手が少ないので上位を狙うにはハンディキャップだ。
吉備国際大学や日ノ本学園高校、あるいはINACアマチュアあたりと定期戦を組むなどしたら如何だろうか?
あるいはトップレベルの高校のように関東や新潟のなでしこリーグのチームと出稽古をするのが良いと思うぞ。



高校サッカーと違って、大学サッカーは地域間格差が未だに大きい。
そもそも女性の大学進学率が引く地域に女子サッカー部は成立できないし、指導者も練習環境も無い中で同好会すらも誕生するわけがない。
高校サッカーは高体連に加盟し、いよいよインターハイも見えてきたが、大学サッカーはそれに比べて全国的な広がりはまだまだ。
なので予選リーグは今年の北海道のように30点以上もの大差になる試合が発生してしまう。(個人的な意見としては、しばらくは北海道は東日本プレーオフと一体化して地域予選を組んだ方が良いのではないだろうか。ここまで差が着き過ぎるとレベルが違いすぎて地域の普及には繋がらないと思うのだけど。)

日本の半分以上の府県では大学に女子サッカー部が存在しないので、ぜひ、まずはJリーグと大学がタイアップして空白区を埋めていってもらいたいな。コーチの派遣でかなり変わると思うのだけど。



なでしこリーグと大学サッカーはやっている選手の競技に対する取り組む考え方や生活スタイルが全然違うので一概に比較はできない。(大学生は勉強が優先であるのは当然だし。)
競技としての差は色々あるのかもしれないが、個人的に一番差を感じるのは「スピード感」。
DFをぶち抜く時のギアチェンジの速さや単純な短距離走などなど全てスピードに関することが違うと思う。(もちろんボールを扱う技術も差があるのだが。)
それは今年も強く感じた。
この先なでしこリーグに入る選手がいるとしたらまずはそこで苦しむのではないだろうか。




さて、6~7月のユニバアーシアード2009ベオグラード大会のメンバーを準決勝進出というフェルターを掛けて見ると

《決勝進出者》
DF 島田知佳(早稲田大学・4年/日テレ・メニーナ)
MF 小野瞳(早稲田大学・3年/聖和学園高校)
MF 高畑志帆(早稲田大学・2年/藤枝順心高校)
MF 臼井理恵(早稲田大学・2年/吉祥女子中高)
FW 小山季絵(早稲田大学・3年/日ノ本学園高校)
FW 大滝麻未(早稲田大学・2年/横須賀シーガルス)
FW 長田いづみ(神奈川大学・2年/桐陽高校)

《準決勝敗退》
DF 北原佳奈(関東学園大学・3年/藤枝順心高校)
MF 山内典子(大阪体育大学・4年/日ノ本学園高校)

《グループリーグ敗退》
MF 筏井りさ(筑波大学・3年/鳳凰高校)
GK 菅原未紗(吉備国際大学・3年/聖和学園高校)
DF 磯金みどり(吉備国際大学・3年/鳳凰高校)
MF 高橋悠(吉備国際大学・4年/鳳凰高校)
FW 中出ひかり(吉備国際大学・3年/伊賀FCフロイライン)
DF 田子亜貴(日本体育大学・3年/常盤木学園高校)
MF 井手上麻子(日本体育大学・4年/神村学園高等部)
DF 高橋奈々(武蔵丘短期大学・2年/湘南学院高校)

まあ今年は選手的な個々の能力を考えれば早大が圧倒的に有利な状況ではあった。たぶん来年はもっとだと思う。推薦入試の威力かな。




ちなみに男子と女子の決勝が国立霞ヶ丘競技場で一緒になってからなのだが、インカレ決勝と言えば「サンバ」のリズムが頭の中で鳴り出す。これはもう条件反射なんだろうか。来年も期待しているのだが。

インカレは引退試合みたいなものなので、試合内容よりもそういう感情が先に出てしまうのはしょうがないよね。
特に今年は強く寂しさを感じながら観戦した。