27.12.04 見 切 り 千 両 NO.998
ということばは確か株式投資格言の一つだったと思います。 江戸時代の一両は初期には20万円で
末期には4~5万円程度だったと思われます。だから、時代を平均して1両が10万円だったとしますと、
1000両は概ね現在の貨幣価値から推定しますと1億円程度になりましょうか?
「見切り」とは見限ることですから、株式投資で持ってる株がいつまでも「頭重い」(「ずおもい」・・・なか
なか上昇しない状態)の場合、思い切って(見限って)売ってしまう。 そうしてまた別の株に乗り換えて
利益を得る、そういう判断は1000両に値するという意味です。
つまり、思い切ることが思い切らないことに較べると1億円の価値があるということ。
でも、50万100万のはした金でチマチマやってるデイトレーダーなんて、一廉の投資家みたいなこと
を言ってる人がいますが、損をしたことは言わないで、儲けたことばかり言っている。
小資本でそんなに儲かることなんか世の中にあるものじゃない。その内にすってんてんになってしまう。
アベノミクスなんてインチキももうそろそろ化けの皮が剥げ落ち頃、この際見切ってはどうだろう?