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日本橋+川崎東海道53次
ようこそ秋竜山マンガ館へ→連載中「無人島漫画」「秋竜山マンガ通信」でクスッと笑って下さいネェ!ナンセンスマンガもよろしく
秋竜山マンガ館



<ナンセンスマンガ・その20>

 題: 「ファン気質」 
                秋竜山・秋竜山漫画企画会議

<ひとコト>
 シリアスなしんみりとした芝居に客席がざわめいているのも困ったものだ。
場内もしんみりしてシーンとしてくれなくては困る。
そんなシーンとした静寂の中で私は手元の暗さに関係なく舞台をスケッチしていた。
そこで発見したのはスケッチブックに鉛筆で描く画の紙のかすれる音であった。
場内にサッサカサッサカと響きわたった。
手をとめると、またシーンとした音にかえる。
そして、またサッサカサッサカ。ついに気が散ると注意された。
 (秋竜山)

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<ナンセンスマンガ・その19>

 題:「まちがえるってことはない」 
              秋竜山・秋竜山漫画企画会議

<ひとコト>
 靴は間違えられて履いていかれるものだと思っていたほうがよいだろう。
それも一度履いていかれると癖になるようだ。
困ったことに新調したばかりの靴に多く、残された靴ときたら底のすりへった
ボロ靴であったりする。
大勢の人寄せのあった時に決っているから犯人は現れない。
みじめなのは、足のあわないボロ靴を履いて帰宅する時だ。
酒の酔いもすっかりさめて、泣きたくなってくる。
放りなげて裸足で帰るわけにもいかないのである。 
 (秋竜山)

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<無人島1枚漫画・その26>

 題:「次のかたドーゾ」
              秋竜山・秋竜山漫画企画会議

<ひとコト>
 病院へいくと、医者が少なくなった。ような気がしていたら、
日本に医者がいなくなってしまったようだ。
医師が少なくなったぶんだけ病人が少なくなったというのならわかるが、
むしろ病人の数がふえているのではないかと思えるくらいだ。
それにしても歯医者がふえたね。ケッコウ・ケッコウ。
(秋竜山)

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<無人島1枚漫画・その25>

 題: せまい島
              秋竜山・秋竜山漫画企画会議

<ひとコト>
 日本はせまい島国であるという。
たしかに世界地図をみると、なさけないくらいに小さい。
日本が小さいのではなく、外国が大きいのだと思ってみたり
するが、くだらんことだ。
一度でいいから日本列島を地図のような形をしているのだと確認したいものだ。
世界地図のあの形を本物でみたい。
まさか。そーいうことができるわけがない。
(秋竜山)

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<ナンセンスマンガ・その18>

 題: 「サンゴ礁」 
                秋竜山・秋竜山漫画企画会議

<ひとコト>
 前になるが、小笠原へクジラを見にいった時、砂浜に打ち寄せ
られた人間の頭ほどのサンゴを見つけた。手にするとかなり重い。
ひろって帰ろうかどうか迷ったが、こういうものをひろうことはめったにないのと、
持ち帰らなかった場合、
あとであれはお宝であったかもしれないと悔むのもいやだから、
ひろって帰ることにした。
しばらく床の間に飾ったりしていたが、いつの間にかどこかへいってしまった。
 (秋竜山)

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