お気に入りの銭湯・・・残念ながら無いです。

近畿地方中部のお天気は、
10月と思えないくらい暑い1日でした。
我が家の庭では、季節を間違えた梅が2輪開花していました。

お題「お気に入りの銭湯はありますか？」を見て、参加。
参加したのは良いけれど、特に気に入っている銭湯はないのですが・・・
じゃあ、何故参加したかというと、単に懐かしい！と思ったから。

銭湯というと、自宅から歩いて行ける範囲にあるもののイメージです。
残念ながら、今住んでいる近くには銭湯はない。
以前は、自転車だといけるかな？と思うところに1軒ありましたが、数年前廃業。
それ以来、銭湯の利用はゼロ。

最初に住んでいた家、そして今母だけが住んでいる実家も、私が小学校中学年頃までお風呂がなかったので、銭湯に行くのが普通でした。
もちろん徒歩圏内に複数ありましたから。
その頃は、入浴料以外に洗髪料金というのがありましたね。
子どもの短い髪だと取られなかったと思いますが・・・

実家近くにあった銭湯で覚えているのは、入ってすぐに掛かり湯があって、桶があったのかな。
両サイドに洗い場があって、真ん中に楕円形の湯船、ここで身体を洗うことも可。
奥に深さが違う湯船が2つだか3つだかありました。
浅いのは子ども用でしょうが、大人でも座って入浴できる深さだったと記憶しています。
って・・・50年前の記憶？
最近のことは忘れているのに

脱衣所に、パーマ屋さんにあるようなカパッとかぶるドライヤーが入ったときは、子どもの中では話題になりました。
ちょっと大人気分を味わえますから。

ここにはシャワーはありませんでしたが、少し離れたところにあった銭湯にはシャワーがあり、ちょっとカルチャーショックを受けたことがあります。

実家近くの銭湯は、50年くらい前に廃業されました。
そのため、自宅にもようやくお風呂が付きました。

ずぅ～～と年月が経って、今から22年前。
震災の後、自宅が水道やガスが使えず、実家でお風呂を借りていました。
そこから歩いて行こうと思えばいけるところに銭湯があるので、入りに行きました。
メチャクチャ混雑していたので、ゆっくり入るというわけには行きませんが、子どもの頃以来の銭湯に、わくわくしたことを覚えています。

最近は、スーパー銭湯に行っても、昔ながらの銭湯に行ったことはない。
あれこれ思い出していたら、行ってみたくなりました。